【ドラゴンボール考察 気と戦闘力の関係】

<高戦闘力水準でのダメージエネルギー量>

RPGが強い者ほどHPが高くなっていくように、『DB』も戦闘力水準が上がるほど総エネルギー量(体力)も上がり、倒すにはよりたくさんのダメージを与えなければならないものだと考えました。
そして「ギャリック砲→ビックバンアタック→ファイナルフラッシュ」は、相手に与えるダメージ度合いは維持されるものでありながら、ダメージエネルギー量は増えているものとなります。

これはパンチやキックにも反映されます。
ベジータが19号に顔面を殴られ、体勢を後方にぐらつかせながらそのまま踏ん張って体を起こし、口を切って血を流しながら「やはりそんな程度だろうな・・・」と笑みを浮かべる場面。
超2悟飯がフルパワー完全体セルに顔面を殴られ、体勢を後方にぐらつかせながらそのまま踏ん張って体を起こし、口を切って血を流すも、平然としている場面。

これは共に圧倒差で起こる現象で、ダメージ度合いも同じくらいと考えられるものです。
しかし19号戦超ベジータとセル戦超2悟飯では、体力(総エネルギー量)が大きく異なるため、ダメージ度合いが維持されているのなら、ダメージエネルギー量は増えていると解釈していいのではないかと思う。

よって戦闘力水準が上がるほど、通常の肉弾戦などを含めて、両者が受けるダメージエネルギー量は多くなっていくと考えられます。
それを示すのが、バビディの宇宙船のステージバトルで、超2悟空と超2ベジータが互角の闘いを繰り広げ、魔人ブウの玉のエネルギーが満タンになった場面。
(魔人ブウの玉の台座のメーターから「ビーーッ ビーーッ」と音が鳴る)。

界王神「バ・・・バカな・・・・・・。な・・・なぜこうも一気に悟空さんのダメージエネルギーが・・・・・・!?」
悟飯「そ・・・そうか・・・!!おとうさんは超サイヤ人をさらに超えたレベルで闘ってるんだ・・・。た・・・たぶんベジータさんも・・・。す・・・すごいふたつの力がぶつかりあえば、そ・・・そのダメージもものすごい・・・・・・・・・!!!」

これはRPGに置き換えると、わかりやすくなる現象です。
HPが300同士の2人の互角の決戦で、1ターンごとに両者が受けていく平均的なダメージ水準。
HPが5000同士の2人の互角の決戦で、1ターンごとに両者が受けていく平均的なダメージ水準。
これはかなり異なるものになります。

例として、HP300同士の決戦では180のダメージとは、強力な必殺技を使った時くらいのマレなケースに留まります。
しかしHP5000同士の決戦で、通常攻撃で180くらいのダメージをどんどんと削りあっていくというのは、普通にあることです。
そしてHP5000同士の決戦で強力必殺技がら出てきたときというのは、1000以上のダメージというのは普通にあります。

これを作中に当てはめます。
フリーザやセルの変身とは、RPG流にいうとBP(戦闘力)とHP(技消費値兼用)の両方が引き上がるようなものです。
それと同じく、悟空たちの超サイヤ人&上の段階の超サイヤ人変身も、RPG流にいうとBP(戦闘力)とHP(技消費値兼用)の両方が引き上がるようなものとなります。
フリーザ戦で悟空が元気玉を放って、自力で泳ぐのが困難なほど力を使い果たしながら、超サイヤ人に変身したことである程度の体力(エネルギー)がみなぎってきたのも、それによるものです。

そうすると悟空とベジータが超1同士で互角の決戦を繰り広げるのと、超2同士で互角の決戦を繰り広げるのでは、総エネルギー水準が高い後者の方が、ダメージエネルギー量が大きいということになります。
これが悟空のダメージエネルギーが、あっというまに魔人ブウの玉のエネルギーを満タンにしてしまった理由ではないかと判断します。




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