【ドラゴンボール考察 気と戦闘力の関係】
<気のコントロール>
−1−
「気のコントロール」と「戦闘力のコントロール」は、異なる意味で解釈されるものです。
大猿ベジータにボロボロにされた悟空が、クリリンに元気玉を作るための元気(放電状の気)を渡した場面。
▽悟空
「そ・・・そいつを手のひらを上に向けて集中させてくれ・・・。玉ができる・・・。(中略)
がんばってくれ・・・。こ・・・この気のコントロールは悟飯じゃできない・・・」
これは明らかに、戦闘力のコントロール(戦闘力を
自然値
よりも引き下げる)とは異なるものと判断していいのではないかと思う。
元気玉を作るための気のコントロール(放電状態の気から、球状の気に変化させるコントロール)とは、戦闘力のコントロールができるサイヤ人戦の悟飯でもできないものです。
またビーデルが悟飯に舞空術を教わる時に習得した気のコントロールも、戦闘力のコントロール(戦闘力を
自然値
よりも引き下げる)とは異なると判断されるものではないかと思う。
−2−
この「気のコントロール」の「気」とはなにか。
これはエネルギーを意味するものではないかと思う。
悟飯がビーデルと悟天に舞空術を教える場面。
悟飯「え〜〜。ではふたりに舞空術、つまり空の飛び方を教えます。これは気のコントロールだけなので、そんなに難しいことではありません」
ビーデル「キのコントロール? ねえ、キってなんなのよ・・・」
悟飯「え!? 気・・・って・・・。そうか。キミたちのところじゃ言い方がちがうのかな。ほら、体の中にあるかくされた
エネルギー
というかパワーというか・・・」
ここから気のコントロールの「気」とは、エネルギーを意味するものだと考えられます。
それに対して戦闘力のコントロールとは、ミスター・ポポの「心を無にする」という教えに基くもので、気(気配)を消したり弱めたりといったものです。
「気のコントロール」と「戦闘力のコントロール」の意味が異なるのは、「気のコントロール」の気がエネルギーを意味するものだからと考えられます。
これも「気=戦闘力 ではない」という見方をする1つになります。
戦闘力のコントロール・・・・・気(気配)の強弱のコントロール
気のコントロール・・・・・気(エネルギー)を自在に操るコントロール
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