【ドラゴンボール考察 その他】

<ミスター・サタンの強さ>

格闘技のぶっちぎりの世界チャンピオンで世界の英雄として称えられているミスター・サタン。
彼は第23回天下一武道会編以前の時代でいうとどのくらいの武道家レベルで考えられるものなのか・・。
これは印象的なものも含めてパンプットが最も考えられやすいのではないかと思う。

サタンとパンプットには共通的なキャラクター性質というのがあります。

パンプットはジャッキーチュンによると
「うわさの超天才格闘家」

ミスター・サタンはセルゲーム前(デンデが地球にやってきた日)のTV放送によると
「格闘技の超天才」

このような類似する代名詞が存在しています。

次に2人の実績についてみていきます。

パンプットは天下一武道会のアナウンサーによると
「なんとパンプット選手はこの天下一武道会以外のふたつの世界武道選手権でともに優勝を飾っており、この大会で優勝して名実ともに世界完全制覇を狙っております」
との事・・。

一方、ミスター・サタンの実績というと、天下一武道会のチャンピオンという肩書きが印象に残りやすいですが、読者が最初に抱くキャラクター像とはそれとは異なるものだったのではないかと考えます。

サタンが天下一武道会の世界チャンピオンだったというのはブウ編に入って初めて明かされた事です。

ビーデルが悟飯に第25回天下一武道会への参加を進めた場面。
「わたしのパパが前大会(第24回)のチャンピオンで、その前が顔は知らないけど孫悟空っていう謎の男・・・・・・」
より。

ではセル編の時点では、サタンはどのような存在として語られていたのか。

▽セルゲーム アナウンサー(実況の一文より)
「さあーーーっ!!いよいよ地球の運命を賭けたセルゲームがいま始まりました。
世界格闘技選手権ブッチギリ ダントツ1位のミスター・サタン対セル!!たくさんの人命を奪ったセルに正義の鉄拳が炸裂しますーーーっ!!」

ミスター・サタンのもともとの肩書きとは、「世界格闘技選手権ブッチギリ ダントツ1位」というものです。

よって作品を初めて読んでいく中でセル編内で解釈される内容とは、
「ミスター・サタンは世界格闘技選手権でぶっちぎりの世界チャンピオンだった男」
ということになります。

このミスター・サタンが世界チャンピオンになった「世界格闘技選手権」という大会。
これはパンプットが優勝した「(天下一武道会以外の)ふたつの世界武道選手権」というのを彷彿とさせるものではないかと思う。
(同一の大会かというのは別として・・)

これがサタンがパンプットのようなキャラクターとして判断されやすい1つの要因にもなっているのではないかと推測します。

そしてもう1つ考えたいのがミスター・サタンのもともとのキャラクター像についてです。


「JUMP REMIX 鳥山明○作劇場『改(あらため)』傑作短編集 其之一」の龍殊(ドラゴンボール)質問箱より。

[問]ミスター・サタンは、なぜ英雄になれたのか?

[答]勘違いキャラのミスター・サタンは鳥山先生の中では、セルゲーム開幕前の単なるお笑いキャラで終わるはずだった。だが担当のT氏の「このキャラは面白いですね〜」という一言で延命、その後も登場することに。そしてついには地球を救うヒーローにまでなってしまったのだから、人の運命はわからない・・・!?


ここからミスター・サタンはもともとセルゲーム以降に再登場予定がないただの1発キャラだったと判断されます。
つまりサタンが「第24回天下一武道会のチャンピオン」という肩書きは、ブウ編の天下一武道会編に合わせて考えられた後付け設定だったということになります。
よって再登場予定のない1発キャラとして登場した段階では、
「世界格闘技選手権のぶっちぎり世界チャンピオン」
という肩書きだけに収まるものになります。

これはサタンがよりパンプットのようなキャラクターとして考えられた裏付けになるのではないかと思う。

サタンの強さは、パンプットレベルであるというのがここでの結論です。




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