【ドラゴンボール 戦闘力考察関係】

<2種類の超サイヤ人3>

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超サイヤ人3には2種類の飛躍率のものが存在します。
1つ目が初期設定の超3悟空(太っちょブウ戦)や超3ゴテンクスに該当する2倍型超3。
2つ目が原作のチビブウ戦超3悟空に該当する5倍型超3。
(アニメ版のブウ編クライマックスのチビブウ戦超3悟空は2倍型)。

しかし同じ超3でありながら倍以上も飛躍率が異なる2種類のものが存在するという解釈は、感覚的になじみにくいものがあります。
しかしこれはある視点を加えることで解消されます。

実はこの悟空の超3の飛躍率の変動をモデルにしたと推測するものが存在しています。
それがDBGTに登場した超サイヤ人4です。

悟空の超サイヤ人4には2種類のタイプが存在します。
1つ目がベビー戦で初覚醒した時の初期超サイヤ人4。
2つ目が一星龍戦でパワーMAXを大きく引き上げた超フルパワー超サイヤ人4。

この超フルパワー超サイヤ人4の「パワーMAXをさらに引き上げた」の意味。
これは基本戦闘力が増加してさらに強くなったというものではなく、基本の強さはそのままで超4で発揮される上限戦闘力だけが大きく引き上がったものだと解釈していいように思う。



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初期超4から超フルパワー超4の引き上がり幅はどのくらいなのか。
初期超4悟空が10倍かめはめ波を一星龍にまともに炸裂させてもビクともしなかった場面から、両者の格差は5割付近で考えられます。
そして超フルパワー超4悟空はその一星龍を圧倒して倒しています。

「5割付近+圧倒1つ分」
これは悟空の初期超4から超フルパワー超4の飛躍率が、2倍と解釈していい内容なのではないかと思う。
初期超4から超フルパワー超4の飛躍率は「2倍」です。



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この超4のパワーMAXをさらに引き上げるという、これまでの超サイヤ人形態には見られなかったパワーアップ方法。
これは原作の悟空の超サイヤ人3の上限引き上げ(2倍→5倍)という設定変更の過程で生じた性質をしっかりとしたストーリーを組み込んで表現されたものではないかと推測します。

初期設定の超3悟空(太っちょブウよりもやや劣る)や超3ゴテンクスに該当する「2倍型超3」は、GTでいう初期超サイヤ人4のような感覚。
原作のチビブウ戦超3悟空に該当する「5倍型超3」は、GTでいう超フルパワー超サイヤ人4のような感覚でとらえるとしっくりくるのではないかと思う。


●超3の上限の引き上がり
「2倍超3→5倍型超3」 
・超3の変身飛躍倍率が、2.5倍引き上がる。

●超4の上限の引き上がり
「初期超サイヤ人4→超フルパワー超サイヤ人4」
・超4の変身飛躍倍率が、2倍引き上がる。

※ただし超3の変身飛躍倍率の引き上がりは、中期構想(究極悟飯が、最後を締める物語)から後期構想(悟空が決着を付ける物語)に変化したことによる設定変更としてのもの。
それに対して、GTの超4はそれがきちんとしたストーリーで成立しているというちがいはある。





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