【ドラゴンボール考察 その他】
<もう1つの人間の壁>
常識内レベルと常識外レベルの境について描かれているものが、もう1つあります。
亀仙流修業の初日に悟空とクリリンが100m走テストを行なった場面。
▽亀仙人
「う〜む・・・めちゃくちゃ早いのう・・・。おまえたち二人ともたいしたもんじゃ。しかしそれはあくまで人間のレベル。完成された武道家になるにはその人間という壁を乗り越えなければならぬ。ここが厳しいのじゃ・・・」
続いて亀仙人が100m走で5秒6のタイムを出した場面。
▽亀仙人
「人間を超えるとはこういうようなもんじゃ。おまえたちの若さなら修業しだいで5秒を切ることもできるぞえ」
この場面で語られている「人間の壁」とはどのようなものか。
これは亀仙人が人間を壁を超えた存在と位置付けられていることから、後でいう常識内レベルと常識外レベルの境にあたるものと判断していいのではないかと思う。
老ピッコロ大魔王の言っていた「人間の壁」の意味とは異なるものです。
亀仙人の言っていた「人間の壁」は常識内レベルと常識外レベルの境となるもの。
老ピッコロ大魔王の言っていた「人間の壁」は常識外レベル(超人レベル)とその上の領域の境となります。
亀仙流修業前の悟空とクリリンが人間の壁を超えていないという状況は、2人が常識内レベルにあることを意味します。
【考察用造語】
●常識内レベル
※補足
パンプットを最上級レベルとする領域。
現実の格闘家に近い感覚でとらえられる。
亀仙人の言う「人間のレベル(人間の壁)」に相当。
※老ピッコロ大魔王の言う「人間の壁」は、常識外レベル(超人レベル)の限界水準。
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