【ドラゴンボール 戦闘力考察関係】

<セルゲームの超1悟空と超1悟飯の優劣(1)>

−1−

セルゲームの超1悟空と超1悟飯は、どちらが強いのか。
これは闘い内容から判断して、超1悟空の方が強いのではないかと思う。

それでは、これはどういった意味になるのか。

セル戦で悟空がフルパワーを開放した場面。

▽悟飯
「(・・・・・・・・・・・・。ど・・・どうしてみんなそこまで驚いているんだろう・・・。確かに凄いとは思うけど・・・・・・・・・)」

次に悟空が降参をして悟飯に交替を告げた場面。

悟空「どうだ悟飯。さっきの父さんとセルの闘い。凄すぎてついていけないと思ったか?」
悟飯「お・・・思わなかった・・・。だ・・・だって二人とも思いっきりやってなかったんでしょ・・・!?」
悟空「セルはどうか知らんが父さんは思いきりやってたさ。つまりおめえには手を抜いているように感じたんだろ?」

この悟飯が、悟空を思ったほど凄いとは思っていない状況。
これが「超1悟空≧超1悟飯」という解釈に、ひっかかりを生むポイントです。



−2−

完全体セルは悟空たち仲間の力関係を、どのように見ていたのか。

悟空が降参した場面。

▽セル
「ベジータやトランクスでは力を上げたとはいえ、キサマより劣っているはず・・・」

そして悟空の指名相手として、悟飯の名が告げられた場面。

▽セル
「ふざけおって・・・・・・・・・。なにをいうと思えば孫悟飯だと・・・・・・!?」

これらから「悟空>ベジータ&トランクス>悟飯」と考えられます。

この完全体セルが当然のように予測していた
「悟空>ベジータ&トランクス>悟飯」
という力関係。

これは完全体セルだけではなく、周りの仲間や悟飯本人の思考でもあったのではないかと思う。

もし周りの仲間が悟飯が悟空に継ぐナンバー2の実力者だという認識があったら、悟飯が指名されたことにそこまで驚くということはないはずです。

悟飯が指名された瞬間のベジータの「な・・・なんだと・・・!?」という驚きの反応。
これは悟飯が自分よりも格下だと思っていた中で、生まれる反応と考えられるように思う。

また指名された悟飯の「ボ・・・ボクがセルと・・・?」という驚きの反応。
これも自分が悟空に続くナンバー2の実力者だという認識があったら考えにくいもので、自分の上にベジータやトランクスがいるという認識が前提にあってのものと考えられるように思う。



−3−

この悟空以外の周囲が当然のように認識していた、
「悟空>ベジータ&トランクス>悟飯」
という力関係の原点はどこにあるのか。

これは精神と時の部屋に入る前の悟空と悟飯の力の差が、元になっているのではないかと思う。

人造人間編開始時点の悟空と悟飯の戦闘力差は、およそ2倍くらいで考えられるものではないかと推測します。

そしてこの力の差が比例する形で考えられたのが、周囲の認識する悟飯の強さだったのではないかと思う。
よって周囲の認識する超1悟飯は、超1悟空の半分ということになります。

これは悟空がカリン塔で見せた半分の力と同じくらいの強さで、1度目の精神と時の部屋修業を終えた超1−2ベジータは上回っています。

「1度目の精神と時の部屋修業後のベジータ(超1−2)<周囲の予測する超1悟飯の強さ<2度目の精神と時の部屋修業後のベジータ」



−4−

続いて周囲の予測する悟飯とピッコロの力関係について、考えていきます。
この時期のストーリーの全体的なイメージとして、ピッコロはベジータやトランクスとそれほど変わらないのではないかというのがあります。

セルジュニア戦でピッコロがベジータやトランクスと同様に最後まで立っていたことから、ピッコロもセルジュニアとそこそこ闘える強さはあるのではないかという点。
この時期の映画のブロリー戦やボージャック戦で、ピッコロがベジータやトランクスとそれほど変わらないと思わせるような描かれ方になっている点などが理由です。
そうするとピッコロも、周囲の予測する悟飯を上回っていると考えられてきます。

それを思わせるものが、アニメ版に存在します。

原作で悟空が降参した場面。

▽セル
「ベジータやトランクスでは、力を上げたとはいえキサマより劣っているはず・・・」

これがアニメ版では、
「ベジータやピッコロ、トランクスでは、いくら力を上げたとはいえ、キサマより劣っているはず」
とピッコロの名前が加わっていました。

アニメ版のセルの認識とは、
「悟空>ベジータ・トランクス・ピッコロ>悟飯」
となるものです。

そしてこれは、原作にも当てはめていいものではないかと推測します。
(原作でベジータやトランクスと互角のセルジュニアと、ピッコロもそこそこ闘えるという見方も含める)。



−5−

悟飯が認識していた悟空との戦闘力差は、精神と時の部屋修業前の両者の優劣が比例するもので、2倍ほどだと考えました。
つまり自分の上にベジータやトランクスやピッコロがいて、さらにその上に悟空がいるという認識です。

そしてこの思考前提が悟空がフルパワーを開放した場面。

▽悟飯
「(・・・・・・・・・・・・。ど・・・どうしてみんなそこまで驚いているんだろう・・・。確かに凄いとは思うけど・・・・・・・・・)」

また悟空が降参をして悟飯に交替を告げた場面。

悟空「どうだ悟飯。さっきの父さんとセルの闘い。凄すぎてついていけないと思ったか?」
悟飯「お・・・思わなかった・・・。だ・・・だって二人とも思いっきりやってなかったんでしょ・・・!?」
悟空「セルはどうか知らんが父さんは思いきりやってたさ。つまりおめえには手を抜いているように感じたんだろ?」

このような反応に、つながってくるのではないかと思う。
悟飯にとっては、自分がベジータたちを追い抜いて悟空に急接近していること自体が予想外のものということになります。



■この考え方に基く、戦闘力一覧に掲載した戦闘力

超1悟空  15億
超1悟飯  13億6363万
 ※超1悟空の1割減
超1ベジータ  10億
超1トランクス  10億
ピッコロ  9億909万909.0909・・・
周囲の認識する超1悟飯  7億5000万

 戦闘力一覧



−6−

次に考えたいのが、悟飯と交代する時の状態についてです。
悟空は悟飯を僅差で上回る強さだと考えました。 しかし降参した時の悟空とは、セルに仙豆を食べることを勧められるほど弱っている状態で、セルジュニアに圧倒されている点から、ベジータやトランクスやピッコロ以下だと考えられます。

よって悟飯と交代した時点では、
「超1悟飯>超1ベジータ・超1トランクス・ピッコロ>超1悟空(セルジュニア以下)」
となります。

悟空は仙豆で全開になって、もう1度セルと闘うという選択肢を封印しています。
そのような状況から考えると、あのタイミングでの悟飯との交替は最適なものとなるのではないかと思う。



■超1悟飯の周囲認識と実際の強さ

【周囲認識】
・悟空の半分ほど。(ベジータやトランクスやピッコロ以下)。
・精神と時の部屋に入る前の、悟空と悟飯の優劣が比例している。

【実際の強さ】
・悟空を僅差で下回るくらい。(悟天とトランクスくらいの優劣)



続き:セルゲームの超1悟空と超1悟飯の優劣(2)



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