【ドラゴンボール 戦闘力考察関係】

<超サイヤ人の最低戦闘力>

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超サイヤ人の最低戦闘力はどのくらいなのか。
最終フリーザ戦のベジータ(推定250万)は、超サイヤ人に覚醒可能な最低ノーマル戦闘力に到達したと推測するものでした。
よってこの時のベジータ超サイヤ人に覚醒したと仮定した時の「1250万」という戦闘力が超サイヤ人の最低戦闘力となります。

計算式
「250万×5=1250万」

超サイヤ人最低値の1250万とは、
[初覚醒超悟空:1875万]の圧倒2つ分下(5割減)
[フリーザ戦超悟空(体力消耗から変身):1500万]の圧倒1つ分下(2割減)
[50%フリーザ:750万]の圧倒2つ分上(66.666・・・%増)
[100%フリーザ:1500万]の圧倒1つ分下(2割減)
となるものです。



−2−

この裏付けとなりそうなものが、作中に存在します。

超サイヤ人というのは、フリーザがただ1つ恐れていた伝説の存在でした。
これは超サイヤ人のレベルの大小に関わらず、超サイヤ人自体がフリーザの恐れる存在と推測されるものです。
つまり最低レベルの超サイヤ人でもフリーザが恐れる存在に値するということです。

よってフリーザの恐れる超サイヤ人最強伝説が本当だったとするには、最低レベルの超サイヤ人でもフリーザが恐れるに値する存在であることがわかるストーリーでなければなりません。

それが第319話「フリーザ初めての屈辱と絶望」で、超悟空が50%フリーザのビームを顔面にまともにくらいながら平然としていた場面。

[フリーザの連続ビームを全てかわす悟空]

フリーザ「お・・・おのれ・・・・・・。あ・・・当たりさえすれば き・・・きさまなんか・・・」
悟空「当ててみろよ」
フリーザ「!!」
「な・・・・・・・・・なにを〜〜〜・・・・・・・・・!?
ふ・・・・・・・・・ふざけやがって・・・・・・」
「後悔しやがれーーーーっ!!」

[ビームを放つフリーザ]
[そのビームが悟空の顔面(アゴ)にまともに炸裂]
[しかし悟空はビクともしない]

悟空「星は壊せても・・・たったひとりの人間は壊せないようだな・・・・・・」
フリーザ「・・・・・・・・・・・・・・・」
「な・・・な・・・何者だ・・・・・・・・・」
悟空「とっくにご存知なんだろ!?
オレは地球からきさまを倒すためにやってきたサイヤ人・・・・・・・・・。おだやかな心を持ちながら激しい怒りによって目覚めた伝説の戦士・・・。
超サイヤ人孫悟空だ!!!!!」
フリーザ「・・・・・・・・・・・・・・・・・・。・・・・・・・・・・・・・・・・・・」
「・・・や・・・やはりな・・・・・・。どうやら本当に超サイヤ人らしい・・・・・・」
「ふ・・・ふっふっふっ・・・・・・・・・。
おだやかな心を持ちながら怒りによって目覚めた・・・か。なるほど。いくらがんばってもベジータにはなれなかったわけだ・・・」
「ち・・・ちくしょーーー・・・・・・・・・!!!ちくしょおおお〜〜〜っ!!!!!」
「(こ・・・このオレがなんという屈辱だ・・・・・・!!このフリーザ様が〜〜〜!!あ・・・あ・・・あんなヤツに・・・。あんなサイヤ人なんかに・・・・・・!!
し・・・信じられん・・・。こんなことが・・・!!あ・・・あるはずがないと思っていた悪夢が・・・・・・!!オ・・・オレは・・・・・・オレはフリーザだぞ〜〜〜!!・・・)」
悟空「終わりだ。フリーザ」


このフリーザが悟空を超サイヤ人だと認めて絶望した場面。
これがフリーザが前々から恐れていた超サイヤ人の伝説が本当だったという判断につながるものだと考えられます。

ではこの時にフリーザが認識した超サイヤ人の悟空の強さとはどのくらいのものなのか。

フリーザの連続ビームが悟空にかわされた時の
「お・・・おのれ・・・・・・。あ・・・当たりさえすれば き・・・きさまなんか・・・」
という反応。

これは自らを圧倒するほどの相手であってもまともに炸裂させればかなりのダメージを与えられることを示すものではないかと思う。
つまりキュイやドドリアの必殺連続エネルギー波、
ジースの強力エネルギー波(悟空がギニューとの戦闘中に不意に撃たれて必死にかわした技)、
これらと同じ系統の技です。



−3−

この技の威力についてもう少し考えていきます。
エネルギー波系の技には、圧倒〜瞬殺1つ分上の者でもまともに炸裂させれば大ダメージとなる強力技の他に、互角くらいの相手にまともに炸裂させてそこそこのダメージを与えられる範囲のものが存在します。

第23回天下一武道会の決勝序盤でピッコロが悟空にくらわせた連続エネルギー波、
ベジータが変身ザーボンとの再戦でくらわせた連続エネルギー波、
などです。

ここで見ていきたいのが、悟空が超サイヤ人に覚醒した次の話(第318話「伝説の超サイヤ人」)で、フリーザの放ったガスバーナーのような連続エネルギー波を悟空がまともにくらいながらビクともしなかった場面。

このガスバーナーのような連続エネルギー波は、互角くらいの相手にまともにくらわせてある程度のダメージを与えられる範囲の技とみていいのではないかと思う。
つまりベジータが強力連続エネルギー波をリクームにまともに炸裂させても大したダメージを与えられなかったような、5割差(圧倒2つ分)と推測されるケースとは異なるということです。

フリーザが悟空の顔面にぶつけたビームとは、ガスバーナーのような連続エネルギー波をまともに炸裂させてもビクともしない相手にでも、まともにくらわせればかなりのダメージが期待できる威力ということになります。

これは圧倒〜瞬殺1つ分上の相手にでもまともにくらわせれば大ダメージを与えられるくらいの技とみてちょうどいいのではないかと思う。

フリーザの連続ビームが悟空にかわされた時の
「お・・・おのれ・・・・・・。あ・・・当たりさえすれば き・・・きさまなんか・・・」
という反応はそれを意味します。

そうするとフリーザのビームが悟空にまともに炸裂してもビクともしなかったことから推測される両者の力の差は、「ベジータvsリクーム」のような5割くらいの勢いで考えられるものということになります。



−4−

これを証明するのが、フリーザが100%フルパワーを開放しようとする場面。

▽フリーザ
「(オレのフルパワーで蹴りを付けてやる。1分・・・いや30秒でな・・・)」

というものではないかと思う。

フリーザが悟空を超サイヤ人だと認めて絶望した段階で認識していた強さとは、100%フリーザを下回るものです。
これが圧倒1つ分か瞬殺1つ分かは判断が難しいですが、「1分・・・いや30秒で」と倒すまでの時間計算として1分が頭をよぎっていることから、圧倒1つ分の方が適切ではないかと判断しました。
「ベジータvsキュイ」のような瞬殺1つ分なら、倒すのに1分かかるというのはあり得ないからです。

この時点でフリーザが認識した悟空の強さは、100%フルパワー時の圧倒1つ分下。
そうすると50%フリーザとの戦闘力差は、正確には6割ほどということになります。

[超サイヤ人最低値:1250万]が、
[50%フリーザ:750万]の66.666・・・%増(圧倒2つ分ほど)、
[100%フリーザ:1500万]の圧倒1つ分下(2割減)、
という見方に当てはまります。



−5−

この強さは、ただフリーザの認識している強さというだけではありません。
その時の超悟空が実際に発揮していた戦闘力と考えられるものでもあります。

フリーザが100%になった直後に、準備運動の攻撃で悟空に連打を浴びせてよろつかせた場面。

▽フリーザ
「はあっ・・・はあっ・・・。くっくっく・・・・・・。 どうだ?いまのはこれから見せる最終攻撃のための準備運動だぞ」

ここから、ここまでの悟空は戦闘力のコントロール(自然値よりも引き下げる)によって、本気の圧倒1つ分下ほどの戦闘力に引き下げていたと考えられます。
フリーザが第2形態に変身した直後(戦闘力のコントロールで自然値よりも引き下げている)と同じです。

フリーザ戦序盤のノーマル悟空(ウォーミングアップ時)とは、本気の圧倒1つ分下に戦闘力を引き下げている状態でした。
それと同じく、超サイヤ人に覚醒した悟空も途中までは本気の圧倒1つ分下(100%フリーザの圧倒1つ分下)に戦闘力を引き下げて闘っていたと考えられます。



−6−

50%フリーザが絶望した段階で認識していた悟空の強さ(戦闘力)とは、その時の悟空が実際に発揮していた戦闘力でもあり、100%フリーザの圧倒1つ分下(50%フリーザの約6割増)になるものです。

これは超サイヤ人最低レベルと推測される、超サイヤ人に覚醒したと仮定するフリーザ編超ベジータ(250万×5=1250万)と同レベルのものでもあります。

[超サイヤ人に覚醒したと仮定するフリーザ編超ベジータ:1250万]は、
[50%フリーザ:750万]の66.666・・・%増(圧倒2つ分ほど)、
[100%フリーザ:1500万]の圧倒1つ分下(2割減)、
となるものです。

そして50%フリーザが悟空を超サイヤ人だと認めて絶望した場面が、最低レベルの超サイヤ人でも50%フリーザを絶望させるに値する存在であることを示していると推測する点。

ここから本気前の超悟空(100%フリーザの圧倒1つ分下)も超サイヤ人最低値の「1250万」と解釈していいように思う。

「超サイヤ人最低値 1250万=超悟空(本気前)=超サイヤ人に覚醒したと仮定するフリーザ編超ベジータ」

よって超サイヤ人に覚醒したと仮定するフリーザ編超ベジータでも、50%フリーザのビームを顔面にまともにくらいながら平然とした態度をとり、絶望させるくらいのことはできると判断できます。



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フリーザが悟空を超サイヤ人だと認めて絶望した場面とは、フリーザが前々から恐れていた超サイヤ人最強伝説が本当だったと認めた場面でもあります。

そしてフリーザが100%フルパワーになった直後の準備運動で、悟空に連打を浴びせた場面。

▽フリーザ
「キサマが死ぬ前に一言ほめておいてやろう・・・。みごとだ・・・。すばらしい強さだったぞ超サイヤ人・・・!たしかに宇宙一だ・・・。このフリーザさえいなければな!」

これもフリーザが超サイヤ人最強伝説が本当だったと認めた上での発言と考えられます。

また超サイヤ人に覚醒したと仮定するフリーザ編超ベジータなら、フリーザは100%フルパワーで倒せていた(準備運動でも優勢に闘える)と判断していいように思う。



−8−

100%フリーザが超サイヤ人最低値(超サイヤ人に覚醒したと仮定するフリーザ編超ベジータ)を圧倒1つ分(20%差)上回るという解釈を別の視点から見ていきます。

ノーマル悟空(本気)とベジータの差は圧倒2つ分の50%差だと考えました。
(「ベジータ<ノーマル悟空(ウォーミングアップ)<ノーマル悟空(本気)」より)。

そして50%フリーザは、20倍ノーマル悟空と互角。
つまりノーマル悟空(本気:10倍)の2倍の戦闘力となります。
ベジータの50%増がノーマル悟空(本気)で、50%フリーザはその2倍。
よって50%フリーザとベジータの戦闘力差は3倍。
100%フリーザとベジータの戦闘力差は6倍となります。

そして超サイヤ人に覚醒したと仮定するフリーザ編超ベジータは、5倍のパワーアップ。

この6倍差と5倍差の格差となる「1.2倍(20%差)」が、100%フリーザと超サイヤ人に覚醒したと仮定するフリーザ編超ベジータ(超サイヤ人最低値)の戦闘力差となります。

計算式
「6÷5=1.2」


 100%フリーザ(1500万)・・・・・ベジータ(250万)の6倍
 超サイヤ人最低値(1250万)・・・・・ベジータ(250万)の5倍

−詳細−

ベジータ  250万
ノーマル悟空  375万
 ※ベジータの1.5倍
50%フリーザ  750万
 ※ノーマル悟空の2倍/ベジータの3倍
100%フリーザ  1500万
 ※ベジータの6倍
フリーザ編超ベジータ(仮)  1250万
 ※ベジータの5倍

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