【ドラゴンボール 戦闘力考察関係】

<この時代の17号・18号と戦士たちの力の差>

−1−

この時代の戦士たちと人造人間17号・18号(未来人造人間を上回る)の力関係について考えたいと思います。

その判断要素の1つとして、ベジータが18号と闘っている場面を見ていきます。

トランクス「(す・・・凄い・・・!!父さんがここまで強いなんて気が付かなかった・・・!!あのとんでもない人造人間と互角に戦うことができるなんて・・・!!)」
ピッコロ「殺されるぞ。ベジータは・・・」
トランクス・クリリン「「え!?」」
ピッコロ「見ろ・・・。わずかずつだが人造人間の方が押し始めている。敵はまるでパワーが落ちないがベジータは動けば動くほどスタミナが減っていくからだ」

ここからベジータと現代18号は戦闘力面では互角と考えられてきます。
そうするとベジータは、未来人造人間なら上回っているのではないかという考え方が生まれてきます。

果たして「ベジータ=現代18号>未来18号」なのか・・。

実はこのピッコロの見立ては当てにはならないもので、本気の18号はベジータよりもはるかに強かったのではないかと考えています。

それはなぜか・・。
神と融合したピッコロと17号が激闘を繰り広げられる場面。

▽17号
「ふふ・・・・・・。パワーは互角でもスタミナに差がつきはじめてきたようだな・・・。オレのエネルギーは永久に減らない・・・」

ここから、神と融合したピッコロと17号は、戦闘力面で互角だと考えられます。
そして神と融合したピッコロと17号の激闘が始まった場面。

悟空「始まった・・・!!闘っているのはピッコロだ・・・」
悟飯「相手はセルってやつでしょうか・・・!!」
悟空「いや。相手の気が感じられねえ。たぶん人造人間たちだ」
悟飯「そんなっ!!ピッコロさん殺されちゃう!!」
悟空「行ってもムダだ悟飯っ!!今のままじゃレベルが違いすぎる!!足手まといになりたいかっ!!」

ここから神と融合したピッコロと17号は、精神と時の部屋に入る前の悟空よりもはるかに格上だと考えられてきます。

次に17号・18号が戦士たちを全滅させて、クリリンの前に立ちふさがった場面。

▽17号
「心配するな。どいつもまだ生きている。早く仙豆ってやつを食わせてやるんだな。すっかり回復するんだろ?
もしもっと腕を上げる事ができたらまた相手になってやると言っておいてくれ」

これも17号たちがベジータよりもはるかに格上であることを示しているように思う。
そして17号と18号が悟天とトランクスのような僅差の力関係にあるという見方を前提にすると、現代17号・18号は悟空やベジータ(精神と時の部屋に入る前)をはるかに上回るということになります。



−2−

この力関係を示すもう1つのキーワードが、第1セル(ジンジャータウン決戦時)を交えた力関係です。

第1セル(ジンジーャータウン決戦時)の強さはどのくらいなのか・・。

悟空が心臓病から復活し、瞬間移動で悟飯のいる飛行機へと向かってピッコロと話している場面です。

▽悟空
「オラ今のままじゃ人造人間にもセルってやつにもとても勝てやしねえ。悟飯を連れて修業に行ってくる。たった1日で1年間の修業ができる所へ・・・」

この場面から、
「超悟空(精神と時の部屋修業前)<第1セル(ジンジャータウン決戦時)」
と考えられます。

また第1セル(ジンジャータウン決戦時)は、初登場時の強さとピッコロの腕エネルギー吸収後の2種類に分けられますが、悟空の「とても勝てやしねえ」という反応から、初登場時でも悟空を上回っていると考えていいのではないかと思う。

「超悟空(精神と時の部屋修業前)<第1セル(初登場時)<第1セル(腕エキス吸収後)」

次にベジータが、ジンジャータウンへと向かっていく場面。

▽ベジータ
「ふたつのバカでかい不思議な戦闘力を持ったヤツのひとつはかき消えた・・・。だ・・・だがもうひとつは残っている・・・。17号とかいう人造人間どもじゃない。やつらは気配がいっさいなかった・・・。な・・・何者なんだいったい・・・!!」

これも片方の戦闘力は自分よりも下と解釈しているのではなく、両方とも自分よりも上の戦闘力と判断しているとみるのが適切ではないかと思う。

そうするとジンジャータウンでピッコロが、集まってきた戦士たちに謎の怪物セルの正体を聞かせた場面。

▽ベジータ
「(ふ・・・ふざけやがって。どいつもこいつも・・・!!宇宙一の超サイヤ人をあっさり出し抜きやがって・・・!!
頭に来るぜ・・・!!なあカカロット・・・)」

この「宇宙一の超サイヤ人をあっさり出し抜いた存在」の中には、ピッコロや人造人間の他に、ジンジャータウン決戦時のセルも含まれているということになります。

「超悟空・超ベジータ<第1セル(初登場時〜腕エキス吸収後)」

そしてジンジャータウンから退散したセルが、人々のいる町を見つけた場面。

▽セル
「ふははははは・・・!待っていろ17号18号!数日もあればおまえたちのパワーをはるかに超え、わたしが吸収してやるぞ!!」

この場面から、17号と18号の両者とも第1セル(腕エキス吸収後)を上回っていると考えられます。

総合すると
「超悟空・超ベジータ(精神と時の部屋修業前)<第1セル(初登場時〜腕エキス吸収後)<現代18号≦現代17号=ピッコロ(神と融合後)」
となります。

よって18号がベジータと互角に闘っていたのは、手加減していたものとなります。
「フリーザvsノーマル悟空」もフリーザにとってはその気になれば即座に始末できるものでありながら闘いは長引き、序盤のウォーミングアップ攻防戦では一進一退の互角の攻防を繰り広げていました。
「ベジータvs18号」の互角の攻防は、「フリーザvsノーマル悟空」の序盤のウォーミングアップ攻防戦のようなものとみていいのではないかと考えます。



−3−

ここでピッコロの認識する人造人間レベルについて考えていきます。

ベジータと18号が闘っている場面。

▽ピッコロ
「見ろ・・・。わずかずつだが人造人間の方が押し始めている。敵はまるでパワーが落ちないがベジータは動けば動くほどスタミナが減っていくからだ」

これはベジータと18号が戦闘力面では互角と解釈しているものと思われます。

しかし人造人間が去っていき、仙豆のことを知りながら生かされたことを知らされた場面。

ピッコロ「なに・・・・・・!?せ・・・仙豆のことまで知っていたというのか!?」
天津飯「ど・・・どういうことだ・・・。そこまで知っておきながら な・・・なぜオレたちを殺さなかった・・・・・・・・・」
ピッコロ「オ・・・オレたちなぞ こ・・・殺すまでもないということか・・・。相手にもしていないんだ・・・・・・。
・・・当然だ・・・・・・。やつらは強い・・・・・・。強すぎる・・・・・・。ま・・・まさかあれほどまでとは・・・・・・・・・」


これはベジータと18号が戦闘力面では互角という見立てが前提になっているのではなく、悟空が「レベルがちがいすぎる!!」と言っていたような、はるかに格上という見立てが前提になっているものではないかと思う。
つまりピッコロは18号の強さの評価を訂正していたということになります。
そしてこれが神と融合するために天界へと向かうという決意へとつながります。

ピッコロが天界へと飛び立った直後の場面。

▽クリリン
「ピ・・・ピッコロがもしほんとに神様と合体するつもりだとしたら・・・。そ・・・それだけ・・・・・・あいつが追いつめられるほど・・・とんでもない敵だって感じたんだ・・・・・・。
あ・・・あいつ・・・・・・神様 大っキライだったのによ・・・・・・・・・」

これもピッコロの認識する17号・18号の強さが悟空やベジータよりもはるかに格上というのが前提になっているように思う。



−4−

ピッコロの人造人間レベルの認識をまとめます。

ベジータと18号が闘っていた場面。

▽ピッコロ
「見ろ・・・。わずかずつだが人造人間の方が押し始めている。敵はまるでパワーが落ちないがベジータは動けば動くほどスタミナが減っていくからだ」

これは戦闘力面でベジータと18号は互角という認識が元になります。

そして人造人間に完全敗北した場面。

▽ピッコロ
「オ・・・オレたちなぞ こ・・・殺すまでもないということか・・・。相手にもしていないんだ・・・・・・。
・・・当然だ・・・・・・。やつらは強い・・・・・・。強すぎる・・・・・・。ま・・・まさかあれほどまでとは・・・・・・・・・」

これはそれまでの評価を訂正したもので、悟空の「レベルがちがいすぎる!!」と同じく、悟空やベジータのはるかに格上と認識しているものになります。



■この考え方に基く、戦闘力一覧に掲載した戦闘力

−人造人間編−

超悟空  3750万
超ベジータ  3750万

第1セル(初登場時)  5000万
第1セル(腕エキス吸収後)  6187万5千

現代18号  7500万
 ※第1セル(腕エキス吸収後)の21.2121・・・%増
現代17号  8250万
ピッコロ(神と融合後) 8250万
 ※18号の10%増
 ※第1セル(腕エキス吸収後)の33.3333・・・%増
 ※超悟空・超ベジータの2.2倍

−補足−
未来人造人間は、これほど強力ではない。

 戦闘力一覧





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