【ドラゴンボール考察 気と戦闘力の関係】
<戦闘力と攻撃力(物理的パワー)の関係>
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戦闘力(戦闘力数値)とはどのような強さを示すものなのか。
これには2つの見方があります。
1つ目が攻撃力の高さを示すというもの。
2つ目が攻撃力とスピードの総合的な強さを示すというものです。
果たしてどちらなのか。これは後者ではないかと思う。
戦闘力のもう1つのの意味となるパワー反応。
(悟空たちの感じる「気」と同じもので、パワーとも表現される)。
これはスピードも含まれる力です。
そうすると戦闘力数値もスピードを含む性質のものとなるのではないかと思う。
では戦闘力とは異なる攻撃力(物理的パワー)とはどのようなものなのか。
これは超1−3のパワー重視となる要因が、筋肉がつきすぎた肉体であったことから、肉体の筋肉質度に左右されるものではないかと思う。
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肉体の筋肉質度によって物理的パワー(攻撃力)が変化するとはどういうことか。
これは同じ戦闘力だった場合、肉体の筋肉質度が上の者の方が物理的パワーは上になるということではないかと思う。
仮に戦闘力が同じでコルド大王並の体格の者とセルジュニア並の体格の者が存在した場合、パンチやキックの威力(物理的パワー)は、コルド大王並の体格の者の方が上になります。
「戦闘力+肉体の筋肉質度=攻撃力(物理的パワー)」
しかし超1−3の特徴から考えられるように、肉体の筋肉質度によって高めた物理的パワーとは、スピードを犠牲にしたものとなります。
超1−1が物理的パワーとスピードのバランスが一番いいというのも、超1−2なら失敗作とまではならないが超1−1と比較すると物理的パワーに比重がある形態だからと考えられます。
よって同じ戦闘力で片方が筋肉質度によって物理的パワーが上となった場合、もう片方はスピードで上になることになります。
リクームやナッパなど筋肉質度が高い戦士は、物理的パワー(攻撃力)を持ち味とするタイプと考えていいように思う。
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肉体の筋肉質度による物理的パワーの優劣は、体格の大小による優劣と置き換えることもできます。
現実の格闘技でも重量級の選手の方が高い威力の攻撃を繰り出すことができ、そのかわりに軽量級の選手はスピードのある動きを得意とします。
「ピッコロvs17号」は重量級と軽量級の対決構図がそのまま現われたような闘いとみていいように思う。
戦闘中盤の場面。
▽ピッコロ
「スピードは相当のもんだ・・・。だがパンチには重さがたりないようだな」
この17号のスピードで分があるという特徴は、17号が軽量級の体格である事が反映されたものではないかと思う。
そしてピッコロのパンチが17号よりも重いという特徴。
これはピッコロが重量級の体格である(17号よりも大柄で筋肉もガッシリしている)事が反映されたものだと考えられます。
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「ピッコロvs17号」戦のピッコロがパンチの重さなら分があるという特徴。
これは「ピッコロが物理的パワーで分がある」と置き換えることができるものではないかと思う。
物理的パワーとは、スピードを切り離して解釈する攻撃破壊力を意味するものです。
そして超1−3トランクスの物理的パワーの高さをイメージする中に、当たったらかなりのダメージになることが予測される「破壊力のあるパンチ」というのがあります。
超1−3トランクスの破壊力のあるパンチとは、超筋肉質の肉体を特徴とするもので、「パンチに重さがある」と表現していいように思う。
「パンチに重さがある」とは、物理的パワーに長けた戦士の特徴として考えることができます。
ナッパやリクームやコルド大王など物理的パワー型戦士のパンチというのも「パンチに重さがある」と表現していいように思う。
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