【ドラゴンボール 戦闘力考察関係】

<もともとのブウ編悟空>

−1−

悟空の切り札というと超サイヤ人3です。
しかしこれは後付け設定でもともとの悟空の強さではなかったのではないかと考えました。
ベジータの死後にピッコロたちが天界に戻り、そのしばらく後に悟空も天界へと戻ってきた場面を見ていきます。

[気絶中の出来事を知らされた悟空]

悟空「な・・・なんてことだ・・・・・・・・・。悟飯も界王神様も・・・・・・・・・。ベジータまでもやられちまったなんて・・・・・・・・・」
ピッコロ「魔人ブウの強さは界王神様が恐れていたとおり想像を絶するものだ・・・・・・・・・。このまま放っておけば本当にまちがいなく地球人はおろか宇宙じゅうの生物は消えてなくなる・・・」
クリリン「でもよ悟空。おまえが生きててくれたのは不幸中の幸いだ・・・。魔人ブウを倒せるのはおまえだけだよ!
悟空がこの世にいられるのは1日だけだろ?・・・まだ少しは時間が残ってる・・・・・・」
悟空「・・・・・・・・・はっきりいおう。ムリだ。オラには倒せねえ・・・」
クリリン「え・・・!?」
悟空「・・・ベジータとオラとはほとんど実力に差はなかった・・・・・・。そのベジータが捨て身でやっても魔人ブウはへっちゃらだったんだろ?・・・ わりいがどうやっても勝てねえ」
クリリン「そ・・・そうか・・・。そうだな・・・・・・」


この時点では打倒魔人ブウの希望の光となる悟天&トランクスのフュージョンという秘策は存在していません。
よってこのまま悟空があの世にもどったら地球はまちがいなく滅亡するという考え方になるはずです。
その上で自分ではどうやっても勝てないと白旗を上げてしまっている。
これはこの時点で悟空が超2が上限のキャラとして描かれているからこその思考なのではないかと思う。

また悟空がベジータと闘っている場面。

▽悟空
「し・・・信じられねえ・・・。オラはあの世で相当の修業をしたつもりだが全くの互角なんてよ・・・」

これもこの時点では超2が上限のキャラとして描かれていたものと推測します。



−2−

悟空の超サイヤ人3。
これは界王神が完全に悟空たちの引き立て役となっている中で西の都に向かう魔人ブウを悟空が食い止めるというストーリー展開に合わせて考えられたものなのではないかと思う。
そうすると界王神が初期設定の悟空たちより格上の存在として描かれるブウ編ストーリーの中に悟空の超サイヤ人3変身というのは存在しないことになります。

よって天下一武道会でピッコロが界王神に降参した場面。

悟空「そんなになのか?ピッコロ・・・」
ピッコロ「ああ・・・。ちがいすぎる・・・。次元が・・・」

ここから判断される「界王神(初期設定)>悟空>ピッコロ」という力関係。

これは超2が上限の悟空を界王神は凌駕するといった内容になります。


■ブウ編初期構想の力関係

「界王神(初期設定)>悟空(超2が上限)>ピッコロ」





考察メニュー(戦闘力考察関係2)
TOP
inserted by FC2 system