【ドラゴンボール 戦闘力考察関係】

<南の界王神の強さ(1)>

−1−

南の界王神の強さについて、もう少し具体的に考えていきます。

▽キビト界王神(チビブウと界王神の闘いの歴史を語る場面より)
「まず2人が殺されました・・・。北の界王神と西の界王神が・・・。そして一番たくましく強かった南の界王神は・・・ なんとブウに吸収されてしまったのです・・・」

この「強くたくましい」という表現から、南の界王神は東の界王神とは桁違いの相当のレベルて考えられるのではないかと思う。

仮に適当な数字に置き換えて、表記します

チビブウ  100
悪ブウ  130
マッチョブウ  150

そうすると南の界王神は「150−100」で50の強さとなります。
これはチビブウ(100)の半分の戦闘力に相当します。
(実際の戦闘力考察ではこれとは多少のズレがありますが、大まかな見方ということで、この格差で話を進めます)。

次に超2ベジータと超1ゴテンクス(太っちょブウを僅差で上回る)の格差についてですが、これは倍レベルの戦闘力差があるのではないかと推測します。
人造人間&セル編が倍レベルの戦闘力の積み重ねという背景から、このくらいが適切ではないかという見方も含みます。

そしてチビブウや超3悟空は、この超1ゴテンクス(太っちょブウを僅差で上回る)を大きく上回る強さ。
(修業後の超1ゴテンクスと超3ゴテンクスの中間ぐらいが最適と判断する)。

そうすると南の界王神(チビブウの半分の戦闘力と見立てる)は、超2ベジータをかなり上回る強さと考えられてきます。



−2−

アニメ版では南の界王神とチビブウが白熱のバトルを繰り広げる場面が描かれ、明らかに南の界王神が超2ベジータを大きく上回っていると思えるような闘い内容でした。

ここでアニメ版で描かれた、ブウと4人の界王神の闘いを見ていきます。
(原作でキビト界王神が、かつてのブウと4人の界王神の闘いを語った内容のところに、回想シーンでその闘い内容が描写される)

《回想シーン》

[チビブウが破壊を尽くし、星を滅ぼしていく]

キビト界王神(解説)「まず2人の界王神が殺されました。そんなブウをいさめようと、西の界王神と北の界王神が・・・」

−北極のような星で「西の界王神vsチビブウ」−
※西の界王神は女性。

[西の界王神のパンチをかわしたチビブウが、蹴りで顔面にカウンターを入れてふっとばす]
[上空から落下する西の界王神のボディに、連続パンチを撃ち続けるブウ]
[そして背後に移動して背中に蹴りを入れる。ふっとんでいこうとする西の界王神の足をつかんだブウは、そのまま氷の岩山に叩きつける]

ビビディ「界王神が聞いてあきれるね〜。まったく歯が立たないじゃないか〜」

[氷の岩山にはりつけのようにめりこんでいる西の界王神に、ブウは頭突きをくらわす]
[氷の岩山は、バラバラに]
[西の界王神はこん身のエネルギー波を放つが、ブウはそれを上空へ蹴り飛ばす]
[そしてブウは西の界王神の背後に高速移動して、エネルギー波で消滅させる]
[どこかへと向かっていくブウ]

ビビディ「今度はどこに行く気なんだ!?まったく・・・・・・。わたしの命令なんか、ちっとも聞かないんだから・・・」

−荒野の星で「北の界王神vsチビブウ」−
※北の界王神は、老人で剣の使い手。

[北の界王神とチビブウの闘いはすでに戦闘中盤で、北の界王神の顔にいくつかのアザが見られ、服も少しボロボロになっている]
[北の界王神が剣で切りかかって、ブウを真っ二つにする]
[しかし上半身だけで空中に浮くブウが、エネルギー波を北の界王神にくらわせてふっとばす]
[死亡する北の界王神]

ビビディ「あーははは!あーはははは!!」

−界王神界−

界王神「ああ・・・・・・!!に・・・西の界王神・・・!!き・・・北の界王神も・・・!!」
大界王神「うう〜〜ん・・・!!」

−赤い空の惑星で「南の界王神vsチビブウ」−

[南の界王神とチビブウの打撃がぶつかりあう]
[ブウが南の界王神の背中に、ひざ蹴りを入れる]
[すぐに南の界王神がひじ打ちでお返し]
[ブウが両手を組んで、南の界王神の頭部に叩きつける]
[南の界王神が両手でブウの頭をつかんで、頭突きをくらわす]
[ブウの蹴りを南の界王神が、腕でガード]
[続いてブウが腕を伸ばして攻撃を仕掛けるが、それをかわした南の界王神がウデをつかんでひきちぎる]
[そしてそのウデをチビブウの側に投げ返す]
[腕を再生したブウが、エネルギー波を放つ]
[南の界王神もエネルギー波を放ち、ブウのエネルギー波を跳ね飛ばす。そのエネルギー波は、そのままブウに向かって飛んでいく]
[それをかわしたブウだが、そのエネルギー波は方向転換して追跡してくる]
[それに気付いたブウが後を向いた瞬間、南の界王神が両手で押さえ込もうと飛びかかる]
[しかしその攻撃を高速移動でかわしたブウが、南の界王神の後頭部に蹴りを入れる]
[先ほど南の界王神が放った追跡エネルギー波が、ブウに向かって飛んでいくが、ブウは口からエネルギー波を飛ばして相殺する]
[体から湯気を吹き出すブウ]
[先ほど南の界王神にひきちぎられたウデ(地面に落ちている)をブウは遠隔操作し、大きな布のように広げて南の界王神におおいかぶせ、自らの体にくっつけて吸収]
[チビブウは、マッチョブウに変身する]

《回想シーン終了》

−界王神界−

キビト界王神「そして一番たくましく強かった南の界王神は・・・ なんとブウに吸収されてしまったのです・・・」
老界王神「それでさっきのでかい魔人ブウになったのじゃな?」
キビト界王神「はい・・・」
「わたしは一番若く非力だったのですが、大ケガだけでなんとか助かりました・・・。大界王神さまのおかげで・・・・・・!!」

《再び回想シーンに突入》

−紫の空の惑星で「東の界王神&大界王神vsマッチョブウ」−

[マッチョブウが、東の界王神(シン)をエルボーでふっとばす]
[ブウがさらに、口からエネルギー波を放つ]
[しかし大界王神が東の界王神の前に立ちふさがり、気合いではね返す]
[そのはね返したエネルギー波が、ブウに直撃]
[続いて大界王神が口から放線状のエネルギー波を放ち、両腕のガードで身を守るブウの体をアミのように切り刻んでバラバラにしてしまう]
[その攻撃の連続効果で、爆発するブウ]
[しかしバラバラになったブウの肉片が空に集まり、大きな布のようになって大界王神に被いかぶさって吸収]

界王神「だ・・・大界王神さまーーっ!!」

キビト界王神(解説)「次に吸収されてしまったのは、太っていたけどやさしく温和な大界王神様でした・・・」

[マッチョブウは、太っちょブウに変身]

ブウ「やっほっほーー!!」
ビビディ「お・・・おいブウ!?お・・・おまえほんとにブウなのか?」
ブウ「おい。ずいぶん遊んだから、おなかすいちゃったぞ・・・。なんか食べさせろ」
ビビディ「はっ!?た・・・たしか家にケーキがあったけど・・・・・・」
ブウ「ケーキ?それうまいのか?」
ビビディ「あ・・・ああ〜〜!うまいとも!宇宙一うまい食いもんなんだぞ、ケーキは!」
ブウ「そんなにうまいのか?」
ビビディ「これから毎日ケーキを食わしてやる!そのかわりわたしの言うことは、必ず聞くんだぞ!いいね!!」
ブウ「ほい!」

キビト界王神(解説)「ビビディの造り出した魔人ブウは、邪悪そのものでした・・・・・・。ビビディ本人の手にもおえない失敗作だったのですが、大界王神様を吸収した事で、なんとかコントロールできるようになったのです・・・」

《回想シーン終了》

老界王神「・・・・・・やっと完成したわけじゃな・・・・・・・・・。・・・・・・ということはじゃ・・・。・・・いまの・・・あの小さな魔人ブウは・・・最初の・・・い・・・一番やっかいなヤツじゃと・・・・・・」
キビト界王神「・・・はい・・・。吸収によってパワーを減らしてまで手に入れた心が・・・また元にもどってしまった・・・・・・。自制心がまったくない・・・悪そのものの存在に・・・」

−終了−


アニメ版はチビブウが最強に描かれるという、原作とは異なるものです。
しかしこの強い南の界王神(超2ベジータ以上で描かれていると推測)という部分は、まちがってはいないのではないかと思う。
つまり南の界王神とチビブウが激戦を繰り広げる内容は、原作でチビブウが南の界王神を吸収する時の闘いとして存在していても、おかしくないくらいのものなのではないかという見方です。

初期設定の界王神(シン)は、本当にピッコロとは次元がちがいすぎる強さで、悟空(超2が上限)よりも格上の強さとして描かれるものではないかと考えました。
そして強い南の界王神(超2ベジータより格上)とは、初期設定界王神レベルはあるものとして描かれるものではないかと推測します。

詳細:界王神の強さ(2)
詳細:もともとのブウ編悟空


続き:南の界王神の強さ(2)



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