【ドラゴンボール考察 気と戦闘力の関係】

<「気(気配)=戦闘力 ではない」>

「気(気配)=戦闘力 ではない」と考える理由とはなにか。
それは明らかに戦闘力のコントロールができないと判断される者まで、気の強さを上げて相手を驚かすことができているという点にあります。

地球に来襲したベジータとナッパに戦闘力をコントロールする能力はありません。

そしてナッパが地球の戦士たちと闘うために前ヘ出てきた場面。

ナッパ「へっへっへ・・・。せいぜい楽しませてくれよ・・・」
「はああああ・・・・・・」

[ナッパが力を込めていく]
《ズゴゴゴゴゴ・・・・・・》

天津飯「う・・・うう・・・・・・!!!だ・・・大地がふるえている・・・・・・!!!」
餃子「て・・・天さん!!!ボ・・・ボクの超能力が効かないっ!!!」
クリリン「そ・・・そんな・・・!!!」
悟飯「う・・・うわあああ・・・!!!」
ピッコロ「こ・・・これほどまでとは・・・・・・!!!!」


この地球の戦士たちの驚き方から、明らかにナッパが力を込める前と後で強さの評価(気の強さ)が変化したものと思われます。


続いてベジータが本気を見せた場面。

ベジータ「ではこのオレがキサマの死に土産に見せてやろう・・・。超エリートサイヤ人の圧倒的パワーを・・・!」
「は――――っ!!!」

[ベジータが力を込め始める]
《ズゴゴゴゴゴゴ・・・・・・》

悟空「な・・・なんて気だ・・・!!ま・・・まるで地球全体が揺れてるみてえだ・・・!!」

これもベジータが本気を見せようと力を込めたことで、悟空が「な・・・なんて気だ・・・!!」と驚いていることから、明らかに感じる気の強さが変化したものと思われます。


次にフリーザ戦です。

第2フリーザが逆上悟飯に打ちのめされて気を上げていく場面。

悟飯「ま・・・まさか・・・。気・・・気の力がどんどん強くなっていく・・・!!」
ベジータ「こ・・・こんなことが・・・。ヤ・・・ヤツが戦闘力をコントロールできるとは・・・!!」

悟飯やベジータがフリーザが戦闘力のコントロールができることを知ったのは、フリーザが第2形態に変身してからです。

そうすると第1フリーザが力を込めて気を強くしていく場面。

フリーザ「くっくっく・・・・・・。なにを言い出すかと思えば・・・。どうやらわたしの恐ろしさを忘れてしまったようだな・・・。思い出させてやるぞ!!!!」

[フリーザが力を込め始める]
《グゴゴゴゴゴ・・・》

ベジータ「・・・ぐ・・・・・・」
悟飯「そ・・・そそ・・・そんな・・・・・・」
クリリン「あ・・・あ・・・あいつ・・・・・・。こ・・・ここまでものすごいとは・・・・・・」

[空を飛んでフリーザとの決戦場に向かっていくピッコロ] ※ネイルと出会う前

ピッコロ「でかい気がさらにバカでかくなった!!いよいよフリーザってのが動き出したか!!」

――中略――

[フリーザが力を込め終わる]
《シュウウ・・》

悟飯「・・・・・・」(ガタガタと震える悟飯)
クリリン「な・・・な・・・なんて気だ・・・。か・・・勝てるわけ・・・な・・・ないぜ・・・・・・」


この第1フリーザが気を強くしていったのは、戦闘力のコントロールではないということになります。
よってこれも地球に来襲したベジータやナッパと同じく、戦闘力のコントロールとは異なる気の強さの上昇と考えられてくるように思う。

これらの場面から考えられることはなにか。
それは「気の強さが上がっていく=戦闘力の上昇 ではない」ということではないかと思う。
これは悟空たちは戦闘力を認識しているわけではないことを意味します。




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