【ドラゴンボール考察 気と戦闘力の関係】

<エネルギー吸収によるパワーアップ>

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エネルギー吸収によるパワーアップとはどのようなものか。
エネルギーとは「体力」にあたるもので、相手の戦闘力のマイナス分が自らの戦闘力としてプラスされるものではないと考えました。

超悟空が19号にかめはめ波を放って戦闘力ダウンしたのは、序盤の肉弾戦やかめはめ波を含めて、MAX戦闘力を維持することが不可能なエネルギー残量に達してしまったからです。
第23回天下一武道会で悟空が放った超かめはめ波や、フリーザ戦で超悟空が放ったかめはめ波のように、撃ち終わっても十分なエネルギー(体力)が残っていれば、戦闘力ダウンすることはありません。
もし19号戦の悟空が心臓病ではなく体力全開の状態でかめはめ波を放ち、19号に吸収された場合、超悟空に戦闘力の変化はなく、19号はパワーアップすることが予測されます。

その上で、エネルギー吸収による各パワーアップケースを考えていきます。

19号が超悟空のかめはめ波を吸収してパワーアップしたケース。
19号が超ベジータの両腕をつかんでエネルギーを吸収してパワーアップしたケース。
20号がピッコロのエネルギーを吸収してパワーアップしたケース。
第1セルがピッコロの腕エネルギーを吸収してパワーアップしたケース。

これらは圧倒1つ分(またはそれ以内)くらいで考えるのが適しているのではないかと思う。

エネルギー吸収によるパワーアップは、相手の戦闘力の高さや戦闘力の減少とは、切り離して考えられるものです。



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次に一般人のような戦闘力の低い者のエネルギーをたくさんの人数から吸収したケースについて見ていきます。

最初に第1セルがたくさんの人間を吸収してパワーアップしたケースについて。
それを考えるにあたり、セルが尻尾から吸収している物質の呼び名について整理します。

セルがピッコロの片腕から吸収した場面。

▽セル
「よろこべ。おまえほどの生体エキスを吸収すればわたしはかなり完全体に近づくことができるぞ!」

そしてピッコロがセルから秘密を聞き出して片腕を再生した場面。

▽ピッコロ
「セル・・・。きさまに吸い取られた片腕ぶんのエネルギーを計算しても、まだオレの方が実力は上・・・。覚悟するんだな」

この場面から「生体エキス=エネルギー」と考えられます。

続いてセルがピッコロたちの場から逃げ出して林を走っていく場面。

▽セル
「・・・さて、この近くに町があるはずだ。安心してじっくりと生体エネルギーをいただくとするか!ピッコロたちが気付けばまた場所を移すだけ・・・」

そしてパワーアップした第1セルがピッコロにとどめを刺そうとする場面。

▽セル
「くっくっく・・・。どうも強くなりすぎてしまったようだな・・・。はりきって必要以上の人間どもを殺してエネルギーをいただいたからな・・・」

この場面から「生体エキス=生体エネルギー=エネルギー」と考えられます。

セルの吸収している生体エキスとは、エネルギーを指すものと考えていいように思う。



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第1セルがパワーアップするまでに吸収した人間の数は数十万です。

ピッコロが見ていたTV中継。

▽アナウンサー
「・・・この謎の悪魔はあいかわらず神出鬼没ですでにその被害者は数十万人ともいわれております!!」

ここで考えたいのは、セルのエネルギー吸収によるパワーアップは、吸収された人間 数十万人分の戦闘力が加算されたものなのかということ。

しかし一般人の戦闘力は「5」です。
(ラディッツに殺された農家のおっさんより参考)

セルに吸収された数十万人を50〜60万人ほどと考えると、戦闘力の合計は250万〜300万ほどになります。
しかしセルの戦闘力の上昇幅から見て、単純に人間たちの戦闘力がプラスされているだけとは考えにくいように思う。

「セルのエネルギー吸収によるパワーアップは、戦闘力が加算されていくものではない」

これは言い換えると、
「セルは人間たちの戦闘力を吸収しているわけではない」
という意味になります。

そうすると19号・20号がパワーアップするために吸収している気(エネルギー)というのが、戦闘力ではなく体力につながるものという考えにつながってきます。



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もう1つ例を上げたいと思います。

ブウ編でヤムーとスポポビッチが奪ってきた悟飯のエネルギーをバビディが魔人ブウの玉に注入した場面。

バビディ「な・・・なんと!!!たった1回でこれほどのエネルギーが・・・!!!一気に半分近くも集まってしまったよ・・・!!」
ダーブラ「なんですと!?」
バビディ「ヤムーとスポポビッチは何百人もから集めてきたの!?」
ダーブラ「さあ・・・聞いていませんでしたが・・・」

超サイヤ人の悟飯のエネルギーをバビディは何百人分のエネルギーと言っています。
ヤムーたちにエネルギー測定器を持たせて天下一武道会に参加させたことから、一般人ではなく強い武道家をターゲットに命じたものだったかもしれません。
とりあえずこのバビディの言う数百人のレベルをタンバリンが盗んだ天下一武道会参加者名簿クラスとします。

しかしその水準の武道家レベルで計算したとしても、数百人分の戦闘力合計で超サイヤ人の悟飯に相当するということはまずあり得ません。
亀仙人(139)の500人分の合計戦闘力でも69500です。

これも第一セルが地球人 数十万人分を吸収してパワーアップした時と同じく、エネルギー量が単純な戦闘力加算方式では説明がつかない部分ではないかと思う。



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次に元気玉のケースから考えていきます。
界王神界で悟空が地球人全員にギリギリまで元気を分けてもらうことが、チビブウを倒す元気玉を作るのに必要不可欠だった要素。
これも地球人全員の戦闘力をプラスするのでは説明のつかないもので、やはり第1セルのエネルギー吸収パワーアップに類似するものではないかと思う。

ここで元気玉の元気についての性質を考えていきます。

サイヤ人との決戦を翌日に控え、界王様が元気玉について語る場面。
(元気玉のテストを成功させた後)

▽界王様
「何度もくどく言うようだが、元気玉は草や木、人間や動物、はては物や大気に至るまでのあらゆるエネルギーをほんの少しずつわけてもらい、それを集合して放つ技・・・・・・。
こんな小さな星の元気玉ですらあの破壊力じゃ・・・・・・」

ここから、元気玉の元気とは、エネルギーであると考えられます。
よって元気玉は、たくさんのエネルギーをわけてもらう技ということになるように思う。

次に界王神界でベジータが地球人たちに元気玉の元気の協力を呼びかける場面。

▽ベジータ
「そこでおまえたちの力を借りたい・・・!!手を空に向けて上げろ!!おまえたちの力を集めてブウを倒すんだ!!
かなり疲れるが心配するな!おもいきり走った後と同じようなもんだ!
さあやれ!手を上げろ!!」

ここから、元気玉の元気を分ける行動とは、体力の消費につながるものだと考えられます。

「エネルギー=体力」
そして元気玉の元気は、エネルギー(=体力)。
よって元気を分ける行動とは、体力の消費につながるものとなります。

映画「極限バトル〜」の元気玉を吸収してパワーアップした悟空というのも、いわゆるエネルギー吸収によるパワーアップとなるものではないかと思う。


■一般人のエネルギー吸収が、単純な戦闘力加算では説明がつかない強力な力を生むケース

・第1セルが数十万人の人間を吸収してパワーアップしたケース
・地球人全員の元気をギリギリまで分けてもらうことが、チビブウを倒す元気玉を作るのに必要不可欠となるケース





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