【ドラゴンボール考察 気と戦闘力の関係】

<気とはなにか>

悟空たちが相手の居場所や強さを判断する時に用いている「気」とはなにか。

サイヤ人との決戦の場に悟空が急接近してきた場面を振り返ります。

ピッコロ「!? な・・・なんだ!?こ・・・この気は・・・!?とんでもない気が遠くから近づいてくる・・・!!」
悟飯「ホ・・・ホントだ・・・。す・・・凄いけどなつかしい気・・・!!」
ナッパ「けっ!!!わけのわからねえこと言いやがって・・・!!」
ピッコロ「ヤツしかいない・・・。孫悟空だ!」

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ピッコロ「孫悟空だ!!!孫悟空がやってくるぞーーっ!!!必ずやってくると思っていたぞ!!待たせやがって!!」
悟飯「お・・・おとうさんがきてくれる・・・!!!はやく!!はやく!!!」
ナッパ「カカロットが・・・!?どこだ・・・!!」
ベジータ「こいつらには気配でわかる不思議な力がある・・・。カカロットか。どれ・・・」

[ベジータ、足元に置いていたスカウターを装着して計測ボタンを押す]

この場面から、地球の戦士たちが相手の強さや居場所を把握する時に用いられている「気」とは「気配」と考えられるように思う。

そうすると気を探る能力を持つ者やスカウターをつけている者に居場所を把握されないようにする「気を消す」という技術とは、「気配を消す」というものだと考えられてきます。

例を上げていきます。

ジンジャータウンの決戦で、セル(第1形態)が太陽拳でその場から退散して、ピッコロが追跡した場面。

▽ピッコロ
「・・・ち・・・・・・!気配を消してやがる・・・・・・。あいつ・・・・・・そんなことまでできるのか・・・!!!」

ナメック星に到着したクリリンたちが、その直後にベジータの宇宙ポッドが着陸したのを目の当たりにした場面。

▽クリリン
「悟飯っ!!!気配を消せっ!!!さとられるぞっ!!!」

「気を消す」=「気配を消す」です。


またクリリンと悟飯がフリーザ一味の向かったムーリ村へと向かっていく場面。

▽クリリン
「悟飯。なるべく気を抑えながら急ぐんだ!」

この「気を抑える」という戦闘力の引き下げに通じる技術。
これは自分の意志で気配を弱めている状態といえるのではないかと思う。

その証明となるのが、セル(第1形態)がジンジャータウンから逃げていった場面。

▽トランクス
「さがせるでしょうか・・・。あいつもピッコロさんの予想以上の強さを知ってうまく気配を殺しながら人々を襲うんじゃないでしょうか・・・・・・」

これもそれを示します。




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