【ドラゴンボール考察 気と戦闘力の関係】

<体格と気の強さ(念との類似要素)>

同じ戦闘力なら、ナッパやリクームやコルド大王のような筋肉質の者の方が、パンチ力は上になります。
これはパンチ力が「気の強さ+筋力」であることを意味します。

これに似た理論のものが『H×H』の念でも見ることができます。
『H×H』の念とは『DB』でいう気のようなものだと判断されます。
これは『DB』の現戦闘力概念で肉弾戦の攻防時から「気の集中」という技術が使われているのが、『H×H』の念能力者の戦闘の常套手段のようなものという点からも伺えるように思う。

『H×H』においてのパンチ力とは、生身のパンチ力と念能力による強化の合計です。
(「クラピカvsウボォーギン」の戦闘中の回想シーンの、クラピカの師匠の解説より)。

これはクラピカが体格で圧倒的に劣る中で念でコブシを最大限にまで強化し、鎖で捕えたウボォーを強制的に絶にして念の強化度を0にした上で、パンチでダメージを与えていた内容に相当します。

『DB』も『H×H』も、パンチ力が「気(or念)+筋力」であるという点は共通しています。
しかし両作品では肉体の優劣(筋力)が戦闘に及ぼす影響の大きさという点で、大きなちがいがあります。

『DB』の場合、圧倒的な体格差でも気の強さ(戦闘力)が同じなら、現実のボクシングでいう同階級での互角の試合内容の中での、パワー型戦士とスピード型戦士に近い感じになります。
(セルジュニアとコルド大王が同じ戦闘力なら、互角の闘いになることが予測されることなど)。

しかし『H×H』では、念の強さ(DBでいう気の強さ)が同じでも、体格に大きな優劣があった場合、現実で大きな体格差がある者同士が闘った時に近いものとなります。
(クラピカとウボォーギンが同じ念の強さの状態で闘ったら、クラピカはかなり不利になると予測されることなど)。

つまり『H×H』では、大きな体格差の中で対等に闘うには、念(気)の強さでかなりの差をつけなければならないということです。

体格の優劣が戦闘に与える影響の大きさという点では、圧倒的に「H×H>DB」ですが、体格がパンチ力などに関連するという点では共通します。




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