【ドラゴンボール考察 気と戦闘力の関係】

<片腕を負傷した超2悟飯の戦闘力>

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超2悟飯が復活セルの攻撃からベジータをかばって片腕を負傷してしまった時の気は半分以下です。

悟空があの世から話しかけてきた場面。

▽悟飯
「だ・・・だけどいまのボクは・・・片方の腕しか使えないし、気だってもう半分以下に・・・」
より。

この「気が半分以下」の「気」とはなにを意味するのか。
以前の考えは、これを気の大きさ(気配の大きさ)が半分以下で、戦闘力も全開時の半分以下になっているというものでした。
つまり片腕負傷の超2悟飯は復活前のセルよりも劣るという見方です。

しかし現在はそうでないと考えます。
この「気が半分以下」の「気」とは、エネルギーを意味するものではないかと思う。

エネルギーとはダメージを受けることでも消費していきます。
この時の悟飯はベジータをかばって片腕を負傷した時のダメージによって、エネルギーが半分以下になってしまったと考えられるように思う。
そしてその大幅なエネルギーの減少によってMAX戦闘力を維持できない状態になっていたと考えられます。



―2―

ではこの時の悟飯の戦闘力はどのくらいなのか・・。

これはMAX戦闘力の圧倒1つ分下くらいでみるのが適切ではないかと思う。

これに類似したものとして、第23回天下一武道会でピッコロが最後の賭けの大技(パパイヤ島全体を荒野に変えた技)を放った後の場面を見ていきます。

▽悟空(ピッコロの最後の賭けの大技を耐え切る)
「もうおめえに勝ち目はねえ・・・!今ので残った全ての気を使い果たしちまったはずだ」


この「気」はエネルギーを意味するものと考えられます。
そしてこの時のピッコロは悟空に圧倒されていたとはいえ、それでも天津飯・クリリン・ヤムチャが3人がかりでかかってきてもまとめて倒すほどの力を残していました。

よってこの時のピッコロは、MAX戦闘力の圧倒1つ分から瞬殺1つ分下くらいの戦闘力は維持できていたと考えられるのではないかと思う。

「悟空>ピッコロ(最後の賭けの大技で気の大半を使い果たす)>天津飯」

これらから、片腕を負傷した超2悟飯の戦闘力も全開時の圧倒1つ分ほど下と判断します。

またナッパに片腕を切断された天津飯の戦闘力のダウン幅もおよそそのくらいの範囲でみていいのではないかと思う。
そうすると気功砲の威力もそれなりに維持されることになってきます。

第1フリーザに片腕をもぎ取られたネイルの戦闘力ダウン幅もおよそこの辺を目安に考えます。



−3−

片腕を負傷した悟飯の戦闘力ダウン幅が圧倒1つ分ほど下という見方。
これは話の流れからしても適切なものではないかと思う。

もし片腕負傷超2悟飯の戦闘力が半分以下だったとすると、その悟飯のかめはめ波は復活前セルの全力のかめはめ波にも押し負けるものとなってしまいます。
これではセルのパワーアップがいまいちいかされないストーリーとなってしまいます。

自分が思うこととして、悟飯とセルのかめはめ波のぶつけ合いとは、ラストを締めるのに相応しいシリーズ最高レベルのものと見た方が適切ではないかというのがあります。

決着がつく話の第416話「かめはめ波対かめはめ波 最後の決戦」
このタイトルに相応しいシリーズ最高レベルの力のぶつかり合いなのではないかと思う。

超2悟飯の戦闘力ダウンを圧倒1つ分ほどと考えると、復活セルが全力を出してぶちのめすのにちょうどいいくらいとなります。
復活セルがベジータの不意打ちエネルギー波をくらう直前に「さらばだ!!!!」と言って一気に勝負を決めようとして出そうとした力は全力(またはほぼ全力)といえるものだったのではないかと思う。

片腕負傷超2悟飯の戦闘力ダウンは圧倒1つ分ほどというのがここでの結論です。




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