【ドラゴンボール 戦闘力考察関係】

<20倍界王拳の引き上げを決意する前の認識>

−1−

悟空がフリーザの50%状態の戦闘力(20倍界王拳と同格)を認識したのはいつか。

これは悟空がフリーザに大地を切り裂く技を見せ付けられて、
「ま・・・まいったな・・・・・・。勝てねえ・・・・・・」
と絶望する場面ではないかと思う。

フリーザの50%戦闘力とは悟空が界王拳を20倍にまで上げれば倒す活路を見出せると判断するくらいのレベルです。

よって大地を切り裂く技を見せ付けられるより前の10倍界王拳で圧倒されているだけの段階では、悟空はフリーザの50%の強さ(20倍界王拳と同格)ですら認識できていない・・・
つまりフリーザに見抜かれた自らの隠し持つ力(約14倍)でもなんとかなるかもしれないという半信半疑の状態であると考えられます。

これは戦闘力の幅から考えても自然なものとなります。
圧倒可能な戦闘力差とは20〜25%ほどと考えました。
(1回目のベジータVS変身ザーボンなど・・)

そうすると10倍悟空を圧倒できる戦闘力とは、その悟空の20〜25%増でも十分なものとなります。
これは悟空の13倍界王拳(10倍界王拳の30%増)よりも下です。

アニメ版でフリーザがノーマル悟空(本気・10倍界王拳使用)を圧倒する場面。

▽フリーザ
「どうした?ボクはまだMAXパワーの半分どころか3分の1も出してないよ」

これはそれに基きます。

10倍悟空を圧倒するだけの状態から、10倍悟空の2倍レベルの戦闘力(20倍界王拳への引き上げを決意しなければならないだけの戦闘力)を認識するというのはないということです。



−2−

悟空がフリーザの50%レベルの戦闘力(20倍界王拳と同格)を初めて認識できたのは、フリーザに大地を切り裂く技を見せ付けられたことがきっかけです。

悟空がこの技を見て「な・・・なんて技だ・・・・・・・・・!!」と青ざめたことが、
「ま・・・まいったな・・・・・・。勝てねえ・・・・・・・・・」と絶望させる(約14倍の瞬間型限界内界王拳では勝ち目がないと認識する)ことにつながったものと考えられます。

フリーザの50%(MAXパワーの半分)とは、悟空を一瞬で宇宙のチリにできる力です。

そしてフリーザが大地を切り裂く技で、悟空を青ざめさせた場面。

▽フリーザ
「心配しなくていいよ。今みたいなヤツで一瞬に殺したりはしない・・・。そんなんじゃボクの腹の虫はおさまらないからね・・・・・・」

ここから、悟空を一瞬で宇宙のチリにできる力(50%パワー)とは、大地を切り裂く技を放った時に発揮されたと解釈していいのではないかと思う。
それがこの直後に悟空が20倍界王拳を使うしかないと決意するきっかけになります。

▽悟空
「(界王拳を20倍までなんとか引き上げるしかねえ・・・。体が持たねえかもしれねえが・・・。だがあいつが言うように今のあいつの力が本当に50%のものだったら完全にもうどうしようもねえ・・・)」
「(賭けるしかねえ・・・!!たのむ!!今度こそハッタリであってくれ・・・!!!)」

これは悟空がこの時点で認識するフリーザの力(実際の50%)が上限だったら20倍界王拳は倒す切り札となり、その力が本当に50%のものでしかなかったら、完全にどうしようもないという意味になると思う。




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