【ドラゴンボール 戦闘力考察関係】
<界王神の強さ>
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界王神の強さについて考えていきます。
それににあたって一番の課題となるのが「ピッコロと界王神はどちらが強いのか?」というものです。
界王神はピッコロに「次元がちがいすぎる」と言わせるほどの存在です。
これを単純に受け取ると「界王神>ピッコロ」という見方になります。
また大全集でも、界王神に関する内容で、
「超ナメック星人のピッコロをはるかにしのぐ強さ」
と記載されています。
ただし大全集のデータは、戦闘力なども含め、正しくないと判断されるものもあるので、これについても原作からの検証が必要となります。
果たして「界王神>ピッコロ」という力関係なのか。
これはそうではないと考えます。
セルゲーム時のピッコロは当時のベジータやトランクスとそれほど離れていない強さで、セルジュニアともそこそこ闘えるくらいの実力者です。
よって界王神がそのピッコロを大きく上回るとなると、相当の強さとなってきます。
しかしその見方に違和感が出てくるのが、ヤコンを含めた力関係です。
ヤコンは界王神が「みんなで闘いましょう!!!」と危機感を示すほどの強さです。
「ヤコン>界王神」
では「ヤコン>界王神>ピッコロ」なのか。
しかしセルジュニアレベルのピッコロをはるかに上回る界王神をヤコンがさらに大きく上回るという見方は、さすがに無理があるように思う。
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そこで考えたのが、ピッコロが界王神を「次元がちがいすぎる」と言ったのは、元地球の神という立場から、神としての地位がちがいすぎるといった意味だったのではないかというものです。
ピッコロが降参をして武舞台を下りていった場面。
▽界王神
「(・・・・・・そうか。彼は元この星の神・・・。なんとなくわたしのことを勘付きはじめているのかも・・・)」
これはそのような意味ではないかと考えました。
そうすると強さ自体は「ピッコロ>界王神」となり、ヤコンの強さを踏まえても無理のないものになってくるのではないかと思う。
界王神の強さは「フリーザ程度なら一撃で倒せる」というくらいのもので、セルジュニアレベルの戦闘力水準(セル編ピッコロ)を大きく下回るものではないかと考えます。
そうするとヤコンが第2セルレベルという見方も可能となり、先ほどの見方と比べたらかなり現実的なものになるのではないかと思う。
ただしこれは以前の解釈のしていき方で、「ピッコロ>界王神」という基本線は今後も変化することはありませんが、その詳細はいくらか変化することになります。
修正点については、後の考察で説明していきます。
大全集の「(界王神が)超ナメック星人のピッコロをはるかにしのぐ強さ」という記述。
(強さの面で「界王神>ピッコロ」と判断される記述)。
これは「フリーザ戦超悟空:1億5000万」「ナメック星到着悟空:90000」と同じく、正しくないと判断するものになります。
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