【ドラゴンボール考察 気と戦闘力の関係】

<現実の体重の概念に置き換わるもの>

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現実の力の加わり方に、同じ力を加えた場合は体重の重い者の方が威力は上になるというのがあります。
体重150sの力士(相撲取り)と体重35sの小学生が片方の手のひらをパーにして重ね合わせ、同じ力で「えい!」と押し合った場合、小学生はふっとんでしまいます。
これは150sの力士の方が入れる力が大きかったからではありません。
あくまで両者の加える力が同じ中で起こる出来事です。
これは物理の「作用・反作用の法則」に基づくものです。

別の例で例えていきます。
45度の斜面が終わってすぐのところに壁があり、そこを20sの球と80sの球を転がした状況を想定します。
同じ45度の斜面なので20sの球が転がるスピードと80sの球が転がるスピードは同じです。
これはどちらも壁に加えようとする力は同じであることを意味します。
しかし壁にぶつかった時の衝撃の大きさは、80sの球の方がずっと大きなものになります。

これは先ほどの150sの力士と35sの小学生では、同じ力で押し合っても威力が異なってくるという性質に共通します。



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現実の力の加わり方とは、同じだけの力を加えるなら体重が重い者の方が威力は上になるというものです。
これはDB世界で、同じ30のエネルギーを消費するエネルギー波なら戦闘力が上の者の方が威力は上になるという性質に似ているのではないかと思う。
つまりDB世界の戦闘力とは、現実世界でいう体重のような機能を果たしているのではないかということです。
ただしこれは大まかなとらえかたで多少のちがいはあります。

現実では一定以上のパワーを発揮するためには、一定以上の体重(それにともなった筋肉質の肉体)が必要となります。
DB世界では体重が軽い者でも戦闘力を上げていけば、どんどんと強いパワーが発揮できるようになっていきます。




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