【ドラゴンボール 戦闘力考察関係】

<ブウ編のサイヤ人戦士のノーマル戦闘力>

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ブウ編のサイヤ人戦士のノーマル戦闘力について考えていきます。
戦闘力一覧のところで、ブウ編のノーマルサイヤ人は初期超サイヤ人レベルを上回っているものだと考えました。
「ヤコン>フリーザ」という見方に基くものです。

そこで界王神を交えて考えていきます。
界王神はピッコロよりも下で「フリーザ程度なら一撃で倒せる」というくらいの強さです。
これは初登場時の超トランクスを連想させるもので、超1−1レベルくらいとみるのが適切ではないかと思う。

そして界王神がヤコンに「みんなで闘いましょう!!」と警戒していることから、
「ヤコン>界王神」と考えられます。

「フリーザ<界王神<ヤコン」

次にブウ編ノーマルサイヤ人レベルについて。
悟空がヤコンに光のエネルギーを食べられて、超サイヤ人から元のノーマルへと戻されてしまった場面。

▽悟飯
「おとうさん。ボクも闘いますよ。ふたりでなら超サイヤ人にならなくても勝てます!!」

ここからヤコンは、ブウ編のノーマルサイヤ人が2人がかりで倒せるくらいの強さだと考えられます。
これはバビディのエネルギー測定器による超サイヤ人悟空 3000キリとヤコン 800キリという圧倒的な格差に相当します。

フリーザ程度なら一撃で倒せる界王神が「みんなで闘いましょう!!」と警戒するほどのヤコンとは、ブウ編のサイヤ人がノーマルでも2人がかりなら十分に倒せるというものです。

よって「ヤコンと界王神の力の差>ヤコンとブウ編ノーマル悟空の力の差」と考えられます。

ここから考えられるのは、ブウ編ノーマルサイヤ人のレベルが、初登場時の超トランクスのレベルを上回っているということではないかと思う。

セルゲーム後に未来に帰ったトランクスが、ノーマル姿のまま第1セルを遠くへふっとばした場面。
トランクスが超1−1で第2セルの前に立ちはだかった場面。
(アニメ版ではこの場で実際に闘って、超1−1トランクスが第2セルを追い込んでいく場面がある)。

これらはノーマル戦闘力が初期超サイヤ人レベルを上回るほどの勢いで成長していく中で、起きる出来事だと考えられます。

また映画「燃え尽きろ〜」で、宮殿のベッドで寝ている悟空をブロリー(通常超サイヤ人形態)が襲い、ノーマル悟空と超サイヤ人ブロリーが互角の激闘を繰り広げる内容。
これもセル編のノーマル悟空が、レベルの低い超サイヤ人と同等からそれ以上はあると判断できるものになります。



−2−

「ブウ編ノーマル悟空>初期超サイヤ人レベル」という見方。
これは映画「神と神」(鳥山先生がシナリオとキャラクターデザインを担当している)には当てはまらないものです。

悟空が界王星で修業しているところへ、ビルズとウイスがやってきて対面する場面。
(悟空はノーマル姿)。

ビルズ「このウイスから聞いたんだけど・・・。キミがフリーザを倒したの?」
悟空「フリーザ? あ、ああ・・・。確かにオラが倒した・・・です」
ビルズ「今のキミには倒せそうもないけど・・・。変異してパワーアップするらしいね。超サイヤ人ってのに」
界王様「左様でございます。よく御存知で」

この映画(ブウ編から数年後)では、明らかに、ノーマル悟空はフリーザ以下で、超サイヤ人に変身してフリーザを倒せる戦闘領域に突入するものとして描かれています。

しかし同じく鳥山先生がシナリオとキャラクターデザインを担当した、2008年ジャンプスーパーアニメツアーで上映された「オッス!帰ってきた孫悟空と仲間たち」。
(ブウ編から2年後で、ベジータの弟のターブルが登場する物語)。
こちらは「ブウ編ノーマル悟空>フリーザ(初期超サイヤ人レベル)」と解釈されるものになっています。

ベジータの弟(ターブル)の星が、フリーザ軍の残党のアボ&カドという2人の兄弟に荒らされ、ターブルが助けを求めて兄のベジータのいる地球へと向かい、悟空たちがパーティーで集まっていたところへ現われる。
その少し後にアボ&カドが、ターブルを追って悟空たちの前に現われる。
そして悟空たちが全員で2人組を倒しにいってはいじめになってしまうということで、悟天&トランクスが対戦相手として選ばれ、闘いが始まろうとする場面。

ベジータ「ターブル。ヤツらはフリーザの配下じゃないのか?」
ターブル「残党です。運よく別の星に派遣されていたんです。今はフリーザに取って変わったつもりで・・・・・・」
ベジータ「派遣?思い出した。当時はギニュー特戦隊と肩を並べていたヤツらだ!」
ターブル「今ではさらにパワーアップしてフリーザに匹敵するほどの強さです」
悟空「なーんだ・・・。フリーザか・・・。今となっちゃたいした敵でもねえな。悟天たちでちょうどよかったぞ」

この後に「ノーマル悟天vsアボ」「ノーマルトランクスvsカド」の1対1同士のバトルが始まり、激しい攻防が繰り広げられ、悟天&トランクスがやや優位と思えそうな内容に続いています。
ここから「ノーマル悟天&トランクス≧アボ&カド」と判断できます。
そしてノーマル悟空とノーマル悟天には、それなりの差があると思われることから、
「ノーマル悟空>フリーザ」という力関係が予測されます。



−3−

ターブルにアボ&カドがフリーザに匹敵する強さだと聞かされた場面。

▽悟空
「なーんだ・・・。フリーザか・・・。今となっちゃたいした敵でもねえな。悟天たちでちょうどよかったぞ」

これは明らかに、自らが闘った100%フリーザレベルで考えていいものではないかと思う。

それと同じく界王神が、その強さを語る場面。

▽界王神
「当時界王神は5人いました。だれもあのフリーザ程度なら一撃で倒せるほどのウデの持ち主でしたよ・・・・・・」

このフリーザも100%フリーザレベルで見るのが適切ではないかと思う。
(それに基き、界王神は超1−1レベルとなる)


アボ(orカド)・・・・・フリーザに匹敵する

界王神・・・・・フリーザ程度なら一撃で倒せる

※どちらのフリーザも100%フリーザやメカフリーザレベルで見るのが適切と判断する。
「界王神>アボ≒カド」


「オッス!帰ってきた〜」の、フリーザに匹敵するアボ&カドをやや上回るノーマルの悟天&トランクスという点から判断する、
「ブウ編ノーマル悟空>フリーザ」という解釈。

ブウ編の、フリーザ程度なら一撃で倒せる界王神が「みんなで闘いましょう!!」と警戒するほどのヤコンが、悟空たちにとってはノーマルでも2人でも十分に倒せるという点から判断する、
「ブウ編ノーマル悟空>フリーザ」という解釈。

これらはいずれも同じ流れのものではないかと思う。


 「ノーマル悟空>ノーマル悟天・ノーマルトランクス≧アボ・カド(フリーザに匹敵する)」

 「ブウ編ノーマル悟空>界王神(フリーザ程度なら一撃で倒せる)>アボ≒カド(フリーザに匹敵する)」


したがって、仮に原作のブウ編で悟空が超サイヤ人ゴッドに覚醒したとする場合、その強さは映画「神と神」の超ゴッド悟空レベルではなく、「オッス!帰ってきた〜」で仮に悟空が超ゴッドに覚醒したとする強さに近いものとなります。



−4−

鳥山先生がシナリオやキャラクターデザインを手がけたアニメ作品の中にも、
「フリーザ>ブウ編ノーマル悟空」という解釈につながる、映画「神と神」。
「ブウ編ノーマル悟空>フリーザ」という解釈につながる、08年ジャンプスーパーアニメツアー「オッス!帰ってきた〜」。
この2種類が存在します。

そうするとどちらかが原作の解釈が反映されたものとなり、それが後者の
「オッス!帰ってきた孫悟空と仲間たち」という見方になります。



■ドラゴンボールGT

・悟空がノーマルでフリーザ以上
(悟空がノーマルor超1でブウ以上のリルド将軍と互角の激闘を繰り広げ、後に地獄で以前よりもパワーアップしたセル&フリーザをノーマルで圧倒する)
※GT悟空のブウ以上の基準が、ノーマルなのか超1なのかは、後の考察まで保留。
・原作の「ヤコン>界王神>100%フリーザ」と推測する世界観に基く

■08年ジャンプスーパーアニメツアー「オッス!帰ってきた孫悟空と仲間たち」
※鳥山先生がシナリオとキャラクターデザインを担当(ブウ編から2年後の物語)

・悟空がノーマルでフリーザ以上
(フリーザに匹敵するアボ&カドが、ノーマルの悟天&トランクスのちょうどいい対戦相手として描かれる)
・原作の「ヤコン>界王神>100%フリーザ」と推測する世界観に基く

■映画「神と神」
※鳥山先生がシナリオとキャラクターデザインを担当(ブウ編から数年後の物語)

・悟空がノーマルでフリーザ以下 (超サイヤ人に変身して、フリーザを倒せる戦闘領域に突入する)
・「100%フリーザ>ヤコン>界王神」という解釈に発展していく世界観




■超サイヤ人4と超サイヤ人ゴッド

『GTの超4悟空>>ジャンプスーパーアニメツアー「オッス!帰ってきた〜」の超ゴッド悟空(仮)≧原作ブウ編の超ゴッド悟空(仮)>>>>>映画「神と神」の超ゴッド悟空』

−詳細−

・GT悟空は、ノーマルor超1でブウ以上。
・「オッス!帰ってきた〜」や原作ブウ編は、かなりの差で「ノーマル悟空>フリーザ」
・映画「神と神」は、「フリーザ>ノーマル悟空」

※GT悟空のブウ以上の基準が、ノーマルなのか超1なのかは、後の考察まで保留。





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