【ドラゴンボール 戦闘力考察関係】

<人造人間編超トランクスの強さ(2)>

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なぜトランクスの初登場時と再登場時は、ほぼ同じ強さという見方が生まれるのか。

外見がほとんど変わらないという視点もありますが、1番の根拠となっているのがトランクスが初めて過去に行く時のタイムマシンのエネルギーチャージ期間が8ヶ月だったという点です。
(ブルマの「チャージするだけで8ヶ月もかかってたんじゃテストもできないわね。ちゃんと行って帰ってこれると思うんだけど」より)

つまりトランクスが再び過去にやってくるまでにかけた期間は、8ヶ月後ではないかという見方です。
しかしそうとは限らないと思う。
なぜなら未来の人造人間を倒したことを報告するための3度目の過去行きのタイムマシンのエネルギーチャージには、3年の月日を費やしているからです。
よって2度目に過去に行く時のタイムマシンのエネルギーチャージ期間は、3度目と同じ3年という考え方もできてくると思う。
また1度目は8ヶ月で3度目は3年ということで、その中間の年月という考え方も可能になります。

初登場時と再登場時のトランクスに外見の変化がないという点から、あまり年月は経っていないのではないかという見方もあります。
しかしセルゲーム後に未来に帰って人造人間を倒した時とその3年後にセルを倒した時も、外見に変化がないことを考えると3年という見方も可能になるように思う。
悟空も第23回天下一武道会編(18歳時)からラディッツ襲来までの5年間で、外見に特に変化はありませんでした。

再登場時のトランクスが初登場時から3年経過しているという見方は、十分に可能となるものです。
ただしこれは2度目のタイムマシンのエネルギーチャージ期間が8ヶ月ではなく、3年であると結論づけるものではありません。
あくまで8ヶ月から3年まで、幅広く考えることができるという意味です。
では再登場までの期間を8ヶ月とした場合、トランクスが悟空たちと同じスケールでパワーアップしていたという見方はどのように説明づけるのか。

これは話の都合に合わせた強引なパワーアップということになるのではないかと思う。
ピッコロが界王星でのわずか5日間の修業でネイルを上回る力を得たのも、いわゆる話の都合に合わせた強引なパワーアップとよべるものではないかと思う。

トランクスが8ヶ月で悟空たちと同スケールの大きな成長を果たしたという見方をするなら、それと同じようなものと考えます。

悟空たちが打倒人造人間に向けた3年間の修業で大幅なパワーアップをしていたように、その最終決戦に再びかけつけるトランクスも、それと同じくらいのスケールでパワーアップしていたというのが、話の流れとして重要なポイントではないかと思います。


■力関係
「人造人間編超悟空・超ベジータ《=未来18号》≧人造人間編超トランクス≧人造人間編ピッコロ>最高時20号>超悟空(地球帰還時)≧超トランクス(初登場時)」

※人造人間編の「超悟空>ピッコロ」の圧倒差の間に、僅差の「悟空≧トランクス」が入ると、ピッコロとトランクスも僅差になる。




−2−

悟空とトランクスのフリーザ親子地球来襲編から人造人間編にかけてのパワーアップ率は比例するもので、人造人間編は「超悟空=超ベジータ≧超トランクス」という力関係です。
これがベジータと互角の未来18号を相手に、トランクスはそこそこ闘えるという状況にもつながります。

この人造人間編開始時点の「ベジータ≧トランクス」という力関係によって、より当てはまってくるものがあります。

超1−2ベジータが第2セルを圧倒している場面。

▽ベジータ
「くっくっく・・・。さらにショックな事実を教えてやろうか!あそこにトランクスというやつがいる・・・。そいつもオレほどじゃないが近い実力を持っているぞ・・・!」

このベジータの認識している「ベジータ≧トランクス」という力関係。
(1割優劣と推測)。

これは精神と時の部屋に入る前の2人の力関係がそのまま比例しているものとなります。

セルゲーム時に周囲が予測していた悟飯の強さ(ベジータやトランクス以下)は、精神と時の部屋に入る前の悟空と悟飯の戦闘力差(2倍と推測)がそのまま比例するという見方を前提とするものでした。

精神と時の部屋修業後のベジータが認識していた「ベジータ≧トランクス」という力関係もそれと同じで、修業前の2人の力関係を前提とするものになります。



■超トランクス(初登場時)と未来人造人間の差を示すコメント

▽トランクス(番外編で、人造人間に完敗して、病院のベッドでブルマに看病されている場面)
「母さんの言った通りだ・・・・・・・・・。まだまだ人造人間との差はでかかったよ・・・・・・

■超トランクス(人造人間編)と未来人造人間の差を示すコメント

▽トランクス(17号・18号に、戦士たちが全滅させられた後)
「あいつら・・・。ま・・・またオレの知っている人造人間とは、す・・・少しちがってるんです・・・・・・。あ・・・あれほどとんでもないやつらじゃなかった・・・・・・・・・。オ・・・オレでもそこそこは闘えるぐらいの・・・・・・・・・



作中の人造人間編開始時点の戦士たちの強さとは、人造人間編完結構想(ラスボスが19号・20号or17号・18号・16号)の中で、作品終了時の強さになるものだと考えました。
そのような物語の流れを踏まえると、フリーザ親子地球来襲編時点から、トランクスを含めた戦士全員が大幅パワーアップをして人造人間との最終決戦(作品最後の決戦)に向かっていくというのは、妥当といえるのではないかと思う。



−3.人造人間編超トランクスの戦闘力−


■戦闘力考察

超トランクス(初登場時)  1875万   ※同:超悟空(初覚醒時体力全開計算)
超悟空(地球帰還時)  2062万5千
最高時20号  2500万
ピッコロ(人造人間編)  3000万
超悟空(人造人間編)  3750万   ※地球帰還時の81.8181・・・%増
超ベジータ(人造人間編)  3750万
未来18号  3750万   ※同:初期設定18号

 戦闘力一覧


トランクスの初登場時から人造人間編にかけての戦闘力の成長について、まとめていきます。

未来世界で悟飯がトランクスと何ヶ月も先を見据えて、修業していた内容。
これはこの時点で悟飯が認識している人造人間の強さ(MAXの半分以下)でも、悟飯を上回っていると判断できるものです。
都を襲撃した人造人間に闘いを挑みに行ったのは、勝てる自信があったからではなく、
「くそ・・・・・・・・・。も・・・もう許せない・・・・・・・・・!!」と言っているように、
次々と人々が殺されていく状況にガマンできなかったからではないかと思う。
「ピッコロvs17号」の戦闘が始まった中で天界にいた悟飯が、
「そんなっ!!ピッコロさん殺されちゃう!!」
と飛び出していこうとして、悟空に止められたのと同じです。

悟飯が人造人間に闘いを挑みにいく前にトランクスを気絶させた場面。

▽悟飯
「もしキミまで死んでしまったら地球を守る戦士はだれもいなくなってしまう・・・。何年か先、あの人造人間どもを倒すことのできる可能性を持った最後の戦士が・・・」

これは悟飯のイメージする数年後のトランクスが、半分の力も出していない人造人間なら倒せるというくらいのもの。
よって悟飯が自分の知る人造人間の強さが、MAXの半分以下でしかなかったと知らされて愕然とした内容。
これは先ほどイメージした、数年後のトランクスが人造人間を倒してくれるという希望が打ち砕かれたものということになります。
そしてその悪夢が実現したのが、3年後にトランクスが今の自分なら人造人間を倒せると闘いに挑み、完敗したという内容(まだまだ差はでかかったと思い知らされた内容)ではないかと思う。

未来人造人間にとって超トランクス(初登場時=番外編青年時)とは、その気になればいつでも即座に始末できるもので、「50%フリーザvsノーマル悟空」と似たような感じでとらえられるものです。
戦闘力差も2倍という、共通するものだと推測します。

詳細:初登場時トランクスと未来人造人間の力の差
詳細:初登場時のトランクスの強さ

そして現代の闘いで、戦士たちが人造人間に敗北した場面。

▽天津飯
「は・・・はっきり言うぞ・・・!悟空がいくら強いといってもトランクスやベジータとそれほど変わるもんじゃないはずだ・・・・・・。絶対に勝てっこない・・・!!悟空でも・・・・・・」

ここから人造人間編開始時点の超悟空・超ベジータ・超トランクスの3者の戦闘力は、切迫しているものだと考えました。
これはフリーザ親子地球来襲編から人造人間編にかけての、悟空とトランクスのパワーアップ幅が同級のものとなることで、可能となるものです。
フリーザ親子地球来襲編の「超悟空≧超トランクス」(1割優劣と推測)という力関係。
これが人造人間編開始時点の「超悟空≧超トランクス」(同じく1割優劣と推測)という力関係に、比例して現れるという見方になります。

それによって、人造人間編の超悟空・超ベジータが戦闘力面で未来18号と互角なのに対して、人造人間編超トランクスは未来18号とそこそこ闘えるという状況が成立します。

[超トランクス(初登場時):1875万]は、半分の力も出していない未来人造人間なら倒せるというくらい。
よって未来18号は、超トランクス(1875万)の2倍の「3750万」。
人造人間編の超悟空・超ベジータも「3750万」となります。

人造人間編の超悟空と超トランクスの優劣は、フリーザ親子地球来襲編時の両者の優劣(1割差)が比例して現れると推測するもの。
よって人造人間編超トランクスの戦闘力は、同時期の超悟空(3750万)の1割減の「3409万909・・・」となります。

計算式
「3750万÷1.1=3409万909・・・」

人造人間編ピッコロの強さは、20号を圧倒した時の、
「きさまらが思ったほどの強さではなかったのか。それともオレたちが強くなりすぎてしまったのか・・・」
から、超トランクス(初登場時)の圧倒2つ分上は見込める「3000万」。
(正確には[超悟空(地球帰還時):2062万5千]の45.4545・・・%増、[超トランクス(初登場時):1875万]の60%増という見方になる)。

[人造人間編超悟空・超ベジータ:3750万]と[人造人間編ピッコロ:3000万]の優劣は、圧倒差の25%差。
[人造人間編超悟空・超ベジータ:3750万]と[人造人間編超トランクス:3409万909・・・]の優劣は10%差。
[人造人間編超トランクス:3409万909・・・]と[人造人間編ピッコロ:3000万]の優劣は、11.3636・・・%差(1割強)となります。


■戦闘力考察

超トランクス(初登場時)  1875万   ※同:超悟空(初覚醒時体力全開計算)
超悟空(地球帰還時)  2062万5千
最高時20号  2500万
ピッコロ(人造人間編)  3000万
超トランクス(人造人間編)  3409万909・・・   ※初登場時の81.8181・・・%増
超悟空(人造人間編)  3750万   ※地球帰還時の81.8181・・・%増
超ベジータ(人造人間編)  3750万
未来18号  3750万   ※同:初期設定18号

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