【ドラゴンボール 戦闘力考察関係】

<戦闘力の高さと目で追えるスピードの関係>

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ナメック星に到着した悟空のスピードをリクーム・バータ・ジースが目で追えずにいた中で、ベジータだけがその動きが見えていたという内容。
これは仙豆で復活した直後のベジータ(悟空の強さに驚愕している時点)が、特戦隊中堅メンバーを上回る強さを身につけていたことにつながる要因だと考えました。

ここから「戦闘力の高い者ほど、より速いスピードを目で追えることができる」という性質が伺えます。
このような傾向が見られる他の場面を上げていきます。

最初にフリーザが最終形態に変身した場面。
ピッコロ・悟飯・クリリンが目で追えなかったフリーザのスピードを、ベジータだけは見ることができていました。
ピッコロもそんなベジータを見て
「(ベ・・・ベジータには見えていた・・・・・・!!な・・・なぜだ・・・。そ・・・そんなに実力がアップしたというのか・・・・・・!?)」
と驚いています。

第4フリーザのスピードを目で追えていたのは「ベジータ」。
目で追えていないのは「ピッコロ」「悟飯」「クリリン」。



−2−

次に第23回天下一武道会準決勝の「悟空vs天津飯」戦から見ていきます。
序盤のバトルで悟空と天津飯が、高速で動いて姿を消した場面。

[悟空と天津飯が、姿を消す]

審判「あっ!!!!」

亀仙人「ふっ ふたりとも消えおった!!!」

《ガガッ ガッ ビッ バシッ》

審判「おっ 音だけが、音だけが不気味に聞こえてきますっ!!!!」

ピッコロ「はやい!!かなりのスピードだ・・・!」

《シュバッ ビュッ バババッ》

クリリン「すごいっ!!どっちも全く互角の攻防だ!!」
ヤムチャ「ああ・・・!」
チチ「え!? ふ・・・ふたりとも・・・・・・・・・。あ・・・あんなの見えるだか・・・?」

この両者のスピードを目で追うことができていたのは、
「ピッコロ」「クリリン」「ヤムチャ」。
そしてこのスピードを目で追えなかったのは、
「亀仙人」「チチ」「審判」「その他の観客たち」。

戦闘力の高い者がこのスピードを目で追うことができ、戦闘力の劣る者は目で追えなくなっているというのが、はっきり分かれている例です。

そしてバトル中盤で、天津飯が本気のスピードを出し始めた場面。

ヤムチャ「どこだっ!!!天津飯は見えないぞっ!!!」
クリリン「だが悟空は上に行った!!!」

クリリンやヤムチャにとって、重装備悟空のスピードは目で追える範囲のものでも、天津飯の本気のスピードは目で追えなくなっています。

実力差が近くなるほどそのスピードを目で追うことが可能となり、実力差が離れていくほどそのスピードを目で追うことが不可能になっていくという関係が見られます。


リクーム・バータ・ジースが目で追えなかったスピードをベジータだけが見えていたという内容。
これは「ベジータ≧特戦隊中堅メンバー」という力関係を示すものだと考えられます。




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