【ドラゴンボール 戦闘力考察関係】

<リクーム・バータ・ジースの戦闘力>

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強力必殺技がまともに炸裂しても大したダメージにはならない戦闘力比率差とは、どのくらいのものなのか・・。
それを明確にするために、リクーム・バータ・ジースの戦闘力について考えていきたいと思います。
まずこの3人の力関係についてです。

悟空がジース&バータを翻弄している場面。

悟飯「で・・・でもあの2人思ったほど強くないような気がしませんか。お父さんに手を出せないでいる・・・」
クリリン「そ・・・そんなはずはない・・・。あいつたちはベジータでさえどうしようもなかったあのリクームってやつと同じくらいの気を持っている・・・。悟空が強すぎてやつらが大したことないように見えるんじゃあ・・・」

この場面から、3者の力関係は同格にあると考えられます。

よってベジータ(30000弱)の強力必殺技がまともに炸裂しても大したダメージにならないというのは、ジースとバータに当てはめて考えてもいいように思う。

この3人の戦闘力は、45000〜50000ほどではないかと考えました。

下限の45000でみると、ベジータとの力の差は5割。
上限の50000でみると、ベジータとの力の差は6.6666・・・割。

どちらが適正なのか、しぼり込みを行っていきます。

【考察用造語】

●特戦隊中堅メンバー
ギニュー特戦隊の中で標準的な戦闘力レベルの、リクーム・バータ・ジースをまとめて指す。




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リクーム・バータ・ジースの戦闘力45000〜50000という予測の中から、さらに絞り込むにあたって重要となってくるのが、ナメック星到着悟空との力の差です。

この時の悟空の戦闘力は60000です。

よって特戦隊中堅メンバーの戦闘力を上限の50000で見た場合、
悟空(60000)との戦闘力差は2割(圧倒1つ分差)となります。
1回目の「ベジータvs変身ザーボン」の25%差より、やや少ないくらいです

そして下限の45000で見た場合、
悟空(60000)との戦闘力差は33.3333・・・%差(対比率「4:3」)で瞬殺1つ分となります。
「ベジータvsキュイ」の力の差に相当するものです。

果たしてどちらが適切なのか。
これは下限の45000ではないかと考えました。
つまり「ベジータvsキュイ」の力の差に相当するということです。



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参考の1つが、悟空がバータを倒した場面です。

ジースとバータの2人がかりの攻撃をかわした悟空は、バータの背後にまわって蹴りで遠くへふっとばし、さらに脳天にエルボーをくらわせて気絶させてしまいます。

これはベジータがキュイを瞬殺した時に近い感覚で、とらえられるものではないかと思う。

悟空がリクームを一撃で倒したのは、クリリンが
「い・・・いくら不意打ちだったからって・・・・・・ベ・・・ベジータやオレたちが ど・・・どんなに攻撃してもビクともしなかったヤ・・・ヤツを・・・たった一撃で・・・・・・」
と言っているように、不意打ちによるプラス効果もあったと思われます。
またその一撃が、ダッシュで加速がつけられた一撃というのも大きかったのではないかと思う。
ダッシュがない近距離での肘打ちなら、もう少し威力は低かったのではないかと推測します。

ベジータ(24000)がキュイ(18000)に不意打ちによるダッシュ肘打ちをくらわしていたら、一撃で気絶させらることができたというケースも考えられます。

悟空がバータを瞬殺した状況が、ベジータがキュイを瞬殺した状況に似ているという点。

よって悟空(60000)と特戦隊中堅メンバーの力の差は、「ベジータvsキュイ」のような瞬殺レベルではないかというのがここでの考えです。

そうすると特戦隊中堅メンバーの戦闘力は45000と考えられます。

「60000:45000」=33.333・・・%差(対比率「4:3」)



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悟空(60000)と特戦隊中堅メンバーの力の差が「ベジータvsキュイ」と同じ瞬殺差にあると考えられる理由がもう1つあります。

それが悟空とギニューの一騎打ちの最中にジースがエネルギー波を放ち、それを悟空が「ぐっ!!!!!」と必死になってかわす場面。

これはもしまともに炸裂していたら、それなりに大きなダメージになっていたと考えられるものではないかと思う。
(ナッパの最高の技が、悟空にまともに当たっていた状況を想定するのと同じく)

これは「ベジータvsキュイ」の33.333・・・%差法則から考えられる、
「瞬殺可能な戦闘力差だが、強力必殺技をまともに炸裂させられると大ダメージを受ける」
に相当するものではないかと思う。

この場面から、悟空とジースの力の差は、「ベジータvsリクーム」の力の差よりも小さいもので、「ベジータvsキュイ」の力の差におさまるものと考えられます。

悟空がジースのクラッシャーボールを難なく弾き返す場面がありますが、これももしまともに炸裂していたらかなりのダメージになっていたのではないかと思う。

同様にリクームの「リクーム・ウルトラ・ファイティング・・・・・・」という技。
(技の名前を言い終わらないうちに倒されてしまったため、技名の後半は不明)。

「よ〜〜〜し!!こうなったらとっておきを披露してやろう・・・・・・。いっておくがいくら素早く逃げたってムダだぞ!なにしろこのリクーム様のまわりはかなりの広範囲にわたってふっとぶんだ・・・・・・・・・」
と言っているように、よけるのが極めて困難な技です。

技の発動前にたやすくしとめましたが、これもまともな直撃は避けるに値するもので、よけるのが不可能な技に対して最適な対処法だったのではないかと思います。



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特戦隊中堅メンバーの戦闘力を知るもう1つの手がかりとして、「ベジータvsジース」戦があります。

ジースを倒した時のベジータの戦闘力は、どのくらいなのか・・。
ベジータが、ジースにとどめを刺す直前の場面です。

▽ベジータ
「そうさ・・・このオレはサイヤ人の限界を超えてまだまだ強さを増している・・・。実はオレも今、気が付いたんだ・・・。このパワーの伸びはただの天才だけじゃねえって事をな・・・。つまりだ・・・このオレもどんどんと近づいているわけだ・・・超サイヤ人にな!」

この超サイヤ人にどんどんと近づいていると、ベジータが気付きはじめたきっかけの
「サイヤ人の限界を超える」

これは「サイヤ人の限界レベル(サイヤ人の戦闘レベル)を超える」と同じ意味のものです。
よってこの時のベジータは、ナメック星到着悟空(戦闘力60000)と同等の強さを得ていると考えられます。

ジース戦のベジータは戦闘力60000です。

そしてジースを倒した場面。
蹴りでジースをふっとばし、追撃してチョップを脇腹にくらわせ、エネルギー波で消滅させてしまいます。

これはベジータがキュイを瞬殺した時の、パンチ2発でふっとばして衝撃波で粉々にしたものとかなり似ているのではないかと思う。

「ベジータvsジース」の力の差=「ベジータvsキュイ」の力の差

「悟空vsリクーム」
「悟空vsジース&バータ」
「ベジータvsジース」

これは共に「60000vs45000」の瞬殺バトル(33.3333・・・%差)と考えることができます。



■この考え方に基く、戦闘力一覧に掲載した戦闘力

悟空  60000
ベジータ(ジース戦)  60000

リクーム  45000
ジース  45000
バータ  45000

 戦闘力一覧





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