【ドラゴンボール 戦闘力考察関係】
<超1−2ベジータと第2セルの力の差>
−1−
超1−2ベジータと第2セルの力の差は、どのくらいなのか。
闘い内容から本気の第2セルの圧倒1つ分くらいとも見て取れますが、上限はその程度のものではありません。
完全体セルがウォーミングアップで、超1−2ベジータと手合わせした場面。
▽16号
「(セルは・・・た・・・たしかにかなり強くなった・・・・・・・・・。だがベジータの方がまだ全てに上回っている・・・!)」
ここから「第2セル<ウォーミングアップ完全体セル<超1−2ベジータ」と考えられます。
では第2セルと超1−2ベジータの差は、どのくらいのものなのか。
まず超1−2の飛躍率について。
これは超2と同じく2倍と考えます。
そしてトランクスが超1−1で、第2セルの前に立ちはだかった場面。
これはこの時のベジータ親子が、超1−1で第2セルを上回っていたことを示すものではないかと思う。
よってこの時のベジータ親子は、半分の力で第2セルを上回るということになります。
精神と時の部屋から出た悟空の強さは、半分の力で超1−2ベジータを上回るというものでした。
それと同じく、精神と時の部屋修業後のベジータ親子も、半分の力で第2セルを上回るといったものではないかと推測します。
「第2セルを半分の力で上回る超1−2ベジータを、さらに半分の力で上回るのがセルゲーム悟空である」
これがこの時期の、ストーリーの流れではないかと考えます。
−2−
「第2セル<超1−2ベジータ<
初期完全体セル
」
この3者の力関係に類似するものが、存在します。
それが「ノーマル悟空(10倍)<フリーザ(50%)<超悟空」の3者の力関係。
悟空の超サイヤ人変身とは、これまで2倍の戦闘力差を付けられていた50%フリーザに対して、その力の差(2倍)をそっくりそのままお返しするというものでした。
第2セルの完全体変身もこれと同じものではないかと思う。
初期完全体セル
はセルゲーム悟空をわずかに上回る強さであることから、超1−2ベジータを半分の力で上回るものと考えられます。
初期完全体セル
と超1−2ベジータの倍以上という力の差。
これは第2セルと超1−2ベジータの倍以上という力の差を、そのままお返しするといったものではないかと思う。
セルの第2形態から
初期完全体
へのパワーアップ。
これはフリーザ戦での悟空の超サイヤ人変身と同じく、これまで決定的な力の差を見せつけられていた相手に対して、その力の差をそのままお返しするといった類のものではないかと思います。
■この考え方に基く、戦闘力一覧に掲載した戦闘力
第2セル(本気) 2億4750万
超1−2ベジータ 6億 (※超1―1:3億)
超悟空(セルゲーム時) 15億 (※半分の力:7億5000万)
戦闘力一覧
−3−
この流れで見て当てはまってくるのが、
「超1−2ベジータvs第2セル」「超2悟飯vs復活前セル」
この2つのバトルの類似性です。
第2セルが、本気を出す場面。
セル「本気にさせたいようだな・・・・・・・・・。このわたしを・・・」
ベジータ「とっくに本気だと思っていたがな・・・・・・・・・。そういうことなら遠慮なくやってくれ」
セル「・・・・・・・・・ふふ・・・・・・・・・」
[かまえをとるセル]
セル「はああああ・・・・・・・・・!!!!」
[セルがフルパワーになる]
セル「はああ・・・・・・」
ベジータ「ほう。かなりの戦闘力の飛躍だ・・・。だがそれがどうした?」
この直後に第2セルがベジータを殴りつけますが、いくらか体勢が後方にのけぞる程度で
「やはりその程度か・・・」と余裕の笑みを見せられます。
次に完全体セルが、超2悟飯を前に本気になった場面。
セル「では見せてやるぞ・・・・・・!このセルの恐ろしい真のパワーを・・・!!」
「かああああ・・・・・・!!!」
−中略−
[セルがフルパワーになる]
セル「はああああ・・・・・・・・・・・・」
セル「どうだ・・・。これが本気になったわたしだ・・・」
悟飯「それがどうした」
この直後にセルが悟飯を殴りつけますが、いくらか体勢が後方にのけぞる程度で反撃をくらってしまいます。
「超1−2ベジータvs第2セル」「超2悟飯vs復活前セル」
この2つのバトルは、セルが本気を出して戦闘力を大きく上昇させながら、
「それがどうした」と全く相手にされず、その直後に殴りつけても体勢が少し後方にぐらついて口を切る程度で大したダメージを与えられないという共通性があります。
これは内容が似ているというだけでなく、力の差も同じくらいの勢いでとらえていいものなのではないかと思う。
「超2悟飯vsフルパワー完全体セル」の戦闘力差/2倍
「超1−2ベジータvs第2セル」の戦闘力差/2倍以上(2.5倍ほど)
−4−
超1−2ベジータと第2セルの戦闘力差は、倍以上だと考えました。
ではベジータの、セルが完全体になっても絶対に負けやしないという自信はどのようなものなのか。
それはベジータ親子の超1−2変身が2倍のパワーアップであるように、第2セルの完全体進化を2倍で計算しても、まだ勝てる自信があるというものではないかと思います。
「第2セル≦超1−1トランクス≦超1−1ベジータ」。
この3者の力関係が2倍になって、
「完全体セル≦超1−2トランクス≦超1−2ベジータ」
となるというのが、ベジータの見立てではないかと考えます。
そしてセルが完全体に進化した場面。
▽ベジータ
「どうやら思ったとおり完全体になってもたいしたことはなさそうだな」
これはセルが完全体に進化した時点の気の強さから判断される強さが、ベジータの予測した完全体セルレベルに相当すると解釈していいのではないかと思う。
よってウォーミングアップ時の完全体セルは、第2セルの2倍の戦闘力と判断します。
−5−
アニメ版のセルの完全体への変身場面は、このくらいの見方がより当てはまりそうな内容になっています。
[第2セルが18号を吸収して完全体への変身を始め、地球全体が揺れはじめる]
−カメハウス−
[地球全体の揺れを感じるヤムチャと亀仙人]
−天界−
ブルマ「どうしちゃったのよこれ!?まるで地球全体が震えてるみたいじゃない!?」
ピッコロ「セルの気だ!まだ膨らみ続けてやがる!!」
[セルの気の波が地球全体を覆う]
[そしてその気がナメック星にも到着]
−ナメック星−
[ムーリ最長老の元に集まる村人たち]
デンデ「最長老さま!」
ムーリ「デンデか・・・。おまえも感じたのだな」
デンデ「え、ええ!なんですかこの邪悪な気は!?いったい地球でなにが起きているんですか!?」
最長老「わからぬ・・・・・・。わからぬがこのままでは地球だけではない。全宇宙が破壊されるかもしれぬ・・・・・・」
デンデ「・・・・・・ぜ・・・全宇宙!!」
これはセルの第2形態から完全体変身直後の戦闘力の上がり幅が、倍くらいの勢いで考えていいものなのではないかと思う。
この話のタイトルも「全宇宙に衝撃!!セル、完全体への驚異の進化」という、それにふさわしいものになっています。
そしてこの気を感じたベジータの反応が自分よりも下と認識するもので、超1−2ベジータと第2セルの戦闘力差が倍以上(精神と時の部屋修業後の悟空と超1−2ベジータと同じくらいの差)と解釈することで、適したものになります。
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