【ドラゴンボール考察 気と戦闘力の関係】

<クリリンに半殺しにされたベジータの状態>

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フリーザ編で、ベジータがクリリンに半殺しにされた場面について考えていきます。
(逆上悟飯のこん身の強力エネルギー波を第3フリーザがはね返した後)。

ベジータ「いいかっ!!!きさまもわかっただろう!!オレたちサイヤ人が死の一歩手前で復活した時に強さが増すことを!!!さっさとこのオレを半殺しにするんだっ!!!自ら死にかけても効果はないっ!!!きさまがやるんだ!!!
早くしろっ!!!フリーザが最後の変身をする前にっ!!!」
クリリン「オ・・・オレの力じゃ お・・・おまえを半殺しになんか・・・」
ベジータ「心配するな・・・。オレは戦闘力を限界まで下げる・・・!一瞬で治療をすることのできるあのナメック星人のガキがいたことは幸運だったんだ・・・」

このクリリンの「オレの力じゃおまえを半殺しになんか(できない)」とは、どのようなものなのか。
ベジータがクリリンに半殺しにされるとは、RPG流にいうとベジータのHP(技消費値兼用)の大半が消失して0近くになることを意味します。
ベジータのHP(技消費値兼用)は、クリリンのHP(技消費値兼用)をはるかに上回ります。
そして通常通りなら、クリリンは自らのHP量を大きく上回るHP量(技消費値兼用)を一撃で0近くに持っていくということはできません。
なぜならそれは自らの戦闘力を大きく上回る者に致命的なダメージを与えなければならないからです。

クリリンが自らのHP量を大きく上回るHP量(技消費値兼用)を一撃で0近くに持っていくとは、どのような状況で実現するのか。
それはクリリンの戦闘力を大きく上回る者が、戦闘力のコントロールでクリリンを下回る数値にまで下げた状態で、攻撃をくらうことです。
これは戦闘力はクリリンを大きく下回りながら、HP(技消費値兼用)はクリリンを大きく上回るという状態です。



−2−

通常の状態で、一撃で相手に与えられるダメージエネルギー量には限りがあります。
なぜなら自らが一撃で致命傷を与えられる戦闘力レベルの相手とは、HP(技消費値兼用)も自分より下(またはそれほど変わらない)からです。
そしてHP(技消費値兼用)が自分を大きく上回る相手となると、戦闘力も自分を大きく上回るため、大ダメージを与える(たくさんのHP量を消失させる)ことは不可能になります。

自らのHP量を大きく上回るHP量(技消費値兼用)を一撃で0近くに持っていかれるケースとは、その者が戦闘力のコントロールで自分よりも戦闘力を下に引き下げた時のみとなります。




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