【ドラゴンボール 戦闘力考察関係】
<復活セルとブロリーの戦闘力レベル(2)>
−1−
続いてブロリーの強さについて、考えていきます。
ブロリーの強さの選択肢としては、セルレベルかブウレベルかというのがありますが、これはセルレベルではないかと思う。
なぜかというと映画版の敵とは、そのストーリー時期に見合った強さのものになるからだと考えるからです。
フリーザ編時期の映画の敵は、フリーザ編レベル。
人造人間&セル編時期の映画の敵は、人造人間やセルレベル。
ブウ編中盤以降の時期(ブウが復活して、ゴテンクスが登場する時期以降)の映画の敵は、魔人ブウレベル。
このように映画版のストーリーで描かれる戦士側と敵側の戦闘力格差とは、原作内でも見られる戦士側と敵側の戦闘力格差と同じくらいのものです。
その傾向からすると、映画「燃え尽きろ〜」でセルゲーム時期のメンバーの前に立ちはだかったブロリーの強さも、復活セルレベルが妥当となってきます。
また映画「危険なふたり〜」で悟空・悟飯・悟天のトリプルかめはめ波でブロリーを倒した内容が、復活セルを親子かめはめ波で倒した内容とかぶる点。
ここからもブロリーは復活セルレベルという見方が、適しているのではないかと思う。
(ブウ編初期の悟飯・悟天・悟空のトリプルかめはめ波で、魔人ブウが倒されるというのは考えにくいため)。
映画の公開時期という点から、見ていきます。
大全集別巻1には、映画の公開時期に原作とアニメはそれぞれどの時期だったのかというのが、記載されている表があります。
それによると映画「燃え尽きろ〜」(敵:ブロリー)の公開時期(93年3月)とは、原作ではセルが自爆から復活パワーアップをして地球へと戻り、最終決戦の佳境へと突入していくころとなっています。
ここからも、ブロリーは復活セルレベルという見方が適しているように思う。
ジャンプ誌上で読者が超2悟飯と復活セルの闘いをわくわくしながら読もうとしている時期に、それと同時期に公開された映画のブロリーが、それをはるかに超えた魔人ブウレベルというのも不自然に感じられます。
−2−
映画「燃え尽きろ〜」の戦闘描写から、ブロリーの強さを考えていきます。
ブロリーと悟空の戦闘力格差は、どのくらいなのか。
なんとなくのイメージとして、2倍クラスだと物足りなく、4倍クラスはあってもよさそうな印象を受けました。
ここで完全体セルを全員で倒しにいったら、どうなるのかという状況を想定してみます。
復活前セルの全力のかめはめ波を超2悟飯がかめはめ波で撃ち返し、セルが左腕や両足や羽など、体の複数箇所を消し飛ばされてボロボロになっている場面。
▽悟空
「悟飯 なにをしている。とどめだ!!!すぐにとどめを刺せ!!!」
「悟飯っ!!とどめを刺せるのはおまえだけだ。早くやれ!!これ以上あいつを追いつめるな!!なにをするかわからんぞ!!」
これらの反応から
フルパワー完全体セル
とは、もはや悟空でどうこうできる存在ではなく、倍くらいの戦闘力格差でとらえていいものではないかと考えました。
セルのフルパワー引き出しが、悟飯&クリリンの最長老パワーアップ後の実戦を通じた戦闘力加速成長と同じで、悟空との実戦を通じた戦闘力加速成長であるという見方につながるものです。
そしてこの
フルパワー完全体セル
というのが、超1悟空・超1悟飯(逆上前)・超1ベジータ・超1トランクス・ピッコロの5人がかりで、それなりに競った勝負になるものではないかと推測します。
そしてその2倍の復活セル(超1悟空の約4倍クラス)というのが、ブロリー戦同様に5人でかかっても一蹴されてしまうほどの強さとなるのではないかと思う。
●フルパワー完全体セル(超1悟空の約2倍クラス)
超1悟空・超1悟飯(逆上前)・超1ベジータ・超1トランクス・ピッコロの5人がかりで、ある程度競った勝負になる。
●復活セル(超1悟空の約4倍クラス)
超1悟空・超1悟飯(逆上前)・超1ベジータ・超1トランクス・ピッコロの5人がかりでも、一蹴されてしまう。
(ブロリー戦同様)
これらから、ブロリーは復活セルレベルという見方になります。
(ブウレベルではなく・・)。
これは映画「燃え尽きろ〜」が、セル編時期の物語という点を踏まえても、妥当といえるように思う。
−3−
同じくセル編時期の物語の「サイヤ人絶滅計画」に登場した、ハッチヒャックの強さについて考えていきます。
ハッチヒャックの強さに、悟空たちが苦戦を強いられている場面。
▽悟空
「(ブロリーよりパワーは上かもしんねえ・・・)」
ここから、僅差で「ハッチヒャック≧ブロリー」と判断できます。
闘い内容からも、ハッチヒャックは超1悟空の約4倍クラスで、復活セルや逆上超2悟飯と同格と解釈していいように思う。
■セル編超1悟空の約4倍クラスの戦闘力者
・少年逆上超2悟飯
・復活セル
・ブロリー
・ハッチヒャック
考察メニュー(戦闘力考察関係1)
TOP