【ドラゴンボール考察 新シリーズ関連】

<「神と神」のノーマル&超1の強化>

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「神と神」で悟空が超サイヤ人ゴッドの時間切れでノーマルに戻ってから超1に変身して超ゴッド級の戦闘力を発揮した状態。
これは超ゴッドの世界を体に取り込んだことによるものです。
そこで1つ疑問なのが、この時の悟空はそこからさらに超2や超3に変身して、戦闘力を飛躍させていくことができるのか。
しかしもしそんなことができたら、悟空は超ゴッドの力をはるかに超えてビルスも簡単に倒せることになりかねず、さすがにそれは考えにくいように思う。
悟空がビルスに降参したのは、自らの持てる力を全て出し尽くしても勝てない状態にあったからで、超1で超ゴッド級の力を発揮していた時が悟空の最大戦闘力状態ではないかと推測します。
つまりあの状態から超2や超3に変身することはないという見方です。
これを実証するものがあります。

●2014年 最強ジャンプ6月号 鳥山明先生 魔人ブウ編 一問一答

Q.マンガでは超サイヤ人3、アニメでは超サイヤ人4など、果てしなく強くなる悟空ですが、サイヤ人はさらにどこまでも強くなるのでしょうか? いずれは超サイヤ人5とかも・・・!?

A.超サイヤ人、2、3は超サイヤ人のパワーアップしたバリエーションにすぎません。ビルスとの闘いの後、平常時と超サイヤ人を極めた方がレベルを上げられるし、体力の消耗も少ないと悟った悟空は、おそらくもう2や3になることはないと思います。


ここから超1で超ゴッド級の力を発揮した悟空が、そこから超2や超3に変身してパワーアップすることはないと判断できます。
超ゴッドの世界を体に吸収するとは、超ゴッドの力を発揮できるようになるというもので、超1で超ゴッド級の力が発揮されるならそれが上限というのは妥当ではないかと思う。

これと同様の解釈が可能なのが「復活のF」の超ゴッドSS悟空です。
「超ゴッドSS悟空vsゴールデンフリーザ」の闘い内容は、ゴールデンフリーザが戦闘力面でやや上回りながらエネルギーの消耗の激しさでMAX戦闘力が維持できなくなって敗北するというものでした。
これは両者の力の優劣が、そのまま示されていると見ていいのではないかと思う。
超ゴッドSS悟空(青髪超1)が超2や超3に変身すれば、ゴールデンフリーザを簡単に倒せるといったことはないと判断します。

「復活のF」の超ゴッドSS悟空は「神と神」で超1で超ゴッド級の力を発揮した時と同じく、超1が上限で超2や超3への変身はないものだと考えられます。
そして鳥山氏のコメントの
「ビルスとの闘いの後、平常時と超サイヤ人を極めた方がレベルを上げられるし、体力の消耗も少ないと悟った悟空は、おそらくもう2や3になることはないと思います」
から、将来的に悟空が超ゴッドSS状態の超2や超3に進化するといったことも、おそらくないと推測されます。



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超2や超3をなくす物語の方向性には、もう1つ背景が伺えるものがあります。

●「神と神」アニメコミックス

Q.ゴッドのビジュアルの着想は?

A.どんどんマッチョになりはじめた悟空、ハデに変身する悟空に抵抗がありましたので、軌道修正をしたかったのです。ただ、なにも変化のない悟空では、ビジュアルとしてわかりにくいので、髪の色と目だけを変えました。


超ゴッドのデザインがノーマルの髪型で赤髪という極めてシンプルなのは、超3や超4といったハデな進化の方向性に抵抗があったからで、それを軌道修正したかったからとのこと。
超1で最強形態の力を引き出せるようにしてそれを上限にするというのも、進化のハデさを減らす一面といえるように思う。
ここからも将来的に超ゴッドSS状態の超2や超3が出てくることは、おそらくないと予測されます。


●超1が上限で、超2以降の形態への変身がないと思われるもの

・「神と神」の超ゴッド解除後の超1悟空(超ゴッド級の力が発揮される)

・「復活のF」の超ゴッドSS悟空

※将来的な超2や超3への進化もないと予測される。




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「神と神」で超1で超ゴッド級の戦闘力を発揮した悟空とは、ノーマル戦闘力も超1の飛躍率分で超ゴッド級に届くほど強力になっているものです。
超ゴッドの時間切れでノーマルに戻った悟空は、その状態でもビルスとそこそこ闘うことができていました。
(ビルスの攻撃を回避したり、強烈なパンチを浴びせるなど)
この時のノーマル悟空は、超ゴッド覚醒前に超3でビルスに挑んで完敗した時よりも強いと見ていいのではないかと思う。

「超ゴッド解除後のノーマル悟空(ビルスに善戦)>超ゴッド覚醒前の超3悟空(ビルスに完敗)」

これは超1で超ゴッド級の戦闘力を発揮でき、なおかつ「ノーマル→超1」の飛躍率も維持されるという性質によるものです。

●2014年 最強ジャンプ6月号 鳥山明先生 魔人ブウ編 一問一答

A.超サイヤ人、2、3は超サイヤ人のパワーアップしたバリエーションにすぎません。ビルスとの闘いの後、平常時と超サイヤ人を極めた方がレベルを上げられるし、体力の消耗も少ないと悟った悟空は、おそらくもう2や3になることはないと思います。

この「通常時と超サイヤ人を極める」とは、超1で最強形態の力が発揮され、それに合わせてノーマル戦闘力も引き上がるという意味だと考えられます。



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このような超1でそれよりも上の形態の力を引き出し、それに合わせてノーマル戦闘力も強化されるというスタイルは、このころになって初めて出てきたものではなく、原作のころから存在していたものです。
その最たるがゴテンクスです。

悟天とトランクスが精神と時の部屋で初めて超3を完成させ、変身が解けて休んでいる場面。

トランクス「はあ・・・はあ・・・。な・・・!できただろ!」
悟天「う・・・うん!! はあ・・・はあ・・・・・・・・・・・・。す・・・すごいや!超サイヤ人の上があったなんて・・・!

これはその言葉通り、ゴテンクスの超3は超1の1つ上の変身として存在していると解釈していいように思う。

なぜゴテンクスは超2という変身を持たずに、1つ上の変身で超3に到達するのか。
それはゴテンクスの超1がすでに超2の力が開放されている状態で、そこから超2に変身するという概念がないからではないかと思う。

つまり「ノーマル→超1(超2の力が引き出されている)→超3」
という性質ではないかということです。
そうするとノーマルゴテンクスは、超1の変身飛躍率分の戦闘力上昇で超2戦闘力に到達することになります。
これは「神と神」終盤の超1悟空が超ゴッドの力が引き出されているもので、ノーマル悟空も超1の変身飛躍率分で超ゴッド級の戦闘力に到達するほどに強力なものになっているのに共通します。


■「神と神」の悟空(超ゴッド覚醒後)

超1/超ゴッド級の戦闘力が引き出されている(超2以降の変身は不可能)

ノーマル/超1の変身飛躍率分の戦闘力上昇で、超ゴッド級の戦闘力に到達する

■ゴテンクス

超1/超2の戦闘力が引き出されている(超2への変身は不可能で、1つ上の変身が超3)

ノーマル/超1の変身飛躍率分の戦闘力上昇で、超2の力が発揮される

※超2は最低でも復活前セルを倒せる強さがあるもので、青年悟飯が超2の力を開放できる最低ラインの超サイヤ人戦士という見方にも矛盾しない。

詳細:ゴテンクスの超サイヤ人システム




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ゴテンクスには超2変身というものが存在せず、超1の1段階上の変身として超3があるというものです。
そしてこれと同傾向なのが、完全体セルのパワー重視形態(超1−3体型)ではないかと思う。
セルは悟空たち超サイヤ人と同じ性質のものです。
完全体セル(パワー重視形態)は超1−3。
復活セルは超2。
そして悟空戦など通常体型で超サイヤ人のオーラを放っている状態は、自然体超1(日常レベルの超サイヤ人)に相当するものです。
セルにノーマルから超サイヤ人変身という要素がないと思われるのは、精神と時の部屋修業後の悟空親子がピクニックの時から超サイヤ人でいたような、なにもしない日常から超サイヤ人状態でいるからではないかと思う。

詳細:セルの超サイヤ人の変身能力

セルが超2悟飯に追いつめられて、パワー重視形態に変身した場面。
これはセルのパワー重視形態(超1−3)が通常体型(自然体超1)の1つ上の変身として存在していると見ていいものではないかと思う。
つまりセルに超1−2変身は存在しないという見方です。

超1−2は超1−1と比べてバランスに難があるとはいえ、パワーとスピードの両方が大幅に向上するということで、戦闘で十分に活用できるものです。
精神と時の部屋修業後の超1−2ベジータは、変身前の超1−1の時よりも確実に優れ、より強い敵と渡り合える状態にあります。
またフリーザの100%フルパワーも「体への負担+エネルギーの消耗の激しさ」という弱点を抱えているとはいえ、それでも50%状態で闘い続けるよりははるかにマシなものです。

よってもし完全体セルに超1−2変身というのがあるなら、それに変身しない手はありません。
それがなかったということは、やはりセルに超1−2というのは存在せず、1段階上の変身が超1−3(パワー重視形態)であると見るのが妥当ではないかと思う。
ゴテンクスが超1の1段階上の変身が超3になっているのと同じ性質によるものです。

ゴテンクスの超1は超2のパワーが引き出されている性質のため、1段階上の変身が超3となるものだと考えました。
そうなるとセルの通常体型(自然体超1)も超1−2の力が引き出されている性質のため、1段階上の筋肉増強変身が超1−3になると予測されてきます。

これはセルと同性質のセルゲーム時期の超サイヤ人にも共通する見方です。
ベジータとトランクスが、セルジュニア戦で超1−2に変身しなかった理由。
悟空がセル戦で超1−2に変身しなかった理由。
これも自然体超1が、超1−2の力を引き出しているものだからという見方が最適ではないかと思う。

そうするとセルゲーム時の悟空たちのノーマル戦闘力は、超1の変身飛躍率分の戦闘力上昇で超1−2戦闘力が発揮できるものとなります。
つまり超1−1から自然体超1にシフトチェンジしたと同時にノーマル戦闘力も強化されたということです。
「神と神」で超ゴッド覚醒以降の悟空が超1で超ゴッド級の戦闘力を発揮できるようになったため、ノーマル戦闘力もそれに合わせて大幅に強化されたのと同性質のものです。

詳細:自然体超1と筋肉増強変身



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●2014年 最強ジャンプ6月号 鳥山明先生 魔人ブウ編 一問一答

A.超サイヤ人、2、3は超サイヤ人のパワーアップしたバリエーションにすぎません。ビルスとの闘いの後、平常時と超サイヤ人を極めた方がレベルを上げられるし、体力の消耗も少ないと悟った悟空は、おそらくもう2や3になることはないと思います。

このノーマルと超1を極めて、それより上の形態への変身をなくすという進化スタイルは、「神と神」になって初めて出てきたわけではありません。
ゴテンクスの超1が超2の力を引き出しているものであるために、超2変身が存在せず、1つ上の形態が超1−3となるケース。
セルゲーム時期の超サイヤ人戦士や完全体セルの自然体超1が超1−2の力を引き出しているものであるために、1つ上の筋肉増強変身が超1−3となるケース。

このような原作にある進化スタイルが土台になって、「神と神」で悟空が超1で超ゴッド級の力を発揮してノーマル戦闘力もそれに合わせて強化され、超2以降の変身がなくなるという状態が出てきたと考えられます。


■ノーマルと超1を強化して、上の段階の超サイヤ人を減らしたりなくしたりするケース

●セルゲーム時期の超サイヤ人

自然体超1/超1−2の力が引き出されているため、1段階上の筋肉増強変身が超1−3となる

ノーマル/超1−2戦闘力を超1の変身飛躍率で割った戦闘力数値

※通常体型の超サイヤ人の1段階上の筋肉増強変身が超1−3とは、ブロリーのようなイメージのものである。

●ゴテンクス&GT悟空

超1/超2の戦闘力が引き出されているため、1段階上の変身が超3になる

ノーマル/超2戦闘力を超1の変身飛躍率で割った戦闘力数値

●「神と神」の悟空

超1/超ゴッド級の力が引き出されている。超2以降の変身は不可能。

ノーマル/超ゴッド級の戦闘力を超1の変身飛躍率で割った戦闘力数値



※関連考察

ゴテンクスの超サイヤ人システム

セルの超サイヤ人の変身能力

自然体超1と筋肉増強変身




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