【ドラゴンボール考察 気と戦闘力の関係】

<気を感じる感覚>

スカウターの戦闘力計測ほどの精密制はない気を探る能力による強さの判断とはどのようなものなのか。

この気を探る能力で相手の強さを判断するという概念が最初に作中に出てきたと推測するものとして、占いババの館で仮面男との対戦が始まろうとする場面があります。

▽亀仙人
「あやつの声に聞き覚えがある・・・・・・。どこかで会った事があるような気がするのじゃが・・・・・・ どうも思い出せん・・・・・・。すごいやつだというのは気配でわかるんじゃが・・・・・・・・・」

この言葉から受ける印象として、気を探る能力による強さの判断とはかなり漠然的なものというのがあるのではないかと思う。


次に見ていきたいのが悟飯たちがナメック星に到着したばかりの場面です。

悟飯「クリリンさん・・・・・・。あっちに強い気が・・・・・・」
クリリン「気?」
「・・・・・・・・・・・・・・・・・・。ほ・・・ほんとだ・・・!!」
悟飯「たくさん感じますよ・・・・・・・・・」
クリリン「あ・・・ああ・・・・・・。しかもやたら強そうなすごい気ばかりだ・・・・・・。
ど・・・・・・どういうことだ・・・・・・・・・?」
ブルマ「やーーね。なにいってんの。それナメック星人よ。神様やピッコロがあの強さなら本家のナメック星人がすごい気だってちっとも不思議じゃないわ!」
悟飯「で・・・でも・・・ちょっと・・・・・・・・・」
クリリン「・・・・・・ちょっと邪悪な感じの気だよね・・・」
ブルマ「だいじょうぶだってば。界王様もいってたじゃない。ナメック星人は本来おとなしいとかなんとか・・・。
それにそっちの方向ならほら!レーダーの反応でボールが4つ集まってるところじゃない?」
クリリン「そうか!そうだよな!なーーんだ!ナメック星人たちなんだよ!」
ブルマ「さあそのナメック星人さんにお会いしましょ!」
クリリン「はっはっは。びびって損しちゃったな!」


この時にクリリンたちが感じたフリーザ一味の気(その中の1つはフリーザの気)とは、「ナメック星人たちだろう」という結論ですませてしまえる程度のものです。
そしてこの段階では一般兵士たちの気もザーボン&ドドリアの気もフリーザの気も似たような感じでとらえられていると思われます。

次に洞窟を見つけた直後にその前をフリーザ一味が通過した場面です。

クリリン「ご・・・悟飯・・・。見たか・・・?前から2番目に飛んでた変なやつ・・・」
悟飯「は・・・はい・・・・・・。み・・・見ました・・・。
も・・・ものすごい力を感じました・・・・・・」
クリリン「あ・・・・・・あのチビ・・・・・・。ベ・・・ベジータよりもっと・・・もっととんでもないかもしれない・・・・・・。み・・・見た瞬間に金縛りにあっちまった・・・・・・。ほ・・・他にもすげえのがいたみたいだけど・・・あ・・・あいつは桁違いだった・・・」


この時点でクリリンたちは初めてフリーザがとんでもないやつだということを認識できています。

そしてクリリンたちがムーリ村に到着して岩の上からフリーザ一味の様子を見始めた場面。

▽クリリン
「ほ・・・他のやつらはともかく・・・。あ・・・あの3人・・・・・・。と・・・特にあの丸いのに乗ってるやつ・・・。お・・・おっそろしく強い気だ・・・」


ここから気を探る能力による強さの判断とは、距離によって正確さに大きな差が出てくるものと考えられます。

スカウターの戦闘力計測とはどの距離から測っても数値に変化はありません。
しかし気を探る能力による強さの判断とは漠然的なものであり、距離によってかなりの差が出てきます。




考察メニュー(気と戦闘力の関係)
TOP
inserted by FC2 system