【ドラゴンボール 戦闘力考察関係】

<超2の覚醒条件(3) 〜悟飯とブロリーの類似性〜>

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超サイヤ人の覚醒条件の1つに、一定上のノーマル戦闘力に到達するというのがあるように、上の段階の超サイヤ人の覚醒条件も、さらなる一定以上のノーマル戦闘力に到達するものだと考えました。

セルゲーム時の超1悟飯(逆上前)や超1悟空が超2に変身できないのは、超2に覚醒可能なノーマル戦闘力に到達していないから。
そして悟飯の逆上パワー発動とは、ノーマル戦闘力の上昇によって超2に覚醒可能なノーマル戦闘力領域に突入するという見方につながるものです。
同様にブウ編で悟空やベジータが超2に覚醒できていた要因も、セル編以降のノーマル戦闘力の成長によって、超2に覚醒可能なノーマル戦闘力領域に突入したというものになります。

これと同様の見方は、ブロリーの伝説の超サイヤ人形態にも当てはまります。

ブロリーがパラガスの制御を外れて、伝説の超サイヤ人に変身する場面。

―――南の銀河を荒らした超サイヤ人がブロリーであることがみんなにばれ、ブロリーが悟空に反応して通常超サイヤ人形態(青髪)に変身する―――

パラガス「ハハハハ。いいぞ!もはや彗星など待つ必要はない!今のおまえのパワーでサイヤ人をこの世から消し去ってしまえ!!」

[ブロリーがさらに気を高め、パラガスの制御を外れて戦闘力が上がり始める]

ブロリー「うううう、うおーーっ!!」

[周囲が震撼しはじめる]

パラガス「ああ・・・ダメだ!やめろブロリー!!それ以上気を高めるな!やめろブロリー!!おちつけ!」

ブロリー「あーーっ! あーーっ!」

[ブロリーの戦闘力が、さらに上昇していく]
[ブロリーの頭のリングが壊れ、周囲の爆発と共に伝説の超サイヤ人ブロリーが姿を現す]


ブロリーが伝説の超サイヤ人に変身する直前の、パラガスの制御を外れて通常超サイヤ人形態の戦闘力がどんどんと上昇していく内容。
これはノーマル戦闘力の上昇に合わせて、通常超サイヤ人形態の戦闘力が上昇していっていると見ていいのではないかと思う。
そうするとパラガスの制御(ブロリーのパワーのコントロール)とは、ノーマル戦闘力を低く抑えるものだと考えられてきます。

ブロリーがベジータの前に初めて姿を現わした時の強さは、制御内の最大値を大きく下回り、パラガスを下回るくらいのものでした。
これもノーマル戦闘力を大幅に低く抑えられている状態と判断できます。

同様に、深夜に宮殿のベッドで寝ている悟空をブロリーが襲い、ノーマル悟空とブロリー(通常超サイヤ人形態)が互角に闘う場面。
これもノーマル戦闘力が低く抑えられている状態と判断できるものです。

ブロリーがパラガスの制御を外れて、ノーマル戦闘力の上昇と同時に、通常超サイヤ人形態の戦闘力がどんどんと上昇していき、そこから伝説の超サイヤ人形態に変身する内容。
これはブロリーのノーマル戦闘力が、伝説の超サイヤ人形態に覚醒可能な戦闘力に到達したと解釈していいものではないかと思う。
セル戦の悟飯が逆上パワー発動によるノーマル戦闘力の上昇によって、超2に覚醒可能な戦闘力領域に到達し、そこから超2に変身したという見方に共通するものです。

そしてパラガスの制御内の超サイヤ人ブロリーが、伝説の超サイヤ人形態に変身できない理由。
これは伝説の超サイヤ人形態に覚醒可能な戦闘力に、到達していないからと解釈していいように思う。
セル戦の超1悟飯(逆上前)が超2に変身できないのが、超2に覚醒可能な戦闘力に到達していないからという見方に共通するものです。


セル編超1悟飯(逆上前)/超2に覚醒可能な戦闘力に到達していない。
※逆上パワー発動によるノーマル戦闘力の上昇が、超2に覚醒可能な戦闘力領域の突入につながり、超2変身を可能とする。

超サイヤ人ブロリー(パラガスの制御内)/伝説の超サイヤ人形態に覚醒可能な戦闘力よりも、低く抑えられている。
※パラガスの制御を外れたことによるノーマル戦闘力の上昇が、伝説の超サイヤ人形態に覚醒可能な戦闘力への到達につながり、伝説の超サイヤ人への変身を可能とする。



超2に覚醒可能なノーマル戦闘力とは、初期超サイヤ人レベルをかなり上回っているものだと考えました。
それと同様に、ブロリーの伝説の超サイヤ人形態に覚醒可能なノーマル戦闘力も、初期超サイヤ人レベルをかなり上回る戦闘領域にあると考えられます。



−2−

ブロリーの伝説の超サイヤ人形態の飛躍率について、考えていきます。
ブロリーの戦闘力は、セル編超1悟空の約4倍クラスで、少年逆上超2悟飯や復活セルと同格のものだと考えました。
そして悟飯の超2覚醒とブロリーの伝説の超サイヤ人覚醒の流れの類似性。
これらから、パラガスの制御を外れたブロリー(通常超サイヤ人形態)の上限戦闘力は逆上超1悟飯と同格。
伝説の超サイヤ人形態の飛躍率は2倍で、逆上超2悟飯と同格という見方が、最適ではないかと思う。


「少年逆上超2悟飯=ブロリー(伝説の超サイヤ人形態)」

「少年逆上超1悟飯=ブロリー(通常超サイヤ人形態の上限戦闘力)」


セルのパワー重視形態とブロリーの伝説の超サイヤ人形態の類似性という点から、見ていきます。

セルの「通常体系(自然体超1)→パワー重視形態(超1−3)」
ブロリーの「通常超サイヤ人形態→伝説の超サイヤ人形態」

この2つはいずれも通常超サイヤ人体系の1段階上の変身として、超1−3体系の超サイヤ人があるという共通性があります。
そしてフルパワー完全体セル(パワー重視形態)とブロリー(伝説の超サイヤ人形態)の戦闘力が、互角と推測する点。
(仮にセルのパワー重視形態にスピードダウンという弱点がなく、100%フリーザやブロリーと同様に、パワーとスピードの両方が飛躍的に向上する形態だったら、超1−3体系同士の互角の激闘が予測される)。

ここからも、セルのパワー重視形態とブロリーの伝説の超サイヤ人形態の飛躍率は、同じ「2倍」という見方が最適ではないかと思う。
そうするとフルパワー完全体セルとパラガスの制御を外れたブロリー(通常超サイヤ人形態の上限戦闘力)も互角となります。


フルパワー完全体セル=ブロリー(通常超サイヤ人形態の上限戦闘力)」

フルパワー完全体セル(パワー重視形態)=ブロリー(伝説の超サイヤ人形態)」

※超1−3トランクス戦で見せた初期完全体セル(パワー重視形態)は、フルパワー完全体セルやブロリー(通常超サイヤ人形態の上限戦闘力)と同格。




■同格の戦闘力レベルで、2倍の変身パワーアップと推測するケース

−悟飯−

逆上超1悟飯  32億
逆上超2悟飯  64億

−セル(ケース1)−

フルパワー完全体セル  32億
復活セル  64億

−セル(ケース2)−

フルパワー完全体セル  32億
フルパワー完全体セル(パワー重視形態)  64億

−ブロリー−

ブロリー(通常超サイヤ人形態の上限戦闘力)  32億
ブロリー(伝説の超サイヤ人形態)  64億


■悟飯とブロリーの類似する流れ

・悟飯の超2変身の要因
「超1悟飯(逆上前)→逆上超1悟飯」

・ブロリーの伝説の超サイヤ人形態への変身要因
「ブロリー(通常超サイヤ人形態/パラガスの制御内)→ブロリー(通常超サイヤ人形態の上限戦闘力)」

※双方の戦闘力の上昇幅は異なるが、最強の超サイヤ人形態に変身不可能な戦闘力状態から、変身可能な戦闘力状態に到達させ、そこから変身するという共通性がある。




■セル編最終決戦レベルと映画版の敵レベル

−戦闘力レベルA−
・初期完全体セル
・変身前ボージャック(オレンジ髪姿)
・超1悟空
・超1悟飯(逆上前)

−戦闘力レベルB−
・フルパワー完全体セル
・初期完全体セル(パワー重視形態)  ※超1−3トランクス戦
・変身ボージャック(赤髪筋肉増強姿)
・ブロリー(通常超サイヤ人形態の上限戦闘力)
・少年逆上超1悟飯

−戦闘力レベルC−
・復活セル
・フルパワー完全体セル(パワー重視形態)
・ブロリー(伝説の超サイヤ人形態)
・少年逆上超2悟飯





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