【ドラゴンボール考察 気と戦闘力の関係】

<気配を探る能力の原点>

気を探る能力を持つ者やスカウターに居場所を把握されないようにするための
「気配を消す」という能力の原点はどこか・・。

これは悟空が初めて天界に行った時にミスター・ポポに教えられた
「空のように静かにかまえ、雷よりも速く動く」
の1つとなる「心を無にする」というものではないかと思う。

ポポが心を無にするお手本を見せた場面。

▽悟空
「す・・・すげえ・・・。ほんとに静かだ・・・。ま・・・まるで気を感じねえ・・・」

この場面から、気を消している状態とは、心を無にしている状態と考えられます。

次に第23回天下一武道会の予選で悟空がチャパ王との対戦をむかえた場面。

ヤムチャ「な・・・なんてことだ・・・。悟空の気配がまるで感じられん・・・」
天津飯「完全に無になっている・・・。それに気づかんようではチャパ王は勝てん」
クリリン「すげえな・・・」

この場面から、
「気配を消す技術」=「心を無にする技術」
と考えられます。

クリリンが気配を消す(戦闘力を0にする)技術を身に付けたのも、サイヤ人戦に向けた天界修業の時と考えられるように思う。
そして悟飯が同様の技術を身に付けたのも、ピッコロとの修行中ということで内容的にも適切なものとなってきます。

また悟空がフリーザとの序盤の攻防で水中から奇襲をしかけようとした場面。

▽悟空
「(ヤツはオラたちみてえに気だけで相手の位置を探ることはできねえようだ・・・。あくまでも目で見て探っている・・・)」

これはミスター・ポポが悟空に言っていた
「おまえ目だけでものを見ようとするからさっきのポポの動きが見えない。気配やわずかな空気の動き、それに勘。見るでなく感じるんだ。これ大事」

これに当たるものではないかと思います。


ただし悟空が気を探る能力を初めて身に付けたのが天界修業の時というわけではありません。

超神水でパワーアップした直後の場面。

▽悟空
「ものすげえ妖気を感じる・・・。ピッコロ大魔王があっちにいる・・・」

これもミスター・ポポが教えたものよりは難易度の低い気を探る能力と考えられます。




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