【ドラゴンボール 戦闘力考察関係】

<アニメ版ブウ編クライマックスとあの世一武道会編>

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アニメ版ブウ編の「超3悟空vsチビブウ」を最強同士の最終決戦とする内容。
これは物語終盤に入ってからの強引な設定変更で、超1悟空を究極悟飯レベル、超2悟空を悟飯吸収ブウレベルにすることによるものと推測するものです。
また作品評価の上で、大幅な質の低下という判断につながるものでもあります。

この超1悟空が究極悟飯と同格という、ぶっとんだインフレ内容は、あまりにもムチャクチャなものに思えます。
しかし悟空がそのレベルで描かれるのはこの時が初めてではなく、それ以前にも存在したと考えます。
それがあの世一武道会編のセルを瞬殺したパイクーハンを相手に、悟空がノーマルで互角に闘うというストーリー。

ここでアニメ版ブウ編クライマックスのノーマル悟空の強さを考えていきます。
超1悟空は究極悟飯と同格。
よって戦闘力も同じ「544億5000万」とします。
(もしかしたら同一ではなく、若干のズレはあるかもしれないけど・・)。

そうするとノーマル戦闘力は、その5分の1の「108億9000万」となります。

計算式
「544億5000万÷5=108億9000万」

これは少年逆上超2悟飯や復活セル(64億)の約7割増の戦闘力です。



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この「復活セル<ノーマル悟空(アニメ版ブウ編クライマックス)」という力関係。
これはあの世一武道会編のノーマル悟空(重装備パイクーハンと同格)と似たような感じでとらえられるものではないかと思う。

あの世一武道会編は、アニメ版ブウ編クライマックスと同様に、作品の大幅な質の低下という見方につながるもので、その理由は原作の流れに組み込めない無理矢理インフレストーリーになっていると判断する点にあります。
DBファンが満足の得られない他のジャンプ作品に対して、
「最近の○○○は作品の質が低下している」と指摘するよりも、さらに低いのではないかと思えるくらいのものです。

あの世一武道会編のノーマル悟空や重装備パイクーハンが、復活セルとどのくらいかけ離れているかはよく分かりません。
低く見れば30%差くらいという見方もできるし、アニメ版ブウ編クライマックスのノーマル悟空(復活セルの約7割増)とあの世一武道会編のノーマル悟空にある程度の差が出ることも考えられるように思う。
その辺については、ブウ編がセル編の7年後という違いもあるし、あまり深く突き詰めずにしておくことにします。

「ノーマルで復活セル以上」と「超1で究極悟飯レベル」。
この2つは、似たようなものと考えられるように思う。



−3−

アニメ版ブウ編クライマックスが、あの世一武道会編の無理矢理パワーアップを意図的に復活させてきたものなのか、それともたまたまインフレ度合いが似たものになっているだけなのかは判別不可能です。
しかしあの世一武道会編とアニメ版ブウ編クライマックスが、同級の無理矢理パワーアップによってなるものだというのが、ここでの結論になります。


・「復活セル<重装備パイクーハン≒ノーマル悟空」(あの世一武道会編)

・「超1悟空=究極悟飯」(アニメ版ブウ編クライマックス)

※いずれも悟空の戦闘力レベルは同級(ある程度のズレは考慮に含む)。





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