【ドラゴンボール考察 その他】

<サイヤ人の種族レベル内の分類>

−1−

サイヤ人という種族自体の能力の高さを示す水準はどのくらいなのか。
これはナメック人の若者の戦闘力3000を上回る水準で、ナッパレベルに相当するものではないかと思う。

ナメック人の若者以下となるラディッツはサイヤ人の落ちこぼれで、サイヤ人という種族全体の凄さを示すには至りません。
ナッパはサイヤ人という種族全体の恐ろしさを示すようなキャラクターではないかと考えられます。

続いてバーダックやベジータ王やベジータ(サイヤ人の限界レベルを超える前)。
彼らは地球人でいう亀仙人や桃白白のような、サイヤ人の超人レベルとなるのではないかと思う。
また明確な根拠はありませんが、アニメ版でベジータ王がフリーザに反旗を翻した時に引き連れていた20〜30人ほどの精鋭も超人レベルのサイヤ人と考えてもいいかもしれません。



−2−

サイヤ人の超人レベルの戦士たちの存在を示すものが作中に存在します。

ドドリアがベジータに惑星ベジータ消滅の真相を語る場面。

▽ドドリア
「サイヤ人ひとりひとりの力はフリーザ様に到底及ばないが・・・数多くのサイヤ人たちが団結しだせばかなりやっかいになる・・・。
それにサイヤ人の中のほんの一部にはおまえのように飛び抜けた戦士が生まれ、そして育ち始めた・・・。妙に力を持ち始めればいつまでも従順に命令を聞くような民族ではないだけにフリーザ様はあの時点で手を打っておく必要があるとお考えになった・・・。
そしてフリーザ様自らが惑星ベジータをサイヤ人もろとも消し去ったのだ!! だがベジータ!フリーザ様に感謝しろよ!!王子であったおまえの天才的な腕は使えそうだったのでわざわざおまえが星にいない時を狙われたのだ!!」

この「サイヤ人の中のほんの一部に生まれる飛び抜けた力を持ったサイヤ人」というのは、超人レベルのサイヤ人と判断していいのではないかと思う。



−3−

地球人の種族レベルの中に「常識内レベル」と「常識外レベル(超人レベル)」が存在するように、サイヤ人も種族レベルの中に常識内レベルと常識外レベルのようなものが存在します。
ベジータ(サイヤ人の限界レベルを超える前)とは、サイヤ人の種族レベル内に収まるものでありながら、サイヤ人として常識外れの強さといえるのではないかと思う。

ベジータ(サイヤ人の限界レベルを超える前)は、サイヤ人の常識外レベルです。
同じくサイヤ人の限界レベルにぶつかった歴代の天才サイヤ人。
(戦闘力50000ほど。超サイヤ人が1000年に1人の逸材なのに対して、彼らは100〜200年に1人の逸材くらいの感覚でとらえる)。
彼らもサイヤ人の常識外レベルといえます。

またサイヤ人の王であるベジータ王やバーダック、サイヤ人の中のほんの一部に生まれる飛び抜けた力を持ったサイヤ人たちというのもサイヤ人として常識外れの強さ(常識外レベル)と判断していいように思う。

一方、サイヤ人という種族全体のレベルの高さを象徴するようなナッパは、サイヤ人として常識的な強さ(つまり「常識内レベル」)といえるのではないかと思います。
またサイヤ人の下級戦士たちも、サイヤ人の落ちこぼれとして常識的に考えられる強さなので「常識内レベル」となります。

サイヤ人の種族レベルの中にも常識内レベルと常識外レベル(超人レベル)に相当するものが存在し、それをさらに超えたのが「突然変異のサイヤ人」です。
これは地球人の戦闘領域の分類と同じです。




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