【ドラゴンボール考察 気と戦闘力の関係】

<スカウターの2つの機能の関係>

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スカウターの「居場所測定機能(パワー反応のキャッチ)」と「戦闘力数値の計測機能」
この2つの機能の関係について考えていきます。

ここで見ていきたいのが、ベジータvsキュイ戦の様子をザーボンがスカウターで伺っていた場面。

▽ザーボン
「こ・・・故障だとは思うが・・・ベジータにセットしたスカウターの数値が に・・・22000を超えたあたりで・・・・・・」

ザーボンがベジータの戦闘力数値を計測する前段階の動作として、
「スカウターをベジータにセットする」というのがあります。

これは対象者に対する照準合わせを意味するものではないかと思う。

ラディッツが農家のおっさんの戦闘力(5)を計測する場面(17巻・40頁・3コマ目)。
ラディッツがピッコロの戦闘力(322)を計測する場面(17巻・45頁・2コマ目)。
ラディッツがピッコロとの2度目の対面で重装備を脱いで戦闘力が408に引き上がったのを計測した場面(17巻102頁・5コマ目)。

このような視界先にいる者の戦闘力数値を計測するケースでは、いずれも液晶画面のカーソル(矢印)を液晶画面越しに写る対象者に合わせるという動作が行われています。

これが対象者に対する照準合わせというものではないかと思う。



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ここで改めて考えたいのが、スカウターは居場所がわからない者の戦闘力数値の計測は行えるのかということ。
しかし普通に考えてそれはないのではないかと思います。

レントゲン写真を撮るためには検査を受ける者の人体という解析元を通して行われます。
スカウターの戦闘力数値計測もそれと同様で、対象者という解析元(その地点)をスカウターが認識していることが前提となるのではないかと思う。

そして戦闘力数値の解析元となっているのがパワー反応(生命反応)といったものではないかと思います。
パワー反応のキャッチが気配の感知と同じということは、それ自体が大まかな強さの判別が可能なものとなります。
それによってラディッツが大量の地球人の中から悟空やピッコロのような強い者のパワー反応(戦闘力数値の解析元)を区別して見つけ出すことが可能となります。

「大まかな強さが判別できるパワー反応のキャッチ(対象者の居場所の把握)」
     ↓
「戦闘力数値の計測」

これが「居場所の測定(パワー反応のキャッチ)」と「戦闘力数値の計測」という2つの機能を併せ持つスカウターのメカニズムではないかと思います。




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