【ドラゴンボール 戦闘力考察関係】

<チチの性格>

−1−

悟飯が少年から青年にかけて修業して強くなれたと考えられる要素がもう1つあります。
それがチチの性格。
セル編以前のチチは明らかなバリバリの教育ママでした。
しかしブウ編の時には悟天に勉強をさせることもなくのんびりと遊ばせ、さらに自ら積極的に組手の修業を教えようとするなど、明らかな性格の変化が見られます。

この悟天に対して勉強でガミガミ言わない姿勢。
これは同時期にチチが悟飯に勉強をやらせようとする姿勢も以前とはかなりちがうものになっていると考えられるのではないかと思う。

チチが悟天に対してはそれほど勉強をやらせようとせず自主的に遊ばせながら、その一方で悟飯に対してはこれまで通りのバリバリ教育ママの人格で勉強をやらせようとしている光景というのは明らかに不自然です。

セル編以前のチチに見られる「バリバリ教育ママの人格」
ブウ編のチチに見られる「おっとり母親系の人格」
これは2つ同時に存在するものではないと推測します。

悟天を自由に遊ばせて時には組手の修業も行ったりするようになったころのチチには、セル編以前に見られた「バリバリ教育ママの人格」は消滅していると考えられるように思う。



−2−

チチの拳法に対する姿勢という点からこれを見ていきたいと思います。

打倒人造人間に向けての3年間の修業に悟飯が参加するのをチチがしぶしぶ承諾した場面。

▽チチ
「・・・だけんど3年たったらぜってえ拳法やめさすからな・・・!」

ここからチチは悟飯が拳法をやることを快く思わず、闘いが終わったらやめさせるつもりでいることが伺えます。
しかしチチが自ら積極的に悟天との組手修業をやろうとする行動。
これは明らかにチチの拳法に対する見方が大きく変化したものと考えられます。

もしチチがセル編以降も人造人間出現3年前と同じく悟飯に拳法をやめさせようとする考えをもっていたら、悟飯が修業をするということは厳しかったかもしれないです。
しかしそのかわりに悟天に対して自ら積極的に組手の修業を行うという行動もおこらなかったように思う。

セル編からブウ編にかけてのチチの大幅な性格の変化。
これはチチの悟飯に拳法をやめさせようと思う気持ちが消滅することにつながると考えていいように思う。

悟飯が学校初日にカプセルコーポレーションでトランクスと2時間遊び、そして家に帰ってからもグレートサイヤマンポーズの練習に2時間も費やすという行動。
これも以前のバリバリ教育ママ時代のチチだったら厳しいもので、ブウ編の性格変化後のチチだったから可能となっていた過ごし方といえるように思う。

この点からも、セル編以降の悟飯が修業して強くなれる環境にあったことが実証されます。




考察メニュー(戦闘力考察関係1)
TOP
inserted by FC2 system