【ドラゴンボール 戦闘力考察関係】

<ナメック星到着悟空の戦闘力 〜ギニューの解釈〜>

−1−

悟空が界王拳で戦闘力を180000に引き上げていく状況とは、赤いオーラの放出と共に髪を逆立てているという外見の中で行なわれているものです。
それをギニューが普通の戦闘力のコントロールだと思いながら見るというのは、あり得るのか。
これはあることではないかと思う。

まず気を強くして戦闘力を高めていく中で、髪が逆立っているという点について。
これは普通の戦闘力のコントロールの中でも見られることです。
第2フリーザ戦でデンデの治療で復活した悟飯が、オーラを放出して戦闘力を引き上げていく時も、髪がバサバサと逆立つような感じになっていました。
またベジータがリクーム戦で、オーラを放出して戦闘力を30000近くにまで引き上げる時も、普段以上に髪がビンビンと上に逆立つような状況になっています。
戦闘力の引き上げと共にオーラが放出して髪が逆立つというのは、普通の戦闘力のコントロールの中でも見られることです。

次にオーラの色が赤色だったということについて。
これは原作ではめずらしい傾向ですが、アニメ版ではギニュー特戦隊が自分の体と同じ色のオーラを出していることを踏まえると、原作だけで見てもありの範囲ではないかと思えます。



−2−

ギニューは悟空が界王拳によって引き上げる戦闘力を基本戦闘力と解釈するところがあります。
これはギニューが悟空を実際よりも強く見立ててしまっているということで、漫画の表現としては異例なもののように思えます。
しかしこれに共通した場面が存在します。
それが天津飯がフリーザ戦ノーマル悟空の強さを見立てた場面。

フリーザに圧倒される戦闘力数百万レベルの悟空とは、天津飯にとっては基本戦闘力として解釈しているものでありながら、実際は10倍界王拳を使用してのものでした。
つまり実際のフリーザ戦ノーマル悟空の基本戦闘力(数十万レベル)は、天津飯の判断している基本戦闘力(数百万レベル)の10分の1でしかなかったということです。

これはナメック星到着悟空の60000という基本戦闘力が、ギニューの見立てる基本戦闘力(85000)よりも下であったというのと同じではないかと思う。

また最終フリーザ戦ベジータ(第3フリーザ以上。推定値250万)。
これも読者視点では基本戦闘力と判断されるものでありながら、実際は界王拳式増幅コントロール(10倍)と推測されるものです。



・フリーザ戦ノーマル悟空  数百万
(※界王様によって事実が発覚する前)

読者&天津飯の視点  界王拳なしの基本戦闘力で数百万
悟空本人  10倍界王拳を使って数百万

・最終フリーザ戦ベジータ(第3フリーザ以上。推定値250万)

読者視点  基本戦闘力であの強さ
ベジータ本人  界王拳式増幅コントロール(10倍)で増幅させた強さ

・ナメック星到着悟空  180000以上

ギニュー視点  基本戦闘力で180000以上
悟空本人&読者視点  界王拳を使って180000以上

・ギニューの見立てた悟空の隠し持つ力  85000

ギニュー視点  基本戦闘力で85000
悟空本人  界王拳を使って85000に上昇する


界王拳(または界王拳式増幅コントロール)によって上昇させた戦闘力が基本戦闘力のように見立てられるというのは、作中の1つのパターンといえるものではないかと思います。




考察メニュー(戦闘力考察関係1)
TOP
inserted by FC2 system