【ドラゴンボール 戦闘力考察関係】

<ベジータと第1セルの優劣(詳細)>

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第1セルはジンジャータウン決戦時の段階で、すでに超ベジータを上回る強さだと考えました。

詳細:この時代の17号・18号と戦士たちの力の差

そこで考えたいのが、セルがジンジャータウンを去って走っていく時に、上空を飛ぶベジータを見つけて、木の陰に隠れた場面について。
これはベジータが、セルを上回っているもののように思えます。
しかしそうではないと思う。

セルがベジータを見つける直前の場面。

▽セル(走りながら)
「・・・・・・さて、この近くに町があるはずだ。安心してじっくりと生体エネルギーをいただくとするか!ピッコロたちが気付けば、また場所を移すだけ・・・・・・」

ベジータを発見する直前のセルの思考とは、近くの町で安心してじっくりと生体エネルギーをいただこうというものです。
そうするとその直後にベジータに飛びかかろうとする行動の方が、むしろ不自然ではないかと思う。
(まだピッコロのいる場所から、それほど離れていないという点も考慮に含む)



−2−

これに似たケースが、もう1つ存在します。
それがナメック星でベジータが、フリーザの宇宙船から5つのDBを奪取し、その直後に最長老の元から帰るクリリンの気を感じて、とっさに岩山の影に隠れた場面。
その場面を見ていきます。

ベジータ「くっくっく・・・・・・。これでオレがあの村の水に沈めたやつを入れれば、後はたった1つで7個全てがそろう・・・!」
「ん!?」

[気を感じたベジータが、岩山の影の相手から見えない位置に身を隠す]

ベジータ「強い戦闘力が・・・!ザーボンか!?」
「ちがう・・・!ザーボンよりは戦闘力が劣る・・・!」
「!!」

[最長老の家から帰る途中のクリリンが、ベジータの横上空を通過していく]

ベジータ「あいつは地球人の・・・・・・!!!な・・・なぜこのナメック星に・・・!!」

これは第1セルが走っている途中で、上空を飛ぶベジータからとっさに身を隠すケースに似ています。

セル「・・・・・・さて、この近くに町があるはずだ。安心してじっくりと生体エネルギーをいただくとするか!ピッコロたちが気付けば、また場所を移すだけ・・・・・・」
「!」

[セルが木の陰に身を隠すのとほぼ同時に、ベジータがその横の上空を通過していく]

セル「ベジータか・・・・・・!?あいつもまだ17号たちに殺されていなかったのか・・・・・・。しかもあいつまで予想を大きく上回るパワーを・・・・・・・・・。
急いだ方がいいかもしれんな」

いずれも自分よりも弱い者の気を不意に感じて、とっさに身を隠すという共通性があります。
(あるいはベジータがクリリンの気をとっさにザーボンの気と勘違いしたように、セルも自分よりも劣るベジータの気を、とっさにそれ以上と評価したケースもあるかもしれない)。


■上空から飛んでくる自分よりも弱い者の気を感じて、とっさに身を隠すケース

・ナメック星でベジータが、フリーザの宇宙船から5つのDBを奪取した直後に、最長老の家から帰るクリリンの気を感じて、とっさに岩陰に隠れたケース。

・第1セルが太陽拳でジンジャータウンから退散し、走って近くの町へ向かう途中でベジータの気を感じ、とっさに木の陰に隠れたケース。




−3−

これらから、ジンジャータウンから退散したセルが、ベジータの気を感じて身を隠した内容とは、別にセルがベジータよりも弱いことを示すものではないと考えられます。

そしてベジータが、ジンジャータウンへと向かっていく場面。

▽ベジータ
「ふたつのバカでかい不思議な戦闘力を持ったヤツのひとつはかき消えた・・・。だ・・・だがもうひとつは残っている・・・。17号とかいう人造人間どもじゃない。やつらは気配がいっさいなかった・・・。な・・・何者なんだいったい・・・!!」

ジンジャータウンでピッコロが、集まってきた戦士たちに謎の怪物セルの正体を聞かせた場面。

▽ベジータ
「(ふ・・・ふざけやがって。どいつもこいつも・・・!!宇宙一の超サイヤ人をあっさり出し抜きやがって・・・!!
頭に来るぜ・・・!!なあカカロット・・・)」

悟空が心臓病から復活し、瞬間移動で悟飯のいる飛行機へと向かって、ピッコロと話している場面。

▽悟空
「オラ今のままじゃ人造人間にもセルってやつにもとても勝てやしねえ。悟飯を連れて修業に行ってくる。たった1日で1年間の修業ができる所へ・・・」

これらを踏まえ、「第1セル(ジンジャータウン決戦時)>超ベジータ」と判断していいように思う。




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