【ドラゴンボール 戦闘力考察関係】

<逆上超1悟飯について(詳細)>

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逆上パワー発動によるノーマル戦闘力の大幅上昇によって超1戦闘力が引き上がる、逆上超1とはどのようなものか。
これは原作ではわかりにくいですが、アニメ版でわかりやすく描かれています。

第185話「吹き荒れる真の力!!セルジュニア粉砕」の冒頭場面。
(セルが16号の頭部を踏み潰して、悟飯がぷっつんと切れた直後)

悟飯「うああぁぁぁーーーっ!!!!」

[悟飯が超1の姿で、どんどんと気が上がっていく]

ベジータ「な・・・なんだ!」
トランクス「あ・・・あれは・・・!」
ピッコロ「ご・・・悟飯の気が上がる!」
クリリン「ご・・・悟飯・・・!」
悟空「いいぞ悟飯・・・!」

セル「フッフッフ・・・!その程度か!キサマもあのトランクスと同じあやまちを犯している。パワーを上げただけでは、このわたしには勝つことはできん!」

[悟飯の方を見ていたセルジュニアたちが、戦士たちに攻撃を仕掛けはじめる]
[打ちのめされていく戦士たち]

悟飯「やめろ・・・!やめろーーー!!やめろって言ってるだろーーー!!!!」

[さらに気が上がっていく超1悟飯の姿を見て、セルの顔色が変わる]

セル「そ・・・そうだ。それでいいんだ!!」

[超1悟飯の気がさらに上昇を続ける。そして髪がさらに逆立つと同時に、爆風が吹き荒れる]

セル「か・・・変わった!」

[爆風のケムリの中から、超2悟飯が姿を現わす]


この悟飯が切れてから超2に変身するまでの、一定時間をかけて超1の姿で気をどんどんと上げていく内容。
これは逆上パワー発動によるノーマル戦闘力の上昇で、それに合わせて超1の戦闘力も上昇していく「逆上超1」と解釈していい状態ではないかと思う。

悟飯が逆上パワーを発動させて超1戦闘力の上昇が始まって間もないころは「その程度か」と余裕でいたセルも、さらに超1戦闘力が上昇していくのを見て「そ・・・そうだ。それでいいんだ!!」と評価を変えます。
そしてさらにもう少し超1戦闘力が上昇したところで、超2に変身する内容。
この超1戦闘力の上昇は、かなりのものであることが伺えます。



−2−

アニメ版の悟飯が逆上して超2に変身する過程の描写によく似ているのが、ブロリーがパラガスの制御を外れて伝説の超サイヤ人に変身する場面です。

―――南の銀河を荒らした超サイヤ人がブロリーであることがみんなにばれ、ブロリーが悟空に反応して通常超サイヤ人形態(青髪)に変身する―――

パラガス「ハハハハ。いいぞ!もはや彗星など待つ必要はない!今のおまえのパワーでサイヤ人をこの世から消し去ってしまえ!!」

[ブロリーがさらに気を高め、パラガスの制御を外れて戦闘力が上がり始める]

ブロリー「うううう、うおーーっ!!」

[周囲が震撼しはじめる]

パラガス「ああ・・・ダメだ!やめろブロリー!!それ以上気を高めるな!やめろブロリー!!おちつけ!」

ブロリー「あーーっ! あーーっ!」

[ブロリーの戦闘力が、さらに上昇していく]
[ブロリーの頭のリングが壊れ、周囲の爆発と共に伝説の超サイヤ人ブロリーが姿を現す]


このブロリーのパラガスの制御を外れて、ノーマル戦闘力の上昇と共に通常超サイヤ人形態の戦闘力が上がっていき、そこから伝説の超サイヤ人形態に変身する内容。
これはアニメ版で、悟飯が逆上パワーを発動させ、超1戦闘力がどんどんと上昇していき、そこから超2に変身する内容と同じ流れのものではないかと思う。

パラガスの制御下のブロリーが伝説の超サイヤ人に変身できないのは、伝説の超サイヤ人形態に変身可能なノーマル戦闘力に到達していないから。
逆上前の悟飯が超2に変身できないのは、超2に覚醒可能なノーマル戦闘力に到達していないからです。
そしていずれもノーマル戦闘力の上昇と同時に、最初の超サイヤ人形態の戦闘力も引き上がり、ブロリーは伝説の超サイヤ人に変身可能な状態に、悟飯は超2に変身可能な状態になったと解釈されるものになります。



−3−

アニメ版で、悟飯が逆上して超1戦闘力がどんどんと上がっていく描写は「逆上超1」と推測されるものです。
そして原作でも、ほとんどわかりにくいものですが、逆上超1ではないかと思わせるものが、1コマだけ存在します。

セルが16号の頭部を踏み潰し、悟飯がプツンと切れて「うぉああああーーーっ!!!!!」と叫んだ、次のコマ。
(34巻・167頁・1コマ目/407話の最終ページ)

このコマの悟飯は超1の姿で、周囲に爆風を吹き荒らすほどの超パワーを発揮しています。
これはアニメ版での逆上パワー発動後の超1戦闘力上昇に相当するもので、逆上超1と解釈していい状態ではないかと思う。

そして次のページの1コマ目(次の話の408話に入って、最初のページの1コマ目)。
このコマの悟飯は超2になっていますが、これは前ページの超1で爆風を吹き荒らすほどのパワーを発揮した戦闘力状態から、さらに超2の変身飛躍率分の戦闘力上昇を果たしたと解釈していいのではないかと思う。
アニメ版で、逆上して超1戦闘力をどんどんと上昇させていった後に、そこから超2に変身した内容に相当するものです。


●[34巻・167頁・1コマ目]逆上して超1で、周囲に爆風を吹き荒らすほどのパワーを発揮した悟飯
・逆上超1/逆上前の2.5倍相当(正確には、2.34666・・・倍と推測)のパワーアップ。
・アニメ版での、逆上パワー発動後の上昇した超1戦闘力に相当。

●[34巻・168頁・1コマ目]超2に変身した悟飯
・逆上超2/逆上前の5倍相当(正確には、4.69333・・・倍と推測)のパワーアップ。
・アニメ版での、逆上パワーによる超1戦闘力上昇の後に、超2に変身したものに相当。

※戦闘力上昇幅は、いずれも自然値計算





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