【ドラゴンボール 戦闘力考察関係】

<初登場時のトランクスの強さ>

−1−

悟飯がトランクスとまだまだ何ヶ月も先を見据えて修業している段階で認識されている人造人間のレベルはMAXの半分以下でしかないものです。

悟飯が人造人間に闘いを挑みにいく前にトランクスを気絶させた場面。

▽悟飯
「もしキミまで死んでしまったら地球を守る戦士はだれもいなくなってしまう・・・。何年か先、あの人造人間どもを倒すことのできる可能性を持った最後の戦士が・・・」

この悟飯のイメージする人造人間を倒せるだけの力を得た数年後のトランクスとはどのくらいの強さなのか。
これは「半分の力も出していない人造人間なら倒せる」というくらいのレベルではないかと思う。

悟飯が自分の知る人造人間レベルがMAXの半分以下でしかなかったと知らされて
「なに・・・!?」と愕然とさせられた場面。

これは自分が人造人間を倒せる自信を打ち砕かれたのではなく、先ほどの数年後のトランクスが人造人間を倒してくれるという希望のイメージが打ち砕かれたというものではないかと思う。

そして悟飯のイメージした数年後のトランクス(半分の力も出していない人造人間なら倒せる)と同等の力を得ていたのが、3年後のトランクス(初登場時レベル)だったのではないかと思う。

そうすると初登場時のトランクスは半分の力も出していない人造人間なら倒せるというくらい。
人造人間の半分の強さで説明がつくものになります。
これをちょうど人造人間の半分の強さとするなら、初登場時のトランクスと未来人造人間の差は「2倍」となります。

未来人造人間にトランクス(初登場時レベル)が敗れたバトルが、「50%フリーザvsノーマル悟空(10倍)」のようなじわじわと痛めつけられていくものだったという考えにも当てはまります。

また番外編で、トランクスが人造人間に完敗し、病院のベッドでブルマに看病されている場面。

▽トランクス
「母さんの言った通りだ・・・・・・・・・。まだまだ人造人間との差はでかかったよ・・・・・・」

これもそのくらいの決定的な差という見方が、適しているように思う。



■この考え方に基く、戦闘力一覧に掲載した戦闘力

超トランクス(初登場時)  1875万
未来人造人間  3750万
 ※超トランクスの2倍

 戦闘力一覧




−2−

未来悟飯が倒されるほどの人造人間(MAXの半分以下)を倒せるのが、初登場時のトランクスです。
そうなると初登場時のトランクス(=番外編の青年トランクス)と未来悟飯の力の差は、それなりに大きなものと考えられてきます。

それではトランクスが人造人間に闘いを挑みにいこうとする場面。

▽ブルマ
「あの時の悟飯くんと今のあんたとそんなにすごくちがっているとは思えないわ・・・・・・」

この見立てはどのようにとらえられるのか。

これは第2セルが本気のパワーを発揮した時のベジータの態度に共通するのではないかと思う。
第2セルの本気前と本気後の差は圧倒2つ分(5割級)という相当に大きなものです。
しかし第2セル(本気)を半分の力で上回る超1−2ベジータから見たら、本気前の第2セルも本気の第2セルも大してかわらないように映ってしまいます。
(「ほう。かなりの戦闘力の飛躍だ・・・。だがそれがどうした・・・」より)。

完全体セルがフルパワーを開放して大幅に戦闘力を上昇させながら、悟飯にとっては「それがどうした・・・」と大したものに映らなかった場面もこれに共通します

次にサイヤ人編から例を上げます。
サイヤ人戦のヤムチャとピッコロの力の差は相当に大きなものではないかと思う。
しかしナッパという強大な敵を倒さなければならない状況においては、ヤムチャもピッコロもそれほどかわるものではありません。

ブルマの悟飯とトランクスがそれほどちがっているようには思えないという見立ても、これと同じものではないかと考えます。

トランクスが人造人間に闘いを挑みにいく場面。

▽トランクス
「母さん、はっきりいって今度は自信があるんだ!!」
「オレ行ってくる。絶対倒してみせるよ!!」

ここから、トランクスの強さ自体は、その自信にふさわしく、悟飯を大きく上回る(悟飯を倒せる戦闘力レベルの者でも倒せる)というものだと考えられます。
これは第2セルが本気を出した時の自信(本気前の第2セルを圧倒する超1−2ベジータを圧倒できる)と同じものでもあります。
よって半分の力も出していない人造人間とは、本気前の第2セルを圧倒する超1−2ベジータ(本気の第2セルよりも劣る)に近い感覚でとらえられるものということになります。

「未来悟飯<トランクス(番外編青年時=初登場時)<未来人造人間」という力関係。
これは「第2セル(本気前)<第2セル(本気後)<超1−2ベジータ」くらいのスケールでとらえるのが最適だと判断します。



−3−

初登場時のトランクス(=番外編の青年トランクス)と未来悟飯が大きな力の差であると考えられる点がもう1つあります。

悟飯とトランクスが岩場に座って休憩している場面。

▽悟飯
「ずいぶんよくなってきたよトランクス。あと何ヶ月かしたらオレも追い抜かれそうだ」

ここから、数ヶ月後の段階で「トランクス≧悟飯」になっていると予測されます。
そうすると3年後のトランクスは悟飯との開きはより大きなものになっていると考えられてきます。
数ヵ月後には悟飯を追い抜くと予測されていたトランクスが、3年後でも悟飯と大してかわらない強さというのは考えにくいためです。

番外編開始時点・・・・・「悟飯≧トランクス」
数ヵ月後・・・・・「トランクス≧悟飯」 ※追い抜いたばかり
3年後・・・・・「トランクス>悟飯」

このような力関係となります。



−4−

もう1つ見ていきたいのが、悟空(地球帰還時)を含めた3者の力関係です。

初登場時のトランクスと地球帰還時の悟空の力の差。
これは「悟天とトランクス」「17号と18号」ぐらいの僅差で、悟空がトランクスを上回ると考えました。

そして未来悟飯にとって悟空とは、大きな目標となるような存在です。
(「こういうの着てたら死んだとうさんみたいに強くなれるかなと思って作ったんだけど、なかなかそうカンタンにはいかないらしい」
より)。

トランクスが地球に帰還した悟空と初めて出会い、軽く手合わせをした直後。

▽トランクス
「さすがです。うわさは本当でした。いや・・・それ以上です・・・・・・」

これも地球帰還時の悟空が、未来悟飯が大きな目標にするのに相応しいレベルにあると判断できるところではないかと思います。


未来悟飯が大きな目標とする悟空(地球帰還時)に迫る強さを持っていたのが初登場時のトランクス。
これは初登場時のトランクスが未来悟飯を大きく上回っていると考えられるものではないかと思う。

「未来悟飯<トランクス(初登場時)≦悟空(地球帰還時)」となります。



−5.未来の悟飯とトランクスの力の差(詳細)−

未来悟飯とトランクス(初登場時)の力の差についてもう少し細かく考えていきたいと思います。

最初に未来悟飯と半分の力も出していない人造人間の力の差について。
これは「圧倒差」くらいではないかと思う。

次に半分の力も出していない人造人間とトランクス(初登場時レベル)の力の差について。
これはトランクスの勝てるという自信が2人を相手にするという点から、やはり「圧倒差」くらいはないと厳しいのではないかと思う。
「悟空vsジース&バータ」くらいまで開くと余裕が出てきすぎるので、迷った末の決断と真剣に挑みに行く点を踏まえて「圧倒差」くらいと判断します。

未来悟飯とトランクス(番外編青年時)の力の間にあるのは、
「悟飯を圧倒するほどの人造人間(MAXの半分以下)をさらに圧倒できるのがトランクス(番外編青年時)である」
というもの。

つまり圧倒2つ分の格差ということになります。
そして未来人造人間(MAX)はさらにその2倍。

これは第2セルが本気を出して圧倒2つ分(5割級)の戦闘力を引き上げながら、倍以上の力を持つ超1−2ベジータに「それがどうした」扱いされたケースに類似してきます。

ただしここにはいくつかの注意点があります。

それは未来悟飯は片腕状態であるということ。
そうすると未来人造人間(MAXの半分以下)は片腕悟飯を圧倒できるというくらいになり、戦闘力差自体は「圧倒差(20〜25%差)」よりもある程度縮まることになります。

そしてもう1つが、トランクスは剣を持っているということ。
メカフリーザ戦では、戦闘力差は「瞬殺差」よりも小さいものでありながら「切る」という特徴で瞬殺が可能となったように、剣には上澄み効果があります。
ヤジロベーがシンバルを剣で一撃でほうむった闘いも、素手だったらもっと長引いていたように思われます。。

総合すると、
「片腕悟飯を圧倒できるくらいの人造人間(MAXの半分以下)をさらに圧倒できるのが剣使用のトランクス」
となります。

よって未来悟飯とトランクス(初登場時レベル)の戦闘力差自体は、通常の圧倒2つ分の戦闘力差となる5割級よりもいくらか狭く考えることができます。

未来悟飯とトランクス(初登場時)の戦闘力差は35%差くらいでも説明がつくかもしれません。
そうすると未来少年超トランクス(未来悟飯よりもわずかに劣る)は超サイヤ人最低値付近で考えられてきます。

未来少年超トランクス  1250万〜1330万ほど
未来超悟飯  1400万ほど
未来人造人間(MAXの半分以下)  1600万ほど  ※およそメカフリーザくらい
超トランクス(初登場時)  1875万

およそこのくらいではないかと推測します。




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