【ドラゴンボール 戦闘力考察関係】

<ゴテンクスの超サイヤ人システム>

−1−

ゴテンクスの超サイヤ人システムには悟空たちと異なると思われる部分が存在します。

悟天とトランクスが精神と時の部屋で初めてフュージョン超3を完成させ、変身が解けて休んでいる場面。

トランクス「はあ・・・はあ・・・。な・・・!できただろ!」
悟天「う・・・うん!! はあ・・・はあ・・・・・・・・・・・・。す・・・すごいや!超サイヤ人の上があったなんて・・・!」


これはなにを意味しているのか。
それはゴテンクスにとって超サイヤ人3とは超サイヤ人(超1)の1つ上の超サイヤ人形態として存在しているのではないかということです。
もしゴテンクスが修業によって超2変身を身に付けたとするなら、超2が「すごいや!超サイヤ人の上があったなんて・・・!」と驚く対象になっていなければおかしいと思う。
そして超2のさらに上の形態として超3を身につけていたのなら、超3は「超サイヤ人の上の上の形態」として認識されることになるはずです。

超3が「超サイヤ人の上の形態」として認識されるというのは、その言葉通りゴテンクスの超3は超1の1段階上の変身として存在しているということではないかと思う。


■この考え方に基く、戦闘力一覧に掲載した戦闘力

超ゴテンクス(修業後)  247億5000万
超3ゴテンクス(修業後)  495億

 戦闘力一覧




−2−

なぜゴテンクスは超2という変身を持たずに1つ上の変身で超3に到達するのか。
それはゴテンクスの超1がすでに超2の力が開放されている状態で、そこから超2に変身するという概念がないからではないかと思う。

つまり「ノーマル→超1(超2パワー引き出し)→超3」といった性質ではないかということです。
そうするとゴテンクスのノーマル戦闘力は超2の5分の1ということになります。


−例−

●自然型(改訂前)
[ノーマル:100]→[超1:500]→[超2:1000]→[超3:2000]

●自然型(改訂後)
[ノーマル:200]→[超1(超2パワー引き出し):1000]→[超3:2000]

※超3の強さに変化がなく、ノーマルと超1の強さが2倍に引き上がる。




●従来の超サイヤ人システム
「ノーマル→超1→超2→超3」

●ゴテンクスの超サイヤ人システム
「ノーマル→超1(超2パワー引き出し)→超3」




−3−

ゴテンクスの超1はすでに超2の力を引き出している状態で、そこから1つ上の変身で超3に到達するという考え方。
これは超2の変身条件という点からも立証することができます。

超2の変身条件は超1で20億(セル編悟空を上回るブウ編超1悟飯レベル)に到達することです。
そうするとゴテンクスは精神と時の部屋で修業する前の段階で超2に変身できていなければおかしいはずです。

なぜゴテンクス(修業前)は超2という変身を持っていなかったのか。
それはゴテンクスの超1がすでに超2の力が引き出されている進化型のもので、1つ上の変身で超3に到達するタイプのものだったからではないかと思われます。



−4.GT戦士の超サイヤ人システム−

このゴテンクスの超サイヤ人システムと共通性質ではないかと思われるのが、GT戦士の超サイヤ人システムです。

GT悟空もゴテンクスと同じく、超2という変身が存在しないかのように描かれているところがあります。
超1の上の力を発揮するときには超3であるというところも共通します。

またアニメのセルイラストでも、ブウ編超2悟空のイラストは多々見ることができますが、GT超2悟空のイラストというのは1つたりとも見たことがありません。
アニメ設定資料の線画でも超2悟空というのは抜けています。
GT悟空のイラストは全てにおいて「ノーマル」「超1」「超3」「超4」の4形態だけです。

またその他の超サイヤ人も一時的なスパーク描写はあったりするものの、それを「超1の1段階上の形態に変身した状態」と認識させるにはかなり抵抗のある描写になっています。
どちらかというと、DBZでも見られた超1でありながら気まぐれでスパークを描く時の描写に近いように思う。
フリーザ戦超悟空(戦闘中盤の一定箇所)や初登場時の超トランクス(変身直後)やパイクーハン戦の超悟空(変身直後)にも見られた一時的なスパーク描写です。

ブウ編の時のような超1と超2の区分けが不可能になったGT戦士もゴテンクスと同じ超サイヤ人システム(超1で超2の力が引き出されている)に進化したと考えていいのではないかと思う。



●GT悟空
「ノーマル→超1(超2パワー引き出し)→超3」

●GTベジータ・悟飯・悟天・トランクス
「ノーマル→超1(超2パワー引き出し)」



■関連考察

自然体超1と筋肉増強変身



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