【ドラゴンボール考察 気と戦闘力の関係】
<現戦闘力概念の特徴>
かめはめ波のような必殺技を放つ時に戦闘力が上昇するという特徴は過去の旧設定時のもので、現在はなくなっていると考えるのはなぜか。
ナメック星で悟飯とクリリンが偵察隊2人組に遭遇した場面を見ていきます。
[岸向かいに遭遇した偵察隊2人組が舞空術で浮きながら岸を渡ってくる]
クリリン「おい。気配を殺しながら気をためておけ・・・」
悟飯「は・・・はい」
偵察隊1(小柄)「けけけっ。見たかよ。こいつら戦闘力なんぞほとんどねえゴミだぜ。ただの旅行者か・・・」
偵察隊2(大柄)「へっへっへっ。逃げられちゃ楽しみがなくなる。とりあえずあの宇宙船をやれ」
[偵察隊1がビームガンで悟飯たちの宇宙船を破壊!]
悟飯・クリリン「「あっ!!!!」」
クリリン「うっ 宇宙船がっ!!!」
偵察隊1(小柄)「はーーっはっはっは!!運の悪いやつらだぜ!こんな時にこんなころへ来るとはよ!!」
ブルマ「ひいいい・・・!」
クリリン「悟飯・・・。気を開放しろ・・・!こいつらたいしたヤツじゃない!」
偵察隊1(小柄)「おい聞いたかよ」
偵察隊2(大柄)「ふはははは!たいしたヤツじゃないってオレたちのことか?」
クリリン「やるぞ!!!」
悟飯「はいっ!!!」
[悟飯とクリリンが気を開放していく]
《ズオオオ・・・》
[偵察隊のスカウターが反応して戦闘力が上昇していく]
《ピピピピピ・・・!!》
偵察隊1(小柄)「へ!?」
偵察隊2(大柄)「な・・・なんだ・・・!?こっこの戦闘力はーー!!」
そして悟飯とクリリンは偵察隊2人組をたちまち瞬殺してしまいます。
この場面を整理しながら考えていってみたいと思います。
まずクリリンが最初に言った
「気配を殺しながら気をためておけ」
これはどのような意味のものなのか・・。
まず「気配を殺す」の意味について。
これはスカウターに感知されている戦闘力数値を観光客レベルにまでおさえている状態です。
つまり地球の戦士たちが得意とする「戦闘力のコントロール」(
自然値
よりも低く下げる)です。
そして「気をためておけ」の「気」とは19号・20号の吸収対象でもある「エネルギー」。
そうすると「気配を殺しながら気をためる」とはどのような意味になるのか・・。
「気配を殺しながら」=「気配を殺した状態を維持しながら」
つまり「気配を殺しながら気をためる」とは、
「戦闘力を観光客レベルにおさえた状態を維持しながら気をためていく」
という意味になります。
これは言い換えると
「気をためることは戦闘力の上昇につながらない」
という意味になるのではないかと思う。
気をためても戦闘力は上昇しないとすると、戦闘力が上昇する要因とはなにか。
これは「悟飯・・・。気を開放しろ・・・!こいつらたいしたヤツじゃない!」と言って戦闘力を上昇させていった、
「気を開放する」といったものではないかと思います。
後のグルド戦でもクリリンの「気を開放しろ!!!」のかけ声と共に戦闘力を上昇させていき、
バータたちに「変身もしないで戦闘力を変化させる種族とはめずらしいな」と驚かせています。
「気配を殺した状態から気を開放する」
これが観光客レベルから1500相当にまで戦闘力を上昇させた
「戦闘力のコントロール」というものではないかと思います。
「気配を殺しながら気をためておけ」=気をためても戦闘力は観光客レベルのまま変化しない
「気を開放しろ・・・!」=観光客レベルにおさえていた戦闘力が上昇する
スカウターの戦闘力数値の大小に関わる技術・・・「気配を殺す」「気の開放」
戦闘力の数値が変化しない中で行える技術・・・「気をためる」
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