【ドラゴンボール 戦闘力考察関係】

<人造人間編のピッコロと19号・20号の強さ(2)>

−1−

「オレたちが強くなりすぎてしまった」が選択肢の1つとして考えられる状況とは、人造人間編のピッコロが初登場時のトランクスを圧倒できる相手をさらに圧倒するくらいの強さがあることが条件となります。
ただし正確には、地球帰還時の超悟空の圧倒2つ分上くらいの方がより適切ではないかと考えました。
そうするとトランクスの会話から想定できる最低の人造人間レベルは、初登場時の超トランクスの瞬殺1つ分上、地球帰還時の超悟空の圧倒1つ分上となります。

それを圧倒できるピッコロの強さは、人造人間編の超悟空や超ベジータの圧倒1つ分下となります。

「超トランクス(初登場時)≦超悟空(地球帰還時)<20号(最高時)<ピッコロ(人造人間編)」


■この考え方に基く、戦闘力一覧に掲載した戦闘力

超トランクス(初登場時)  1875万
超悟空(地球帰還時)  2062万5千
最高時20号  2500万
ピッコロ(人造人間編)  3000万
超ベジータ(人造人間編)  3750万
超悟空(人造人間編)  3750万
未来18号(=初期設定18号)  3750万

−補足−
初期設定の19号・20号(ラスボスvar.)は、未来18号の3750万付近の戦闘力水準と推測する。

 戦闘力一覧




−2−

未来人造人間(18号)は、超トランクス(初登場時)の2倍だと考えました。
そしてそこまではかけ離れていないが、初登場時の超トランクスを倒せるだけの強さはあるというのが、最高時の19号や20号ではないかと思う。
それが作中で戦士たちが、今 目の前にいる19号や20号がトランクスの恐れていた人造人間だと信じて疑わないストーリーの背景ではないかと判断します。

トランクスが、決戦場に現われた場面。

トランクス「だ・・・だれなんですかあいつは・・・。あいつと戦っていたんでしょ・・・?」
ベジータ「なに・・・!? だれって・・・てめえの言っていた人造人間だろう!!」
トランクス「ど・・・どういう事だ・・・」
ピッコロ「ち・・・ちがうのか・・・!?」
悟飯「え・・・!?」
クリリン「な・・・なんだって!?ち・・・ちがうっていったのか・・・!?」
天津飯「そ・・・そんな!!」

―中略―

ベジータ「だったらあいつはなんだ!?なんだってんだ!!」
トランクス「・・・・・・・・・」

[そこへブルマの飛行機がやってくる]

20号「きさまらに絶対に勝ち目がないと言ったのはホントだ!!17号と18号が今にキサマらを殺しにやってくるぞ!!」
『17号・・・!?』
『18号・・・!?』

[20号はエネルギー波で周囲を爆破させて姿をくらます]


これも、今 目の前にいる20号が超トランクス(初登場時)を倒せるだけの強さは十分にあって、「自分たちが強くなりすぎてしまった」というケースが選択肢の1つとして考えられる状況にあったからこその内容とみるのが適切ではないかと思う。



−3−

19号・20号の作中における役割りとは、どのようなものなのか。
これは打倒人造人間に向けた3年間の修業で劇的にパワーアップした戦士たちの引き立て役となるものではないかと考えます。
パワーアップした戦士の凄さを見せるのに最も適した強さとは、パワーアップ前の強さを上回るものです。

ナッパは、界王星修業でパワーアップした悟空の引き立て役となるような存在でした。
またリクームも、宇宙船の重力修業でパワーアップした悟空の引き立て役ともいえる存在です。
いずれもパワーアップ前の悟空を大きく上回る存在です。

19号・20号とは、ナッパやリクームのような、劇的にパワーアップした戦士の引き立て役として描かれているものではないかと思う。

ピッコロやベジータに圧倒されるなど、しょぼいイメージの19号・20号ですが、それでも初登場時の超トランクスや地球帰還時の超悟空を上回っていると推測します。



■パワーアップした戦士の引き立て役の敵

●ナッパ
界王星で大幅パワーアップした悟空の引き立て役。

●リクーム
宇宙船の重力修業で大幅パワーアップした悟空の引き立て役。

●19号・20号
人造人間出現に向けた3年間の修業で大幅パワーアップした戦士たちの引き立て役。



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■関連考察

人造人間編超トランクスの強さ



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