【ドラゴンボール 戦闘力考察関係】

<ブウの形態別順位>

−1−

ブウの形態別順位について考えていきます。

チビブウと超3悟空は戦闘力面では互角です。
ただしブウは無限に再生して体力が落ちることがないのに対し、超3悟空はエルルギーの消耗による変身時間の短さから、勝負ならブウの優位は明らかです。

次にブウの体内に侵入した悟空とベジータが、吸収された仲間たちを切り離し、吸収ブウの変身を解いてパワーダウンさせた場面。

▽悟空
「待てよ!いくらブウが元に戻ったっていっても それでもオレたちにはとてもかなわない強さなんだぞ!このまま外に出たら絶対にやられちまう・・・!!」

ここから、悪ブウは超3悟空を上回る強さだと考えられます。
よって「悪ブウ>チビブウ」となります。

次に悪ブウの体内から太っちょブウを引き離した後に、最初に変身したマッチョブウ(チビブウが南の界王神を吸収した時点で変身した形態でもある)の強さについて考えます。

悪ブウがマッチョ形態に変化していく場面。

▽悟空
「お・・・おい・・・ベジータ・・・。これ・・・気が増えてるんじゃねえか・・・!?」

この発言から「マッチョブウ>悪ブウ」と考えられます。

そしてブウがマッチョ形態からチビ形態に変身した場面。

ベジータ「へっ・・・へへへ・・・。見ろよ!ずいぶん縮んじまったぜ!」
悟空「やったな!あれならなんとかなるかもしれねえぞ」

この場面から、
「マッチョブウ>悪ブウ>チビブウ」
と考えられます。

またマッチョブウがチビブウよりも強いというのは、チビブウが南の界王神を吸収して変身したのがマッチョブウというストーリー内容からも、順当に考えられてくるのではないかと思う。


■ブウの形態別順位

「悟飯吸収ブウ≧ゴテンクス吸収ブウ>マッチョブウ>悪ブウ>チビブウ>太っちょブウ>ガリブウ>太っちょブウ(ガリブウ放出後)」




−2−

チビブウは悪ブウよりも、劣る強さだと考えました。
そうすると老界王神がチビブウを「一番やっかいなやつ」と表現したのはなにを意味するのか。
これは強さ(戦闘力)が一番というのを意味するわけではないと考えます。

ブウがチビ形態に姿をかえた時の、界王神たちの会話を振り返ります。

老界王神「・・・・・・やっと完成したわけじゃな・・・・・・・・・。
・・・・・・ということはじゃ・・・。・・・いまの・・・あの小さな魔人ブウは・・・最初の・・・い・・・一番やっかいなヤツじゃと・・・・・・」
キビト界王神「・・・はい・・・。吸収によってパワーを減らしてまで手に入れた心が・・・また元にもどってしまった・・・・・・。・・・自制心がまったくない悪そのものの存在に・・・」


チビブウを「一番やっかいなやつ」と判断するのは、
「心がなく、自制心もまったくない悪そのものの存在」
という点にあるのではないかと思う。

チビブウが出てきた場面とはどのようなものだったのか。
それはチビの姿に変化したとたんにいきなり地球をふっとばそうとエネルギー波を放ち、それをベジータにジャマされると、今度はさらに巨大なエネルギー球を撃ち込んで地球を爆発させてしまうというものです。

これはこれまでのブウやそれ以前の敵(フリーザやセルやピッコロ大魔王など)には見られなかった危険な行動といえるのではないかと思う。

これがチビブウが「一番やっかいなやつ」と判断される理由ではないかと思います。

悟空にとって一番やっかいなのは、フリーザでもセルでもブウでもなく、チチかもしれない・・・
という考え方に似ているかもしれません。



−3−

シリーズ最終決戦を務める悟空とチビブウには、ある共通性が見られます。
それは最終決戦を務める両者が強さでは最強でないものの、それとは異なる基準で「ナンバー1」と評価される存在になっているということです。

悟空に対しての「がんばれカカロット・・・。おまえがナンバー1だ!!」。
これはベジータが悟空を誰よりも偉大な男(戦士)だと認めたという意味合いを持ちます。

そしてチビブウに対しての「一番やっかいなヤツ」。
これは自制心0でいきなり地球をふっとばそうとする行動などから、危険人物ナンバー1といった意味合いを持ちます。

偉大な戦士像ナンバー1の悟空と危険人物ナンバー1のチビブウによる最終決戦。

この強さとは異なる基準でナンバー1に選ばれた2人が、最終決戦を務めるという展開。
これは最強同士ではない者同士の最終決戦に、迫力を出すための内容みたいなものではないかと推測します。



■ブウ編の各優劣

「悟飯吸収ブウ≧ゴテンクス吸収ブウ>究極悟飯≧超3ゴテンクス≧悪ブウ>チビブウ=超3悟空>太っちょブウ>超2悟空=超2ベジータ(魔力覚醒後)」

「マッチョブウ>悪ブウ」

※マッチョブウと究極悟飯の優劣は保留。





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